仙太の「雑杷ひとからげ」

「工房仙太」の新作紹介及び日々の雑想を連ねています。(ショップ http://k-senta.com/)

すみだ水族館

2014年01月23日 21時12分46秒 | 日記
 
 
 去る12日のことですが、大学の軽音時代の同級生の結婚パーティーに行ってきました。同級生は男子ですが、なんとそのお相手は同じ軽音の先輩女子!オーバー50の初婚同士です。初めて聞いたときはびっくり仰天したものですが、なにはともあれめでたい。本人たちは籍を入れるだけのつもりだったようですが、東京近郊在住のメンバーがこれにかこつけて飲んで演奏して騒ごう!というパーティーを企画してくれました。
 会場の渋谷のライブハウスに集まったのは先輩後輩含めて約30人。卒業以来初めて、30年ぶりの再開の人もいましたが、会った途端にそのブランクは吹き飛んでしまいます。4年間の在学中、部室で共に過ごした多くの時間は量もさることながら質も大変濃いものだったんだということを改めて感じました。
 2次会は皆それぞれのユニットで大セッション大会。事前にメールで打ち合わせしていた曲を演るわけですが、それぞれ個人練習をしていったとはいえ、ぶっつけ本番の初音合わせでもそこそこ形になったのには感心しました。もっとも皆かなり酔ってるので、実際どの程度できていたのかは怪しいもんですが。
 あ~楽しかった!

 翌日は大阪から一緒に行った友人と東京見物。浅草寺から特にあてもなく東京スカイツリーまでぶらぶら歩いて行ったらこの水族館があったのです。無類の水族館好きの私がさほど興味なさそうな友人を誘って入ったのですが、これがよかった。
 今流行りのクラゲはかなり充実しています。種類もたくさんあるし、ミズクラゲに関しては何段階もある幼生をそれぞれわかりやすく個別の水槽で見ることができます。



 ある意味ここの一押しはこのチンアナゴかも。展示規模は小さいですが、ショップのぬいぐるみはこれが一番多かったです。
 砂に尻尾で突き刺さってうねうねとしているのですが、お隣同士で仲むつまじくくっついているのも居れば盛んにいがみあっているのもいます。そんなに仲悪いんなら離れたらよさそうなものなのにどいつもその場所から動こうとしない。もしかしたら場所を変えてもまた行った先で喧嘩になるかもしれないから、その場でなんとか折り合いをつける努力をするほうがマシだという賢明な判断をしているのかもしれない。
 
 最も驚いたのはペンギンコーナー。20~30頭のペンギンが元気に泳ぎまわっているのですが、それに3人の飼育員さんが餌の小魚をやっている。その光景をぼーっとながめていたら飼育員さんが何か言いながらやっているのに気がつきました。よく聞くとどうも名前を呼んでいるらしい!「バニラ!」とか「ショコラ!」とか。そしてうしろでノートをつけている人がそれにいちいち復唱している。どうやら食いそびれるやつがいないように誰に餌をやったのかを記録しているらしいのです!つまり彼等はあの20~30頭のペンギン1頭1頭をすべて識別しているということです。信じられない…。見ていると、もう1人客に混じって水槽を見ている飼育員さんがいて、「バナナ取られましたー。」とか言っている。一旦もらったものの横取りされてしまったどんくさいバナナ君のこともちゃんとケアしています。すごい…。
 あまりの驚きに写真撮るのも忘れていました。残念。



 充実した2日間、貧乏性の私はこんな楽しい思いをしてしまって大丈夫だろうかと心配になってしまうのでした。

「くつろぎ茶・幸」さん納品!

2014年01月15日 20時27分55秒 | オーダーもの
 ブログ更新が2週間滞っていたのは全くその余裕がなかったからなのですが、ついに期日どおりに納品することができました!40日間でテーブル4台と椅子11脚。手の遅い仙太にしては驚異的なペースです。
 がらんとしていた室内が一気に店らしくなりました。本当に私の作った物でいいのかなーとも思いましたが、もう遅い。

 

 納品日の11日は快晴。穏やかな冬の日差しが店内に差し込み、家具を本来以上に良く見せてくれました。

 

 「この木は何の木?」というお客さんの質問にも即座に対応できる樹種名プレート付き。

 

 ありがとうございます。お客さんいっぱい来てくれますように!

あけましておめでとうございます!

2014年01月01日 23時01分51秒 | 日記
 かつてないほどのバタバタした年末が過ぎたら正月でした。

 元旦から姉一家と妹一家10人が大挙して押し寄せてきたために、総勢14人というこれまたかつてない賑やかな2014年の幕開けとなりました。姪っこの連れ合いが2人、しかも1人はアメリカ人(!)という、フレッシュでサプライズでワンダーな正月。この勢いで今年一年ガーッと行ければいいと思います。

 昨年はお仕事は比較的順調にいただけていたにもかかわらず、改めて自分の無力さを突きつけられた年だったような気がします。これは果たして努力や精進でなんとかなるものなのか。なんともならなかったらけっこう大変なことになるのでなんとかなってくれないと困る。なろうがなるまいがなんとかするべく努力するしかないですね。

 周りを見れば、同年代の人たちは皆会社などでそれなりの地位につき、そろそろリタイア後の準備でもしようかという人ばかり。それにひきかえ自分はおそらく動けなくなるまでじたばたし続けることになるでしょうが、歌の文句じゃないけれど「これが私の生きる道」です。
 
 今年もよろしくお願いします!