金森正臣先生のカンボジアの文化・教育・食べ歩き体験記
金森先生のカンボジア日記
シダを食べる
2009年05月14日 / 食
シダを食べる 2009.5.14. 金森正臣
久しぶりに海岸の町、シアヌークビルに観察に出かけた。手前にあるレアム国立公園は、マングローブ林で知られた場所で、そこの見学もした。その際に見かけたのが、この光景。
マングロ-ブ林には、ドロガニ(ノコギリガザミ:マングローブガニ)が沢山住んでおり、漁師たちはそれを目当てに漁をする。最近は取り過ぎてやや小型化しているように思われる。漁法も昔は、手掴みが主体であったが、現在は籠も使っている。このカニは、ハサミが大きく、美味い。しかしすごい力が有り、挟まれると手に穴が開いたりする。
そこの漁師さんたちが、昼飯の準備をしており、マングローブに普通に見られる1-1.5メートルになるシダの若芽を煮ていた。海水も入る場所に出るこのシダは、満水時には根が海水をかぶっている。写真は、取って来たシダの若芽を小型の斧で切って、それを斧でつぶしてから鍋に入れた。そのまま食べる様であった。日本でも、山菜のコゴミなどはアクが無いので、茹でてそのまま美味い。どんな味がするだろうと興味が有ったが、まだ食べるには早そうだったので、あきらめた。
東アフリカにも立派なワラビが有り、私は灰を使ってアク抜きをして食べていた。しかし地元には、アク抜きをする技術が無く、アフリカ人はたべていなかった。食の文化の多様性は、興味が尽きない。
久しぶりに海岸の町、シアヌークビルに観察に出かけた。手前にあるレアム国立公園は、マングローブ林で知られた場所で、そこの見学もした。その際に見かけたのが、この光景。
マングロ-ブ林には、ドロガニ(ノコギリガザミ:マングローブガニ)が沢山住んでおり、漁師たちはそれを目当てに漁をする。最近は取り過ぎてやや小型化しているように思われる。漁法も昔は、手掴みが主体であったが、現在は籠も使っている。このカニは、ハサミが大きく、美味い。しかしすごい力が有り、挟まれると手に穴が開いたりする。
そこの漁師さんたちが、昼飯の準備をしており、マングローブに普通に見られる1-1.5メートルになるシダの若芽を煮ていた。海水も入る場所に出るこのシダは、満水時には根が海水をかぶっている。写真は、取って来たシダの若芽を小型の斧で切って、それを斧でつぶしてから鍋に入れた。そのまま食べる様であった。日本でも、山菜のコゴミなどはアクが無いので、茹でてそのまま美味い。どんな味がするだろうと興味が有ったが、まだ食べるには早そうだったので、あきらめた。
東アフリカにも立派なワラビが有り、私は灰を使ってアク抜きをして食べていた。しかし地元には、アク抜きをする技術が無く、アフリカ人はたべていなかった。食の文化の多様性は、興味が尽きない。
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