仙太の「雑杷ひとからげ」

「工房仙太」の新作紹介及び日々の雑想を連ねています。(ショップ http://k-senta.com/)

ヒノキ2枚重ねテーブル 完成

2021年04月28日 21時39分54秒 | オーダーもの
できました!といっても約2カ月前ですが…。

正直、接ぎ作業の最中には「これ、ちゃんとできるんかな…。」という不安もかなりありました。何しろ初めてやることなので。



幅90㎝となるとけっこうな迫力です。塗装はオイル。



脚をコーナーいっぱいに付けるデザインはお客様のご要望です。これも初めてやりました。脚を中の方に付けたら位置が少々ずれても気になりませんが。コーナーいっぱいに付けると接合部に段差ができてはいけないので誤魔化しがききません。



天板の2枚重ねの接合部もまっすぐに揃えないと恰好がつきません。そこそこ揃ってるかな?

終わってみればなかなか楽しい仕事でした。
ありがとうございました!

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桧2枚重ねテーブル #1接ぎ(はぎ)

2021年02月27日 21時52分57秒 | オーダーもの
桧の1,500✖900の座卓の注文をいただきました!それもただの1,500✖900ではありません。分厚い天板がご希望なので、いつもの33mmの板を2枚重ねにすることにしました。



100mm~120mm幅の板を貼り合わせて(この作業を接ぎ(はぎ)といいます。)1枚の天板に仕上げる訳ですが、今回は2枚重ねなので一つ一つの部材が大きい。そして当然ながら重い。



接いでしまったら最後おいそれと動かせる代物ではないので、家の中の使っていない部屋で固定作業をします。



固定完了。ちゃんと平らな天板になりそうでひと安心です。

余談ですが、このように板を木目に平行に貼り合わせて幅を広くすることを「接ぐ」と言いますが、木目方向に結合して長くすることは「継ぐ」(つぐ)と言います。で、継いだり接いだりすることを「継ぎ接ぎ」(つぎはぎ)と言うようになったとのことです。
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ブログが10にやってきた!

2021年02月14日 22時10分55秒 | 日記


「Windows7のサポートが終了しました。」と言われてから数か月後に新しいPCを購入。届きはしたもののデータ移行作業の煩わしさを思うとなかなか手を付ける気にならず、そのまま梱包を開けることなく何カ月か経ってやっと始めたのが昨年の7月。それからぼちぼちぼちぼちと牛歩の如く進めてきてようやく最近いろんな文書データも編集できるようになりました。

それにしてもWindows10というやつは便利なのか不便なのかわからん!
まず7で使っていたソフトが使えないものが多い。メールソフトも画像編集ソフトも。そして、本体にデータを入れたらすぐに「One Driveがいっぱいになりました。」とか言ってくる。One Drive?なにそれ!? 文書データをいくつか入れただけでいっぱいって、どーゆーこと?おまけに「年間12,000円払ったらいくらでも保存できますよ♪」だと。なんでお金要るの!? 誰に払うの?わからんことばかりです。

以下、PC音痴のジジイのたわ言なので、ちょっと教えてやろうと思われた方は是非コメントをお願いします!

どうもこのPCは本体にデータを保存することを良しとしていないフシがある。ウィルス対策ということか?だから大切なデータはクラウドに保存しなさいということなのか?それは果たして信用できるのか?そもそも盗まれて困るような大層なデータなどひとつも無いんですけど。
しょうがないのでジジイの思いついた方法はデータを全てUSBメモリに入れて保存する、ということでした。文書も画像も音楽もライブ動画も。膨大な量だと思っていたけど64GBと32GBと8GBのUSBメモリに全部入りました。One Driveだかクラウドだか知らないが、そんな得体のしれないものの世話になんかなるものか!

さて、それやこれやで何とかやってきた中で最後までできなかったのがこのブログ。編集ページに入ろうとするとIDとパスワードを聞いてくるようになってしまって、それがどうしてもわからない。仕方なくブログの更新だけはいちいちモニターとネットのジャックを繋ぎ換えて7のPCを使っていました。それが面倒くさいこと甚だしい。ただでさえおっくうになっていたところへ面倒くさいのが加わってますます更新が滞っていたわけです。
そうこうしているうちに7のPCの動きがだんだん悪くなってきました。反応にえらく時間がかかる。機械モノは使わないと調子が悪くなるというのは農業機械でもPCでも同じのようです。これは早く何とかしないとブログが閉鎖になってしまう・・・。

そこへ降って湧いたのが昨日、「パスワードはあそこに書いてあったかも・・・。」と思いついたところに書いてありました!これでやっとめでたくジャックを繋ぎ換えなくてもブログが更新できるようになりました。
かといってマメに更新するようになるとは限りませんが。

Windows10はデスクトップ画面の世界の絶景写真もきれいだし、画像の取り込みもソフト無しでできるし、大変便利です!

そんなわけでこれからもよろしくお願いします。


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古代琴

2021年02月12日 21時02分30秒 | オーダーもの
古代琴できました!というか、先月末にできています!

写真上が欅(ケヤキ)、下が栃(トチ)です。全長60cm。膝の上に置いてちょうどいい具合に演奏できるサイズでしょう。右側の出っ張り部分に弦を固定して張る仕組みです。なので欅が5弦で栃が6弦ということです。





裏側は「槽(ふね)」と呼ばれる共鳴箱になっています。



試しにうちにあったタコ糸を張ってみました。ちなみに縄文、弥生時代には絹糸の弦を使っていたらしい。
鳴らしてみるとまあまあそれなりの音は出ました。音を出すには弦はかなりしっかりと張る必要がありますが、張った弦の固定方法が問題。



頼まれていたわけではないですがついでに琴柱も作りました。栃の板の木端で。けっこうそれっぽくできたような気がします。

縄文、弥生時代の遺跡から出土しているとのことですが、この時代から音楽があったというのはすごいことです。しかも打楽器ならともかく弦楽器!中には超絶技巧の凄腕ミュージシャンもいたことでしょう。ちょっと覗いてみたいものです。

ありがとうございました!
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あけましておめでとうございます。

2021年01月01日 21時38分23秒 | 日記
あけましておめでとうございます!

とんでもない年だった昨年。こんなことが現実に起こるなんて…と思っているうちに事態はますます悪化して年が明けても全く先が見えない。事実は小説より奇なりと言いますが、まさしくSFが悪い方に現実になってしまった状況です。

震災のときもそうでしたが、こんな時には人間の尊さ、浅ましさが如実に現れます。浅ましいのは困ったものですが、浅ましい人に「浅ましいじゃないか!」と非難する行為も負けず劣らず浅ましい。では浅ましくないようにするにはどうしたらいいか?自分がこれでいいと信じたようにするしかない訳ですが、「俺は浅ましくないぞ!」と信じきっている人こそ実は一番浅ましかったりするから始末が悪い。考えれば考えるほどわからなくなります。
人間の力ではどうしようもないことはたくさんありますが、その中でいかにできることをするか、ということですねー。

今回の災厄の一番恐いところは人同士の接触を妨げることではないかと。困ったときには支えあうことで人は今までやってきたのに、助け合うためには会わないようにしないといけないというジレンマ。
でも人との繋がりはこんなことには左右されないと思います。それを信じて大切にしてこの窮地を乗り切りたいものです。

世の中も人の心もま~るく収まる年になりますように!

今年もよろしくお願いします!
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古代琴

2020年12月11日 22時33分43秒 | オーダーもの
変な…じゃない。ちょっと変わったご注文をいただきました。

古代琴。始めて聞きましたが、その名のとおり昔の琴らしい。埴輪が抱えているというから古墳時代?弥生時代?まあそのあたりの時代のものらしいです。これを復元してほしいと。



いただいた資料にはかなり詳細な図面も載っていますが、いろんな形や大きさのものが出土しているので決まったものではないとのこと。
「仙太さんがいいと思った感じでやってもらったらいいです♪」というありがたい丸投げをいただきました。

手探りですが、楽しみな仕事です。
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アイスプライス

2020年11月26日 21時54分20秒 | 日記
ロープやワイヤーの端っこを編みこんで輪にしてあるもの、をアイスプライスと言います。トラックの荷台のフックにひっかけて荷物を固定したり、車を牽引したり、思い荷物を吊り上げたりするときに必要なものです。これをできるようになりたいな、と以前から思っていたのですが、このたびふと思い立ってやってみることにしました。市販のすでに輪にしてあるロープをしげしげとながめてみるところから。
まずロープの先をほどいて3本それぞれの先にテープを巻きます。



とにかくまず1本通したところ。これを起点にしてあとの2本を編みこんでいきます。



3本を1回ずつ通したところ。これを2~3回繰り返します。



完成!強度的には3回で充分なはずですが、通すロープが長かったので4回通しました。これで絶対に抜けません。

技術がひとつ身についた喜びがじわじわと湧いて来ます!その辺にあるロープを片っ端から輪にしたい心境です!

ところで、使用している柄の赤い道具はこういうことをするための専用のもので、このあたりでは「シノ」と呼ばれていますが「篠?」「信乃?」どんな字を書くんだろう、と不思議に思っていました。ネットで検索すると「シノー」という何だか間延びしたカタカナでよく登場している。どんな字どころかそもそも何語なのかわからなくなってきました。

鎧に使う細長い鉄板を「篠金物(しのがなもの)」と言うらしく、そこから出た言葉ではないか、というのが有力なようです。
日本語でよかった。




















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囲い付きまな板

2020年11月03日 20時47分18秒 | オーダーもの
ちりとりではありません。まな板です。3方に囲いが付いていて、奥の角には水抜きのための穴が開いています。



私が子どもの頃、この地域でまな板といえばこの形が普通でした。主に野菜用で、切った野菜がこぼれないので便利なのです。魚には魚用のまな板というのがちゃんとあって、それは幅50cm、厚みが3cmくらいの板に下駄のような脚が付いたものでした。時代と共にただの一枚の板で何でもかんでも間に合わせるようになってきたのですが、まあ確かにそんな大きな物を2つも置いていると場所をとって不便であることは間違いなかったのです。

このたびこの昔懐かしいまな板を作ってもらえないかというお話をいただきました。だいたいのイメージは頭にあるものの、私のイメージとお客様のイメージが同じとは限らない。できれば現物を見たいものだと思うのですが我が家にはもう何十年も前から無いので近所の方に聞いてみました。物持ちの良い方はいらっしゃるもので、3番目に聞いた方がなんと新品を保管しておられました!私のイメージよりひとまわり小さいのですが、それは自分が子どもの時の記憶だったためのようです。



総桧で作らせていただきました。3丁のご注文だったのですが、お納めしたら気に入っていただけたようでまた追加で3丁のご注文をいただきました。
ありがとうございました!




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栃テレビ台納品

2020年10月06日 21時47分54秒 | オーダーもの
テレビ台できました。

天板は栃(トチ)、脚は楢(ナラ)です。



天板の栃は右端に大きな節があり、木目がすごいうねりを描いています。普通ならかなり暴れるところですが、挽かれてからかなりの年月が経っているのと、フィオレフジイさんの高周波プレスがかけてあるのでおそらくあまり反らないのではないかと。



テレビ台ということで、オイルではなくつや消しのウレタン仕上げにしました。特に脚に使った楢(ナラ)は丁寧に磨いても表面がなんとなくざらつきが出るのでウレタン仕上げの方が良いような気がします。



本日無事納品!テレビはこれから。台に合ったサイズのテレビを選ばれるそうです。
ありがとうございました!
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栃一枚板とダイエット

2020年09月22日 20時20分13秒 | オーダーもの
テレビ台のご注文をいただきました。「一枚板で。」とのことで、ご予算とサイズを勘案してこの栃の板を選びました。
足の台座の幅が32cmということはかなり大きなテレビのようです。恥ずかしくないものにしないと。

ところで・・・高校生の頃から体型が全く変わらずにきた私ですが、還暦を過ぎた頃から心なしかおなかにたるみがあるような気がしていました。ゆうべご飯食べ過ぎたかな、くらいにしか思っていなかったのですが、先日礼服を着たらなんとズボンのホックが留まらない!なんとかしないとダメなのでおへそのあたりまでたくし上げてやっと留めることができました。
これは困ったと何年ぶりかで体重計に乗ってみたら人生初の70kg! ここ40年ばかりずーっと62kg~65kgくらいだったのに・・・。これは確実に太っている。

10年ほど前から身長はだんだん縮んでいます。全盛期から3cmばかり低くなってしまった。背が縮んでも体重は減らないのにウェストが太くなるとてきめんに増えるというのは不思議なようですが当たり前といえば当たり前。そういえば靴のサイズも1cm大きくなっているのを思い出しました。28cm。これ以上大きくなると既製品を探すのが難しくなってしまうサイズです。

今まで他人事だと思って気にも留めなかったダイエットという言葉が脳裏をかすめます。風呂あがりのビールをやめるべきか否か。結論はとりあえず先送りに・・・。

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