東山の古刹、泉涌寺に行ってきました。ほとんど予備知識なしだったのですが、よかった!
ここはなんと、皇室の菩提寺なんだそうで、歴代天皇が即位されたときにはここにご挨拶に来られるらしい。御所から移築された建物も多く、あちこちに菊の御紋があります。
大門をくぐると長い下り坂の向こうに仏殿が見えます。これがまず新鮮な驚き。普通大概のお寺は奥へ行くほど坂を登ることが多く、石段があったりして足腰に不安のある方には厳しいこともあるのですが、いきなり坂を下るところはあまり知らない。そして何よりも彼方に見える仏殿の建物の美しさ!
多くの寺社建築がそうであるように、この仏殿も外観の約半分は屋根です。それがまた現代建築では考えられないほど軒(のき)が深い。この長~い庇(ひさし)を柱なしで支えるために施された複雑な木組みが素晴らしい。
「肘木(ひじき)」、「斗(ます)」、「尾垂木(おだるき)」、「隅木(すみぎ)」などと呼ばれる部材で軒を支えているわけですが、結局のところてこの原理で屋根の重みで持ち上げているわけです。
どこのお寺へ行ってもこの木組みにしばらく見とれてしまうのですが、ここの屋根は一際美しいような気がする。総ケヤキ造り!昔はいくらでも木があったんですねー。
楊貴妃観音、運慶作の三尊仏、御座所、塔頭の雲龍院など、見どころはいっぱいありますが、この仏殿にすっかり圧倒されてしまいました。
今度は国内最大級という妙心寺の仏殿を見に行ってみよう。
ここはなんと、皇室の菩提寺なんだそうで、歴代天皇が即位されたときにはここにご挨拶に来られるらしい。御所から移築された建物も多く、あちこちに菊の御紋があります。
大門をくぐると長い下り坂の向こうに仏殿が見えます。これがまず新鮮な驚き。普通大概のお寺は奥へ行くほど坂を登ることが多く、石段があったりして足腰に不安のある方には厳しいこともあるのですが、いきなり坂を下るところはあまり知らない。そして何よりも彼方に見える仏殿の建物の美しさ!
多くの寺社建築がそうであるように、この仏殿も外観の約半分は屋根です。それがまた現代建築では考えられないほど軒(のき)が深い。この長~い庇(ひさし)を柱なしで支えるために施された複雑な木組みが素晴らしい。
「肘木(ひじき)」、「斗(ます)」、「尾垂木(おだるき)」、「隅木(すみぎ)」などと呼ばれる部材で軒を支えているわけですが、結局のところてこの原理で屋根の重みで持ち上げているわけです。
どこのお寺へ行ってもこの木組みにしばらく見とれてしまうのですが、ここの屋根は一際美しいような気がする。総ケヤキ造り!昔はいくらでも木があったんですねー。
楊貴妃観音、運慶作の三尊仏、御座所、塔頭の雲龍院など、見どころはいっぱいありますが、この仏殿にすっかり圧倒されてしまいました。
今度は国内最大級という妙心寺の仏殿を見に行ってみよう。
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