こんなところでこんなことを言うのもアレですが、けいほくクラフトの今までのイメージは必ずしも芳しいものではありませんでした。というのは売り上げに関してですが。
でもやはり地元で開催されるイベントなので、それまで毎回参加していてしかもそこそこの売り上げのあった大阪のイベントをやめてまで第1回から参加してきたわけです。第7回目の今回、ついにそれが報われました!
売り上げ的にも今までの惨状が嘘のような好成績だったのですがお金の話はさておき、いろいろ素晴らしいご縁に恵まれた一日でした。
まずはこれ。石川県の陶芸作家さんが出していた陶器の楽器です。大振りの茶碗にふたをしてスリットを入れたようなもので、先にコルクをつけたばちで叩くとなんとも不思議な音が出ます。水琴窟の音です。やはり材質が同じだと音も同じということか。
朝見つけて散々叩かせてもらって帰ってきたのですが、どうしても欲しい気持ちがふくらんで夕方とうとう決心して買いに行きました。この機会を逃したらこの次いつ出会えるかわからない。チャンスの神様は前髪しか無いから、出会ったときにすぐ掴まないと通り過ぎてしまったら二度と捕まえられないのです。
特に名前はついていないようだったので自分でつけようと思います。「木琴」、「鉄琴」という流れで行けば「陶琴」が一番自然でしょうが、素焼きだから「素焼きん」というのも可愛くていいかも。
もう一つのご縁はお客様。ホームページ等で私のことをご存知だったとかで訪ねていただいたのですが、よくよくお話してみるとなんと私の祖父と関わりのあった方だということがわかり、二人ともびっくり。最近ブログもろくに更新せず全くほったらかしのホームページですが、そんなものでも見てくださる方がいるということはありがたいやら申し訳ないやら…。
「チャンスは掴むもの」みたいなことを言いましたが、チャンスや巡り合いもご縁があってこその話。ご縁のあるなしは神のみぞ知ることですが、幸いにしていただいた時にはちゃんと感謝しないと次の機会がないかもしれません。いやいや、感謝というものは次の機会をあてにしてするものではない。純粋な心の表れが感謝なんだから、見返りを期待したりしていてはバチが当たる。いやいや、バチが当たるから感謝しないとダメということでもなく…。キリがないですね。
どうも、邪念の塊のような私は「ありがとう」ひとつも素直に言えないようです。
とにかく、今日のすべてのご縁に心から感謝したいと思います。
ありがとうございました!