仙太の「雑杷ひとからげ」

「工房仙太」の新作紹介及び日々の雑想を連ねています。(ショップ http://k-senta.com/)

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アイスプライス

2020年11月26日 21時54分20秒 | 日記
ロープやワイヤーの端っこを編みこんで輪にしてあるもの、をアイスプライスと言います。トラックの荷台のフックにひっかけて荷物を固定したり、車を牽引したり、思い荷物を吊り上げたりするときに必要なものです。これをできるようになりたいな、と以前から思っていたのですが、このたびふと思い立ってやってみることにしました。市販のすでに輪にしてあるロープをしげしげとながめてみるところから。
まずロープの先をほどいて3本それぞれの先にテープを巻きます。



とにかくまず1本通したところ。これを起点にしてあとの2本を編みこんでいきます。



3本を1回ずつ通したところ。これを2~3回繰り返します。



完成!強度的には3回で充分なはずですが、通すロープが長かったので4回通しました。これで絶対に抜けません。

技術がひとつ身についた喜びがじわじわと湧いて来ます!その辺にあるロープを片っ端から輪にしたい心境です!

ところで、使用している柄の赤い道具はこういうことをするための専用のもので、このあたりでは「シノ」と呼ばれていますが「篠?」「信乃?」どんな字を書くんだろう、と不思議に思っていました。ネットで検索すると「シノー」という何だか間延びしたカタカナでよく登場している。どんな字どころかそもそも何語なのかわからなくなってきました。

鎧に使う細長い鉄板を「篠金物(しのがなもの)」と言うらしく、そこから出た言葉ではないか、というのが有力なようです。
日本語でよかった。




















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囲い付きまな板

2020年11月03日 20時47分18秒 | オーダーもの
ちりとりではありません。まな板です。3方に囲いが付いていて、奥の角には水抜きのための穴が開いています。



私が子どもの頃、この地域でまな板といえばこの形が普通でした。主に野菜用で、切った野菜がこぼれないので便利なのです。魚には魚用のまな板というのがちゃんとあって、それは幅50cm、厚みが3cmくらいの板に下駄のような脚が付いたものでした。時代と共にただの一枚の板で何でもかんでも間に合わせるようになってきたのですが、まあ確かにそんな大きな物を2つも置いていると場所をとって不便であることは間違いなかったのです。

このたびこの昔懐かしいまな板を作ってもらえないかというお話をいただきました。だいたいのイメージは頭にあるものの、私のイメージとお客様のイメージが同じとは限らない。できれば現物を見たいものだと思うのですが我が家にはもう何十年も前から無いので近所の方に聞いてみました。物持ちの良い方はいらっしゃるもので、3番目に聞いた方がなんと新品を保管しておられました!私のイメージよりひとまわり小さいのですが、それは自分が子どもの時の記憶だったためのようです。



総桧で作らせていただきました。3丁のご注文だったのですが、お納めしたら気に入っていただけたようでまた追加で3丁のご注文をいただきました。
ありがとうございました!




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