仙太の「雑杷ひとからげ」

「工房仙太」の新作紹介及び日々の雑想を連ねています。(ショップ http://k-senta.com/)

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ワンダーベンチ

2018年02月16日 22時59分14秒 | オーダーもの
シンプルな杉製のベンチ。軽くてシンプルということの他に、このベンチには大きな特徴があるのです。それは…



なんと、スタッキング(積み重ね)ができるのです!

去年からよく行っている福知山ワンダーマーケットの実行委員会様よりご注文をいただきました。「3人がゆったり座れて、軽くて積み重ねて収納できるベンチ」

長さ150cm、少なくとも150kg~200kgくらいの荷重に耐える必要があり、そのくせ軽く、しかも積み重ね!という、おとぎ話に出てきそうな無理難題。
しかし、その注文と一緒に「ご参考になれば…」というお言葉と共に送られてきた写真にこのタイプのベンチがありました。サイズはこれの半分くらいでしたが。
そう、この機能性に富んだ素晴らしいデザインは私が考えたものではないのです。残念ながら。

まるっきりコピーするとアレなのでところどころ手を変え品を変えましたが、なにしろ脚が開いているので荷重がかかるとグシャッといってしまわないか、それが一番の心配でした。結果、現在までの耐荷重試験では270kgくらいまでは大丈夫というデータが出ています。たいしたものです。考えた人はえらい。

17脚のご注文!あと9脚です。ありがとうございます!
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N様テーブル納品

2017年10月30日 23時17分22秒 | オーダーもの
 名張市のN様最後の納品です。台所のカウンターと同じ高さのテーブル。1,700mm×700mmで、高さが830mmというちょっと大きめサイズです。

 近くの若いお母さん方相手に料理の講習をされているとのことで、その際にカウンターにくっつけてテーブルを広く使うということです。なるほど。



 そもそも去年のイガデハク(伊賀デザイン博)でこのそら豆スツールをみていただいたのがご縁の始まりでした。遠くのイベントも行っているといいことあります!

 食器棚、本棚、Big Box、そしてテーブルにそら豆スツールと、リビングを仙太色に染めていただきました。恐れ多くもありがたいことです。

 3回にわたっての納品もいよいよ終わり。行くたびにいろんなお話をさせていただいたので、おそらくもう行くことはないと思うとなんだか不思議な気がします。行くことがあるとすれば何か不具合が出て修理にうかがうというようなことで、あまり歓迎したい話ではない。

 またイベントでお会いしたいものです。

 ありがとうございました!

 
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杉小皿 -拭き漆仕上げー

2017年10月21日 22時17分42秒 | 新作
 明日の福知山ワンダーマーケットは台風接近のため中止になりました。残念ですがやむをえないですね。主催者の方、お疲れ様です。
 
 このイベントは出店料は当日徴収だから我々としてはいいけど、事前に振り込ませるイベントの場合はちょっと事情が違います。「荒天によるイベント中止の場合でも出店料は返金しません。」と最初から謳ってるところが多いので、その場合は出展者が丸損になってしまう。お天道様とは議論はできません。

 そんなわけでこの新作の杉小皿のお披露目は来週のきこり技能大会に持ち越しになります。いや、実は先日の京北クラフトにも出していたのですが、それはもう研磨も足りないし塗りも甘い代物だったので今度こそ本当のお披露目ということで。

 左が約20cm、右が約16cmです。円形の器は旋盤を使う人に敵わないので楕円でいこうと。杉の、しかも節もお構いなしに使った器は珍しいのではなかろうか。

 やはり漆はすごい。杉でも塗れば塗るほど深い艶が出ます。これで4回塗り。根気が続けばこの次は10回くらい塗ってみようと思います。
 
 
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アサラトとチェンソーアート -京北クラフト2017ー

2017年10月19日 22時55分33秒 | イベント報告
 今年の京北クラフトは楽しかった。

 去年よりお客さんが少なめだった1日目、一日中雨が降り続いた2日目。売上げはさっぱりでしたが、それがさほど気にならないくらい楽しい2日間でした。
 
 まず、他の作家さんとのお話。このイベントもポピュラーになってきたのか、今まで様子をうかがっていた方々がもうそろそろ行ってみるかなと動き出したようで、あちこちのイベントでお会いする知り合いの作家さんがけっこう来られていました。せっかく来ていただいたのに今回のこの状況ではちょっと残念ですが、皆さん経験豊富な方なので割り切っているご様子。忙しい時にはゆっくり話などしていられませんが、こんなときには今までしたことがない話もゆっくりできます。

 1日目の夜は「京北クラフトナイト」。イベント会場、つまり野外での交流会です。あたりの山々までも照らすミラーボールの光のシャワーの中で地元在住のきしもとタローさん、熊澤洋子さんの演奏。その光と焚き火のあかりをバックに踊る子供たちの影がなんとも幻想的でした。プログレを流してみたいなという不謹慎な思いが脳裏をよぎりましたが、今のこの状況、客層では絶対にやるべきことではないのは明らかです。
 翌日タローさん、洋子さんにお聞きしたところ、あまりの湿気で露がついて笛は滑るわ、バイオリンのにかわが剥がれそうになるわで大変だったらしい。そんな状況でも場を盛り上げてくれたお二人に感謝です!

 そしてアサラト!この2つの木の実をひもで繋いだだけのシンプルなパーカッションを自在にあやつる凄いパフォーマーがいたのです!あまりの凄さに思わず呼び止めて動画を撮らせていただきました。
 木の実をぶつけてカチカチ、そのまま振ってシャカシャカ。右手で3拍子、左手で4拍子のポリリズムなども涼しい顔でこなします。ちょっとやらせてもらいましたが、全くできそうな気がしなかった…。しかし一晩考えた末、やっぱり買うことにしました!一年がんばって練習します。
 思えば去年のこの日は水琴窟のような音がする陶器の打楽器を買ったのだった。毎年掘り出し物があるものです。

 

 最後にチェンソーアート。音は聞こえていましたが、どうせどこかのいかついお兄さんがやってるんだろうと思っていました。ところがなんと女子で、しかも以前から知っている女子でした!高校生か大学生のときに先生に連れられてうちの工房に見学にきてくれたことがある。物静かでおとなしい印象しかなかった人だったので「え!?あんたがやってたん!?」と思わず失礼な質問をしてしまいました。あわてて見に行くとそんな印象からは想像もできないほどの豪快なチェンソーさばき。驚きました。改めて自分もがんばらねば、と思った次第です。

 それやこれやで充実した2日間。皆さん、本当にありがとうございました!来年もよろしくお願いします!
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今後の出店予定

2017年10月09日 00時31分03秒 | 告知!
 

今日は地元のお祭。維新勤皇山国隊と神輿が山国中を練り歩きました。

 秋のイベントシーズン突入!今後の出店予定をお知らせします。


◎ 10月14日(土)、15(日)  けいほくクラフト  京北あうるの森の原っぱ
   今年は日が変わったので地元の行事と重ならず、両日出展できます!

◎ 10月22日(日)   福知山ワンダーマーケット  福知山市
   1周年のアニバーサリーということでいつもより盛大に開催されるそうです!

◎ 10月29日(日)  京都京北きこり技能大会  京北あうるの森原っぱ
   
◎ 11月3(金)~5日(日)
  11月10日(金)~12日(日)  ロハスフェスタ  万博記念公園
    今年もこの時期がやってきました。長丁場、がんばります!

◎ 12月9日(土)、10日(日)   クリエーターズマーケット  ぽーとめっせ名古屋
    冬のクリマは初めてです。どうなることやら。


 よろしくお願いします! 
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子安観世音

2017年10月06日 21時49分57秒 | 名所、旧跡
 今出川通を東進し、白川通へ出る手前の路傍に鎮座する大きな石仏。小さなほこらの天井で頭を打たないように首をすくめているようです。以前から「でっかいお地蔵さんやな~。」と思って通り過ぎていたのですが、今日、時間があったので車を停めてお参りしてみました。

 子安観世音。厳密にはお地蔵さんではなく観音さんでした。お顔の表情もわからないほど風化が進んでいますが立派な仏さんです。新しい花やお供え物もあり、地域の人に慕われている様子がうかがえます。

 調べてみると、鎌倉時代からここで道行く人々を見守っているらしい。秀吉が大変気に入り、聚楽第を建てたときにその庭へ運び込んだそうです。ところがこの観音さん、その日から夜な夜な「白川へ帰りたい、白川へ帰りたい…。」と鳴動したとか。ついに秀吉もあきらめて元に戻したそうです。

 以来数百年の間に何度か火災に遭い、また数年前にはトラックにぶつけられ、そのたびに首が落ちて補修されているらしい。地域の災難を一手に引き受けているということですね。

 秀吉がつるつるとなでまわしたに違いない。その時代から防犯カメラが設置されていたらいろんなものが写ってるでしょうね~。
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N様本棚

2017年10月04日 21時38分51秒 | オーダーもの
 以前食器棚をお届けした名張市のN様。同じサイズの本棚をお届けしてきました!

といってもお届けしたのはお盆前…。ブログの更新をサボるにもほどがありますねー。

食器棚に比べりゃ扉もないし簡単なもんだとタカをくくっていたら大きな見込み違いでした。縦の仕切り板をすき間なくきっちりと作って、なおかつすき間なくきっちりとはめるのは予想以上に難しかった。

 以前、同じようなものを作ったときはダボ組みにしました。ところが、です。ダボで組むと両側から何らかの方法でプレスをかける必要がある。上から叩くだけでは絶対にすき間は無くなりません。
なので上下から角材で挟んでその角材をクランプで締め付けたのですが、天板の前部と後部は締まっても中央部は締まらない。前後部を締めれば締めるほど角材がしなるのでどうしても中央部にすき間ができてしまうのです。
 今回は一計を案じたのでなんとかうまくいきましたが、いいかげんに蟻組みを覚えないといかんなと痛感した次第です。



 撮影のときにN様が「食器棚の上に乗っているものを降ろしましょうか?」と言われましたが、「生活感があるほうがいいので」とそのままにしていただきました。そうしたら生活感の最たるもの、このお宅の主人公が登場してくれました!ご出演ありがとうございました!

 もうすぐオーダー第3弾のテーブルをお納めすることになっています。いましばらくお待ちください…。

 ありがとうございました!

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カホン

2017年08月31日 22時08分43秒 | オーダーもの
 何と、カホンのご注文をいただいてしまいました!福知山市のU様より。

 構造自体は要するにただの箱で、後ろに穴をあけて内部にちょっと音に色付けをする仕掛けをつけただけのものです。ネットで探してみても「カホンを作ってみた」的な投稿は山ほど出てくる。それほど誰でもわりと簡単に作れてしまうものですが、今まで作ろうという気は起こりませんでした。

 作ってはいませんが、実は持っています。私のような金のないバンドマンの強~い味方、〇〇ンドハウスで買いました。5,000円で。急にステージで必要になり作る余裕がなかったためですが、安モンでもちょっと改造すればまあまあそこそこの音が出るようになりました。



 しかし、5,000円のがあるかと思えば数万円のものもあります。これは一体何が違うのか?作りが違う、材料が違う、塗装が違う、何よりブランドが違う、ということでしょう。私のようなこだわりの薄いバンドマンにはそこまでの代物は必要ないですが、これは注文品なので少なくとも作りと材料と塗装はしっかりしたものにしなくては。
 
 

 仙太製ですから前後意外は勿論杉板です。天板はダボで組みました。音の色付けはスネアドラムのスナッピーを使用。
 着色はいつもの柿渋ですが、これは楽器なのでオイル仕上げではなくかっちりと油性のウレタン仕上げにしました。

 あとはちゃんとお役にたってくれることを祈るばかりです。

 ありがとうございました!

 

 

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ミニスツール&テーブルセット

2017年08月13日 22時47分53秒 | オーダーもの
 東京都町田市のN様より「ミニスツールと、それに合うテーブルを」というご注文をいただきました。



 座面に「白太(しらた)」と呼ばれる杉の木の辺材部分をストライプ状に配したものを以前ブログに載せたのを気に入っていただいたようなので、テーブルの座面にもそれを取り入れました。
 同時に、「節を遠慮なく使ってほしい」といううれしいご希望も。これまた喜んで取り入れさせていただきました。



 白太も節も木材業界の常識では普通使用を避ける部分です。白太の無い赤身部分の、しかも節の無い無地の材が最も「上等」とされているからですが、業界の常識は必ずしも一般のお客様のお好みには沿っていないという典型的な例でしょう。



 自分で意図したものではありませんが、「杉の家具シリーズ」続いています!

 ありがとうございました!末永く使っていただけますように。
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食器棚 納品

2017年07月05日 21時04分08秒 | オーダーもの
 行ってきました!三重県名張市。台風一過とはいえまだ余韻の雨が残る空模様でしたが、幸い搬入のときは降られずにすみました。

 作ったものの、この杉の節をどんどん使ったテイストは気に入ってもらえるのだろうかという一抹の不安は正直ありました。なのでこの杉のフローリングを見たときはうれしかった。これなら大丈夫やなと。もともと昨年12月のイガデハクでそら豆スツールを見ていただいたのがきっかけでいただいたお話なので、余計な心配だとは思うのですが。



 3段の棚板はそれぞれ3段階の可変式。ちゃんと使えるといいのですが。

 実はこの右側に置く同じサイズの本棚もご注文いただいています。あと、作業台を兼ねたテーブルも!がんばります!

 ありがとうございます!



 名張まで行ったついでに、3年前の納品以来一度も行っていない滋賀県八日市のくつろぎ茶・幸さんにおじゃましてきました。(写真はオープン前のものです。)

 名張―八日市間は直線距離にして約50km。2時間の行程です。これが「ついで」と言えるのか?

 京北―八日市間は約3時間。京北―名張間も3時間なので所要時間だけでいえばこの3点は二等辺三角形であり、名張―八日市間はその底辺ということになりますが、走行距離は京北―名張間の方が長いので、少なくとも八日市へ行く「ついで」に名張へ行くよりは充分「ついで」と言えるのではないでしょうか。

 まあそんなことはどうでもいいのですが、3年ぶりのくつろぎ茶・幸さんは満席大繁盛で、当たり前ですがすっかりお店になっていました。3年も経過したテーブル、椅子たちははたして大丈夫なのだろうかと、こちらは一抹どころではないかなりの不安を抱えていたのですが大丈夫でした!

 ボールペンなどの小物類を置かせていただけることになり、見本を見た常連さんたちからも好評をいただきました。やはりface to face のコミュニケーションは何物にも勝るご縁です。

 ありがとうございます!これからもよろしくお願い致します!
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