金森正臣先生のカンボジアの文化・教育・食べ歩き体験記
金森先生のカンボジア日記
ストレスとイライラ 3
ストレスとイライラ 3
最近小学校の50代の男性教諭が、担任の児童に「いじめ」を行ったと報道されている。ちょっと普通では考えられないが、なる可能性は十分にある。ストレスやイライラが、アクティングアウト(外側に出る)といじめなどになる。内にこもると鬱になったり、家にこもったりすることになる。
いずれにしてもかなり、不幸の連鎖になる。誰も幸福を願って努力しているので、不幸の連鎖は断ち切りたい。ストレスやイライラは、自分の認識の問題で、周囲の問題ではない。しかし多くの人は、自分の問題とはとらえず周囲のせいであると思っている。これではいくら努力しても改善には向かわない。なぜならば原因が見えないから。
また前回にも書いた様に、ストレスやイライラに陥ると抜け出すのが難しい。まず自分の心の在り様を見つめ直すことである。しかしこれが自分のことでありながら、自分でコントロールするのが難しい。自分を見つめ直したくないから、周囲に原因を求めている状態であるからである。
かなりの努力を要するが、自分自身を見つめ直す以外に、方法は見つからない。現在多くの人が、競争にさらされている。これも一つの原因になっている。人生は競争ではない。勝ち負けでもない。人生の最後に近くなると、このことが明快になる。しかしそのころに気が付いても、時すでに遅そしである。
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