仙太の「雑杷ひとからげ」

「工房仙太」の新作紹介及び日々の雑想を連ねています。(ショップ http://k-senta.com/)

ワゴンラック♯2 本組み

2012年04月26日 21時14分08秒 | オーダーもの
 ようやく形になりました。細部の仕上げにかなり時間がかかりましたがいよいよ大詰め。あと背板を張ってキャスターを付けたらできあがりです。



 小さい棚板はダボで3段階に高さを変えられます。

 年度末から年度始めの様々な用事に振り回されて思うように仕事の時間がとれないのがもどかしい。精神的にもずっと追いかけられている感じですが、5月になればちょっと余裕ができるかもというところです。なんとかあと4日間を乗り切らないと。

常照皇寺の枝垂桜

2012年04月24日 21時51分53秒 | 風景
 我が家の菩提寺でもある常照皇寺の山門前の枝垂桜がついに満開になりました。

 今年は寒さのせいで桜の開花がかなり遅れました。菩提寺でありながら、実のところこの枝垂れが例年よりどの程度遅いのか遅くないのかよく知らないのですが、とにかく今が真っ盛り。青空をバックに爆発しそうな勢いです。
 
 花火のように、バッと咲いてサッと散る、この刹那感が桜の醍醐味です。何でもそうですが、ダラダラやるのが一番いけない。見習いたいものです。



 近くの井戸谷の山肌にはスミレがひっそりと風に揺られています。いよいよ新緑の季節。忙しくなるなー。やれやれ…。

ワゴンラック

2012年04月20日 20時24分41秒 | オーダーもの
 学習机をご注文いただいた右京区京北のT様より、追加で引き出し替わりのワゴンラックのご注文をいただきました。

 オープン式の本棚形で、キャスターを付けてコロコロと出し入れできるものになります。机はなんとかご入学に間に合わせましたが、これはお待たせしてしまっています。なんとか今月中にはお納めできそう。

 ありがとうございます!

高雄のツツジ

2012年04月18日 20時25分09秒 | 風景
 紅葉で有名な高雄ですが、実はツツジもきれいなのです。

 国道が大きく右カーブしているところは神護寺、西明寺への参道入口があるところですが、そこから向かいに見える山がツツジスポット。停まって写真を撮っていく人が後を絶ちません。

 

 桜の白とヒノキや竹の緑とツツジのピンクのコントラストがきれいです。ツツジの咲き具合は年によっていろいろですが、多い年はあのエリアがピンク色で埋め尽くされます。今年はどうかな?

ヒノキ花粉

2012年04月16日 21時40分30秒 | 植物
 花粉症の方、すみません。今日はあんまり派手に飛んでいたので思わず載せてしまいました。家の向かいの山です。風が吹くと、山火事か?と思うくらいの煙状のもやもやがぶわ~っと舞い上がります。なかなか見事。

 

 

 

 

 彼らも子孫を残さねばならないのです。今しばらくご辛抱願います。

ツマグロヨコバイ

2012年04月15日 20時21分59秒 | 生き物
 やっと暖かくなってきました。陽気に誘われたか、仕事場にツマグロヨコバイが遊びに来ました。



 「つまぐろよこばい」という、なんとなくとぼけた響きの名前がいい。鉛筆の先でちょっかいを出してやると、その名のとおりシャカシャカシャカと横ばいします。面白いのでしつこくやったら飛んで行ってしまいました。

150本

2012年04月13日 21時00分10秒 | オーダーもの
 去年の今頃にも200本のオーダーをいただいた大阪のコズミックワンダーさんからまた古木ボールペン150本のご注文をいただきました。ありがとうございます!

 特に細めのを気に入っていただいているので、細いのを多めにさせていただきました。

 

 コズミックワンダーさんのブランドネームの焼印入り。この、不規則な凹凸で平らなところがほぼ無いといってもいいペン軸に焼印を押すのはけっこう難しい。最初その打診を受けたときはかなり難色を示させていただきましたが、例によって結局引き受けることに…。でも、コツをつかめば案外できるもんです。

 焼印が入るとグレードが一気に上がるような気がします。ボールペン用の仙太の焼印を作るかな…。

ジョン・コルトレーン「ザ・シュープリーム・セッションズ」

2012年04月11日 20時51分21秒 | 音楽
 ジョン・コルトレーンの動いている姿を見ることが出来る貴重なDVDです。
 
 コルトレーンといえば伝説の人みたいなイメージですが、1926年生まれというから生きていれば今年86歳。うちの親父と3つしか変わらない。とはいえ没後45年となるともう立派な伝説か。

 1959年から1963年までの映像ですが、特に63年の「アラバマ」の演奏が凄い。この曲は教会爆破事件で犠牲になった4人の少女を悼む鎮魂歌なんだそうで、人種差別に対するコルトレーンの怒りが込められているとのことです。どうりで…。なかでもマッコイ・タイナーのピアノソロがまた鬼気迫る名演です。難しいことはわかりませんがぐいぐいとひきこまれてしまう。また、それに応じてガンガン絡んでくるエルビン・ジョーンズのドラムもすごい。音が悪いのであまりわからないのですが、シンバルは飛んでいきそうだしドラムセットは揺れている。この、ベースのジミー・ギャリソンを加えたコルトレーンの黄金カルテットの映像が見れるというのはすごい!

 若きマイルス・デイビスとの共演も見れるし、名曲「マイ・フェイバリット・シングス」もたっぷり聴ける贅沢なメニューになっています。これはいい買い物でした。
 それにしてもコルトレーンをはじめ、マイルス・デイビスもエルビン・ジョーンズも、みんな顔が恐い!

 唯一難点があります。鬼気迫りすぎて食い入るようにのめり込まなくてはならないためにけっこう疲れる。気楽にフンフン♪と体を揺すりながら聴けるものでは絶対にないです。ま、たまにはこんなのもあってもいい。

本用L-BOX

2012年04月09日 20時39分31秒 | オーダーもの
 京都市中京区のT様オーダーのL-BOX。定番サイズより縦横5cmずつ大きくなっています。何故かというと…



 本を入れるためでした。A4サイズがゆったり入る大きさ。仕切りも2枚入れてあります。なるぼど、こういう使い方があったのか。



 本が入ると重くなるのでキャスターをつけました。移動もらくらく。

 ありがとうございます!