結婚式と洗面器

 先月から今月にかけて、結婚式が多い。もう6回ほどになる。カンボジアの結婚式では、最初にお坊さんを呼んで、色々とおもてなしをし、祝福を受けなければならないから、雨季の安居(あんご)でお坊さんが寺篭りをする前に、結婚式をするからだ。4月22日にも結婚式がって、地方に行った。

 二百人ぐらいのお客さんを、数人のクメール美人がご飯を盛って回る。普通は、銀色の壺に入れて持って歩くが、今日はどういうわけか、洗面器にご飯を入れて盛り付けに歩いていた。一瞬、貧しかった学生時代を思い出した。よく農工大学(府中市)の寮に行くと、洗面器で鍋をしていた。競馬場で障害があって、骨折した馬が居ると肉が入って来て、友人から呼ばれて行った。その時には大体アルミ製の洗面器が鍋代わりをしていた。
 その後、獣医になったその友人が、信州大学の医学部に入りなおし、山の帰りに寄ったときにも、寮でアルミの洗面器で鍋をご馳走になった覚えがある。洗面所にあるのを拝借してきて、鍋代わりにしていた。外科医になったっが、空手4段で獣医さん。 手術はものすごく早く、タバコを1本吸っている間に、盲腸の手術を終わって出てきたことがあってびっくりした。友人の小児科医によると、すぐ”切ろう”と言うので患者から怖がられているということだった。

 アルミ製の洗面器様物入れを見て、すぐ学生時代のことを色々思い出したが、カンボジアでは、洗面器を使う習慣がないから、多分これは単に食材を入れる器であったに違いない。

 インターネットカフェーで、書いているので、写真が添付できなくて残念。いずれかの機会に、なかなか特徴のあるメール美人と洗面器の組み合わせをお見せしよう。
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