仙太の「雑杷ひとからげ」

「工房仙太」の新作紹介及び日々の雑想を連ねています。(ショップ http://k-senta.com/)

ディスプレイテーブル♯2 完成

2010年11月29日 20時19分15秒 | 新作
 

 できました!天板は置くだけタイプなので取り付けの手間がいらない。スギ製の脚が天板と合わないかも、と心配しましたがよく似た感じに仕上がりました。よかった。



 ローテーブルバージョン。天板の幅が狭いので脚がやけにかさばってますが、まあこれはこれで。

農林水産フェスティバル 

2010年11月27日 21時06分45秒 | イベント報告
 所属する京都林材建青年会議所で、京都府農林水産フェスティバルに参加してきました。出し物はヒノキのカンナがけ体験と木工品の展示販売。例によって「木工品の展示販売」というのは仙太が一手に引き受けています。今日もイベント参加に乗じて出店させてもらってきました。ありがとうございます。

 毎年のことですが、パルスプラザのとてつもなく広いワンフロアーにぎっしりの店、店、人、人。普段ご無沙汰しがちの親戚一家にまでばったり会ってしまいました。世の中広いというか狭いというか…。



 αステーション(FM京都)によく出ている和紗(かずさ)さんのミニライブ。ラジオで聞くとおりのパワフルかつ繊細な歌声でした。



 大工の兄ちゃんのサポートで子どもたちもカンナがけに挑戦しました。鰹節状のいいカンナくずが出てます!ヒノキのカンナくずはおみやげに持って帰っていただきます。
お風呂に浮かべたらたちまちヒノキ風呂気分!

 仙太の店の方もおかげさまでにぎやかにしていただきました。去年は品数が少なめだったので今年はほぼフルバージョンでやって来たらその甲斐がありました。
多くのご来店、ありがとうございました!

飾り棚

2010年11月25日 20時02分57秒 | 新作
 奈良市のK様に飾り棚を発送しました。奈良公園AOZORAクラフト祭で見初めていただいたものです。

 どうも梱包は何回やってもうまくならない。この棚のサイズは1100×750×500ですが、このくらいの荷物の梱包にはほとんど半日かかってしまう。奈良なら(ダジャレじゃない!)半日で往復できなくもないな、などと考えたりするもんだからよけいにはかどらない。

 何はともあれ旅立っていきました。ちゃんとお役にたてますように。
 ありがとうございました。

チェンソー

2010年11月24日 20時18分48秒 | 
 20年来愛用したゼノアのチェンソー368が、度重なる修理の甲斐なくとうとう動かなくなってしまったのでついに後継機を買いました。シンダイワ“ペッカー”410。オークションで13,500円。安い!勿論中古です。
 「動作良好」という言葉を信じて落札しましたが、確かに何ら支障なく使えました。古い型ですがきれいに使ってある。バーもスプロケットも目に見える傷みはないようです。よかった。ただ、前のが35ccだったのに対してこれは40ccなのですが思ったほどパワーがない。というより高回転がイマイチ弱いようです。調整すれば良くなるんではないかと思います。18インチのバーが付いてきたのですが、普段使いには少々邪魔になるので16インチに付け替えました。

 「ペッカー」という名前は軽いが機械は重い。でもまあどちらも我慢できる範囲内です。お世話になります。よろしく!
 

ケヤキ ディスプレイテーブル♯1 天板

2010年11月22日 20時21分16秒 | 新作
 ケヤキの面白い板が手に入りました。形が奇抜なのと、食卓には幅が狭いようなのでディスプレイ用のテーブルにしてみようと思います。脚は別に作って天板は乗せるだけ方式。屋久杉か?と思うほど目の細かい杉の厚板があるので脚はそれを使います。



写真では違いがわかりにくいですが、上の写真が研磨前。下の写真が研磨、塗装をして仕上がったものです。
 
 本日、12月11,12日の環境フェスティバル(於:パルスプラザ)への展示依頼をいただきました。900×2000mmの区画に自由に展示させていただけるとか。せっかくなのでこれを置かせてもらおうかなと思い立ちました。脚は地元産の杉なのでちょうどいいなと。

 元気があれば18,19日の神戸と23日のKBSホールの出店に持って行くつもりです。食卓には小さいと言ってもしっかりそれなりの重さはあるので、体調に不安があったり気分が乗らなかったりするときはなかなか持ってみようという気がおこりにくい。コンディションを整えて今年のラスト1ヶ月を乗り切りたいものです。

井戸春日神社の紅葉

2010年11月18日 20時36分52秒 | 風景
 Kさんが情報をくれた井戸春日神社の紅葉を見てきました。と言ってもここは地元中の地元。自転車で約1分の石を投げたら届きそうな所です。(届かないけど。)あまりにも身近すぎて、落ち葉の掃除やお灯明の当番で来ることはあってもゆっくり紅葉を愛でたことはなかったのですが、改めて見てみるとこれはきれい!たくさんある木が時期をずらして色づくのと、赤くならずに黄色いままの木があるらしいのでグラデーションの美しさがずっと楽しめます。



 聞けばここは紅葉の名所として何かの本に紹介されているらしい!わざわざ大阪あたりから地図を見ながら訪ねてくる人もいるとか!知らなかった…。



 石造りの一の鳥居をくぐると桧造りの二の鳥居があります。石段を昇ると本殿。こじんまりとした質素なお宮さんですがなかなか雰囲気がある。



 これは確かに紅葉の名所でした。お見それしました!

カップヌードルごはん

2010年11月17日 20時23分24秒 | 日記
 以前FM京都のDJ谷口キヨコさんが絶賛していた「カップヌードルごはん」を見つけました!その時の話では、あまりの売れ行きに生産が追いつかないからしばらく販売中止になるとのことでしたが、また売り始めたようです。
 実は先日の奈良AOZORAクラフト祭の時に見つけて昼食に食べるつもりでした。ところがホクホクしてお湯を沸かしてさあ食べるぞと思ったらなんと!「電子レンジ専用」と書いてある…。しょうがないから持って帰って置いてあったのが本日やっと日の目を見たというわけです。

 

 水を入れてレンジで4分30秒するとこうなります。美味しい!かやくごはんにしては味が濃い。チャーハンにしてはしっとりしている。「カップヌードル味」ということですが、しいて言えばビビンバに近いかな。ちょっと唐辛子もきかせてあるし。最後に入れる「香味油」が味の決め手になっているような気がする。ごはんは硬めですが芯がある感じではなくしっかり炊けているし、エビも肉も入ってる。いやあ、なかなかどうして美味しかったです。ただ僕にはちょっと量が少なく、後で食パンを2枚いただきました。でも多すぎて残飯になるよりいい。



 結局、「チャーハンでもかやくごはんでもビビンバでもなくこれはカップヌードルごはんなのだ、という結論に達しました。
 ごちそう様でした。

 ウッディー京北にヘキサポスト2個、Aスツール2脚を納品。道の駅になってからお客さんが急増しているらしい。確かに今日も平日だというのにかなりの賑わいでした。やはりブランド名の威力は素晴らしい。「仙太」ブランドが有名になることは考えにくいけれど、せめてもうちょっとなんとかならないものかと思う。努力あるのみです。

手づくり市 11月

2010年11月15日 20時34分40秒 | イベント報告
 日中全く眠くならなかったと思ったら今来ました。睡魔が…。やはり睡眠2時間はちょっと厳しい。しかしオークションで狙ってるものがあるので寝るわけにはいかない。なんとか気を確かに持たなくては。

 いつもはふらふらと知り合いのお店にしゃべりに行ったりすることも多いのですが、今日は先月と違って回りに馴染みの人が少なかったのでトイレ以外自分のテントから一歩も出ずにひたすら仕事してました。ボールペンの芯入れと楽器アクセサリー作り。来てくれるお客さん以外の世間から隔絶状態。
 楽器と言えば、また新しいオーダーを受けてしまいました。「二胡」。「そこへ来たか!」という感じですが、形としては三線と似たようなものになると思われます。
 バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、アコギ、ウクレレ、マンドリン、バンジョー、ストラトキャスター、テレキャスター、レスポール、ジャズベース、琵琶、三線。二胡が加わると15種類に!現在は弦楽器限定みたいになってますが、打楽器にも手を出してみようかと考え中。念のために言うと、管楽器は予定していません。ご理解願います。
 
 仕事もはかどりましたが成績も満足レベルをクリアーしました。
 多くのご来店、ありがとうございました。

紅葉

2010年11月13日 20時52分47秒 | 風景
 このあたりで最もきれいな通称「六ヶ(ろっか)のもみじ」がいよいよ色づいてきました。今は紅黄緑のグラデーションがきれいですが、やがてそれは見事な紅一色になります。



 一昨日の朝は-3℃だったとか。この冷え込みでますますきれいに色づくのではないかと。いよいよ来ますねー、冬が。


高性能林業機械

2010年11月11日 20時58分00秒 | 
 地元北桑田高校森林リサーチ科の実習として開催された林業体験教室に行ってきました。林業や木材加工などを勉強する生徒たちが高性能林業機械による作業を体験することにより、実際の林業への関心を高めてくれることを目的としたもの。僕も一応指導者側の一人ですが、お手伝い程度です。

 
 
 これが本日の主役、大型高性能林業機械「ハーベスタ」。倒された木をわしづかみにして枝を払い、さらに内蔵されたチェンソーで決められた長さに切断することができるものすごい機械です。ユンボのアームの先に付けられたアタッチメントを運転席から操作するだけで1人で10人分以上の仕事をします。もっとも10人かかっても動かせないような木でも楽々持ち上げるから人数の比較はできない。
 写真は内蔵チェンソーで切断した瞬間。まるで大根でも切るように簡単に切ってしまいます。見ていて爽快。

 この中の1人でも林業を志す人が現れたら幸いです。