仙太の「雑杷ひとからげ」

「工房仙太」の新作紹介及び日々の雑想を連ねています。(ショップ http://k-senta.com/)

焼印

2019年01月16日 21時49分44秒 | 日記
常日頃「木の便利屋」を名乗っている私ですが、今度は孫の手の注文をいただきました。
まだ全部納品していないので全体像は出せませんが、握り部分だけ。

総計240本。「はいは~い」とお受けしたものの、やりだしてみるととんでもない数であることが判明しました。がんばっても1日に10本くらいしかできません。「お彼岸頃まででいいですよ~。」という暖かいお言葉をいただいているのであせらずじっくりと取り組みたいと思います。

で、今日いちばん言いたいことはそういうことではなく焼印です!小さなものに押せる焼印が以前から欲しかったので、これを機に思い切って作りました。

焼印が入るとグレードが倍増するような気がします。私はTシャツなどに何かしらの英語が書いてあるとそれだけでカッコよく見えてしまうタイプですが、それはきっと英語ができない者の悲しい性なんだろうと思います。その性に従ってこれも英語にしたかったので、「工房仙太」を名乗る前に使っていた「workshop Senta」を復活させました。

やっぱりカッコよく見える…。

ようやく150本余りできました。まだ先は長いですががんばります。

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あけましておめでとうございます!

2019年01月01日 22時31分27秒 | 日記
 新年あけましておめでとうございます!

今年の誕生日が来たらとうとう還暦…。
まさか自分が60歳になる日が来るとは考えもしなかった私ですが、これは確実に、着実に、淡々と、粛々と、ひたひたと、間違いなく、否応無しにやって来るものだったのです。

 60という数字に対することよりも、自分が世の中に通用するパフォーマンスをいつまで持ち続けることができるかという懸念、不安といったものの方が大きい。

 とはいえそれは考えてもしょうがないことなので、今年も着実に、淡々と、粛々とやっていきたいものだと思っております。

 本年もどうぞよろしくお願い致します!
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米びつ

2018年12月07日 20時41分28秒 | オーダーもの
「知り合いの引越し祝いにしたい。」という方から米びつのオーダーをいただきました。10kg入り。

制作にあたってネットでいろいろ調べました。木製米びつは桐製が多い。これは防虫作用という観点からでしょう。その他、場所をとらないように縦長の形がいいようだ、とか虫の侵入を防ぐために蓋はきっちりにするべし、等々。

最近の仙太の代名詞は杉なので桐ではなく杉を使いますが、柿渋を塗ることで防虫効果の問題はクリアしたと考えます。



蓋の開閉用の取っ手代わりのリング。鉄製です。



ありがとうございました!
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学習机

2018年11月09日 21時26分42秒 | オーダーもの
仙台市のT様よりご注文の学習机。ご使用中の写真を送っていただきました!こうなると途端に命が吹き込まれたような気がします。
当たり前ですが、道具は飾るものではなく使うものですから。



右側のワゴンは本立てと引き出し。杉製です。



机は桧製。本棚はジョイントネジで固定します。

学習机は、座る面には引き出しが付くため脚間の補強材を入れることができません。なので深めのホゾを切って差し込みました。穴の位置のごまかしがきかないのでなかなか大変でしたが、おかげで丈夫になりました。

ありがとうございました!

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今後の出展予定

2018年10月29日 20時49分35秒 | 告知!
◎11月2日(金)~4日(日)、9日(金)~11日(日) ロハスフェスタ    万博記念公園
   今年もこの日がやってきます。少なくとも前半の3日間の天気はよさそう。
ブースNo.87です。よろしくお願いします!

◎12月2日(日)  京都府立林業大学校学園祭    京都府立林業大学校
   毎年講義に行っている林大の学生さんから出展オファーをいただきました!学園祭は初めてなので楽しみ。

◎12月9日(日)   大阪アート&手づくりバザール     ATCホール
   2年前に台風でキャンセルしてしまって以来久しぶりの出展です。
   8日(土)は所用のため9日のみの参加。



さしあたってのロハスフェスタに向けていろいろ増産中です。



ロハスフェスタは、出店料高いわ、駐車場遠いわ、期間長いわでいろいろしんどいイベントですが、いい天気の昼下がりなどに家で作業をしている時ふと「ロハス行きたいな~。」と思ってしまうことがあるのです。何がそんなにいいのか全くもってわかりませんが、何かあるんでしょう。

春のロハスは農繁期のため参加できないのですが、秋に何人かのお客様から「春は来てなかったよね?」と聞かれることがあります。あの広い会場で仙太を探してくれたのか…と、うれしいやら申し訳ないやら…。そんなことも楽しみのひとつに違いないですね。

今年もがんばります!

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停電

2018年09月08日 00時13分19秒 | 日記
 一晩であっという間に駆け抜けていったのに、台風21号はそこらじゅうを蹴散らしていきました。

 木は倒れ、屋根は吹き飛び、シャッターは壊れ、ビニールハウスもぐちゃぐちゃ。
 特に山どころのここ京北では倒木による被害が甚大で、木が電線にもたれて電柱をもなぎ倒してしまったところが数知れず。我が家は4日の昼過ぎから今日の午後7時頃まで丸3日以上停電でした。

 木が悪い訳ではなく風が悪いのですが、どうもこういう光景が現れると木が悪さをしているようなイメージを受けてしまうのは否めないところです。
 山に放置された材木が大雨に流されて川をせき止めることによって土砂崩れを誘発する水害でも木は悪者になってしまう。これも悪いのは、木を放置せざるを得ない経済状況なのですが。
 木で生かしてもらっている者としては心苦しい思いです。



 電気の使えない生活は不自由この上ないわけですが、最も困るのはやはり夜の照明です。キャンプ用のランタンが連日大活躍しましたが、テレビもパソコンも使えないとすることがない。



 というわけで久しぶりに夜は読書三昧していました。木下昌輝の「人魚ノ肉」。新撰組と人魚の不気味なお話です。

 やっと電気が来たので、明日からは晴れて電動工具が使えます!
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靴箱

2018年08月12日 22時51分48秒 | オーダーもの
 仙台市のT様よりのご注文です。

 東日本大震災の直後にミニスツールのご注文をいただいたのがご縁の始まりで、今回また仙太の杉製品が東北の地で活躍することになりました。嬉しい限りです!



 箱組みは何度やっても難しい。手作業で切って削って磨いたものを隙間なく組むのは難しいです。
  
 寸法をきっちり揃えるのは当然ですが、これがなかなかそううまくいかないのが実情で、そこを何とか接着・固定でカバーすることになる。

 

 やるたびに上達しそうなものですが、ずっとこればっかりやるわけではないので教訓を生かす機会が来ないまま記憶がどんどん遠ざかっていく。で、機会が来た頃には元の木阿弥という繰り返し。せめて3歩進んで2歩下がる程度にとどめたいものです。

 T様からはこれ以外に学習机のご注文もいただきました!現在鋭意製作中です。

 ありがとうございます!

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花岡ちゃん

2018年06月24日 21時04分51秒 | 日記
 

誰かがfacebookで「好きな漫画ベスト10」というのを書いていたので自分はどうか考えてみた。

大友克弘「AKIRA」、萩尾望都「百億の昼と千億の夜」、いしいひさいち「がんばれタブチ君」、松本大洋「鉄コン筋クリート」、柴門ふみ「ps.元気です俊平」、石森章太郎「リュウの道」等々に混じって清原なつの「花岡ちゃんの夏休み」というのが頭に浮かぶ。
他の作品に比べてこれだけが明らかに軽い。絵も明らかに少女マンガっぽい。何故?内容は全く覚えてないが、良かった印象だけが残っている。

どこかにあったかもしれないと思い、探してみたら見つかった!なんと、清原なつのの単行本は「花岡ちゃん~」以外に5~6冊も出てきた!よっぽど「花岡ちゃん~」の印象がよかったのだろう。どれどれ、と読み返してみた。

 何しろあれから30年以上経っている。その間いろんな目に遭ってきたしそれなりに酸いも甘いも経験してきたはずだからいくらなんでも感じ方も変わってるだろうと思ったが…。

 「花岡ちゃんの夏休み」はやはり良かった。読み返してみると話の展開、登場人物のセリフなど、よく覚えていたのに驚く。かなり繰り返し読んだとみえる。
 そして、何故強く印象に残っていたのががわかった。主人公の花岡ちゃんに共感するところが大きかったのだ。

 自分より賢い人、自分より物事をよく知ってる人に遭遇し、自分がいかに馬鹿で何も知らない人間かということに打ちのめされる花岡ちゃんにめちゃめちゃ共感した。そして困ったことにそれは30年経った今も全く変わっていない。あの頃より成長していることがあるとすれば、「上には上があるもんだ。」と割り切れるようになったことくらいか。それが成長といえるのかどうかは疑問ではあるが。

 それにしてもベスト10のあと3つをどうしよう。

 諸星大二郎、近藤ようこ、佐藤史央、ひさうちみちお、藤原カムイ、いしかわじゅん、浦沢直樹、手塚治虫、等々…。決められません。

 
 
 
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ワンダーベンチ

2018年02月16日 22時59分14秒 | オーダーもの
シンプルな杉製のベンチ。軽くてシンプルということの他に、このベンチには大きな特徴があるのです。それは…



なんと、スタッキング(積み重ね)ができるのです!

去年からよく行っている福知山ワンダーマーケットの実行委員会様よりご注文をいただきました。「3人がゆったり座れて、軽くて積み重ねて収納できるベンチ」

長さ150cm、少なくとも150kg~200kgくらいの荷重に耐える必要があり、そのくせ軽く、しかも積み重ね!という、おとぎ話に出てきそうな無理難題。
しかし、その注文と一緒に「ご参考になれば…」というお言葉と共に送られてきた写真にこのタイプのベンチがありました。サイズはこれの半分くらいでしたが。
そう、この機能性に富んだ素晴らしいデザインは私が考えたものではないのです。残念ながら。

まるっきりコピーするとアレなのでところどころ手を変え品を変えましたが、なにしろ脚が開いているので荷重がかかるとグシャッといってしまわないか、それが一番の心配でした。結果、現在までの耐荷重試験では270kgくらいまでは大丈夫というデータが出ています。たいしたものです。考えた人はえらい。

17脚のご注文!あと9脚です。ありがとうございます!
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N様テーブル納品

2017年10月30日 23時17分22秒 | オーダーもの
 名張市のN様最後の納品です。台所のカウンターと同じ高さのテーブル。1,700mm×700mmで、高さが830mmというちょっと大きめサイズです。

 近くの若いお母さん方相手に料理の講習をされているとのことで、その際にカウンターにくっつけてテーブルを広く使うということです。なるほど。



 そもそも去年のイガデハク(伊賀デザイン博)でこのそら豆スツールをみていただいたのがご縁の始まりでした。遠くのイベントも行っているといいことあります!

 食器棚、本棚、Big Box、そしてテーブルにそら豆スツールと、リビングを仙太色に染めていただきました。恐れ多くもありがたいことです。

 3回にわたっての納品もいよいよ終わり。行くたびにいろんなお話をさせていただいたので、おそらくもう行くことはないと思うとなんだか不思議な気がします。行くことがあるとすれば何か不具合が出て修理にうかがうというようなことで、あまり歓迎したい話ではない。

 またイベントでお会いしたいものです。

 ありがとうございました!

 
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