近況報告   2011.1.31.

近況報告   2011.1.31. 金森正臣

ご無沙汰しております。
今年の正月は、最近になく忙しく、この年になっていろいろ楽しめるのは嬉しい限りです。年末から海の上で正月を迎えたのは、2年目です。その後、CIESFのメンバーと合流し、4日まで釣り三昧、刺身三昧でした。

正月の5日からは、ラオスの教育調査に出かけました。5―6回目のラオスですが、教育の調査はしたことがなく、まったく初めてでした。昨年の4月の末に、ラオスで調査をした時も、ラオスの友人から、「ラオスの教育も支援してよ」言われたのですが、忙しいのと大変そう(自然の変化が大きくて、文化が多様化している)で、いやだと言って断っていました。もちろん資金の目途もなかったからですが、ラオスは日本に似たところがあり、ハマリそうな感じだったので、この年からでは無理だろうと思ったからです。今回の調査は、カンボジアオフィース代表(元カンボジア大使)の篠原さんの縁で、駐日本のラオス大使から依頼され、引くに引かれぬ立場ということにして出かけました。

結果は予想通り、CIESFがする事項もはっきりし、ハマリそうなこともはっきりしました。でも問題は山積のようです。どうもフランスの植民地は、まったく庶民の教育をしておらず、植民地に使う者の教育だけをしていたようです。我々は、フランスは「自由、平等、博愛」の国と教えられていたが、この博愛は自分のグループに対するもので、万民に対するものでは無いと、フランスの専門家から聞いたことがあり、妙に納得が行く話であると感心ししまいました。

調査後カンボジアに14日に戻り、カンボジアで19日まで忙しく仕事をし、21日に帰国。その後の1週間は、東京の事務所で仕事でした。2月5日に皆さまにお会いし、ラオスの報告ができることを楽しみにしております。
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