仙太の「雑杷ひとからげ」

「工房仙太」の新作紹介及び日々の雑想を連ねています。(ショップ http://k-senta.com/)

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スタッキングスツール

2020年04月26日 22時54分25秒 | オーダーもの
以前より下駄箱などを作らせていただいている仙台市のT様よりスタッキングスツールのご注文をいただきました!それも27脚の大量注文!

「低学年の子ども用で、積み重ねて収納できるもの」というお話だったのでこれを提案させていただいたところ、めでたく採用していただきました。



遠く仙台の地で私の作品が活躍しているというのは何か不思議な気持ちです。



当初座板はあられ組みで接合していましたが、どうも見た目がすっきりしないのでダボ組みに変更しました。側板から長めのビスをねじ込んであるので強度は充分と思われます。取っ手用の穴はいいアクセントにもなっているのではないかと。

末永く活躍してくれますように。

ありがとうございました!

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ツイストペン

2020年04月19日 22時23分51秒 | 新作
ボールペンの新作ができました。ねじっているから「ツイストペン」。



桧の端材を利用しています。2cm角の材料を削って約1cm角のねじれたペン軸に仕上げます。もっと細い材料でもそれなりのものはできますが、90度以上のねじれを出そうとするとこれくらいの太さのものが必要になります。半分以上を削って捨ててしまうことになりますね。



ノミで荒削りをして…



反りカンナで形を整えます。



磨きはサンダー等を使いますが、最後は手磨き。



”ひねりを加えた”新作ができましたが、コロナ騒動で販売手段が絶たれています。なんとかしなくては…。
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ミドルバックチェア

2020年03月20日 22時40分08秒 | 新作
新作の椅子がやっとできました。
 
いつもやっている桧のテーブルに合う椅子がなかったので何とかしなくては…と思いながらズルズルと来ていましたが、やっと提案できるものができました。



背もたれはちょっと低めの30cm。わかりにくいですがカーブもつけています。



これもわかりにくいですが、座面にはくぼみをつけています。

試作を4脚作ってここに辿り着きました。やってみて改めてわかったこと。「脚の下を細くするととたんに椅子らしくなる。」
スツールならずんどうでもいいのですが、背もたれのある椅子は下を細く削ると急にしゅっとします。

それにしても…

「新型コロナ」と聞いて、「トヨタの新しいクルマ?」などと言いながら笑っていた頃はまさかこれほどの事態になるとは思っていなかった。
下鴨神社の森の手づくり市も、ATCホールのアート&手づくりバザールも、ゼスト御池広場の京北さくらフェスタも、北野天満宮のものづくりTENMANGUも全部中止。
茨木マリアナカフェのライブも、神戸スターティングオーバーのライブも中止。
世界中のことだからしょうがないとはいうものの、世紀末はとっくに過ぎているというのにこの惨状は一体何事か。

SFの世界でしか目にしなかった「パンデミック」などという言葉がテレビのニュースで普通に流れている恐さ…。
願わくば「カタストロフ」などという言葉がテレビのニュースで流れませんように!
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あけましておめでとうございます

2020年01月02日 10時16分58秒 | 日記
そんな訳で前回に続いてスティック推しの写真になってしまいましたが、今年のご挨拶はこれです。

ついに還暦を迎えた昨年、もっとショックが大きいかと思っていましたが案外そうでもなく、むしろちょっとうれしいくらいの気持ちです。それが証拠に行く先々で会う人会う人に必要以上に「還暦」という言葉を連発している。
確かに年金の納付から開放されたり映画館などでシニア割引が使えたりで、実益面でもうれしいとこはたくさんあります。悪いことを探してもしょうがないのでそれで充分かと。

この齢になっても新しい出会いはあるもので、近所に越して来られた笛奏者のTさん、バイオリン奏者のY子さんご夫妻が主宰する「京北フォークダンス楽団」の太鼓要員に加えていただきました。
楽譜も読めないうえに読めるようになろうともしないこんな田舎の素人おやじを嫌な顔ひとつしないで使っていただいています。感謝です。

仕事の方はちょっと停滞気味。桧の新しい椅子をデザイン中なのでそれを何種類か出していけたら、というところです。でき次第ここにも発表したいと思います。

幸い停年のない仕事なので、まだまだ走りつづけることができます。

今年もよろしくお願いします!

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欅(ケヤキ)スティック・桜スティック

2019年11月28日 23時11分36秒 | 新作
スティックが意外に人気です。

自分でも「こんなもの誰が買うねん」と思いながら作ったものです。とはいうもののできたものを見るとなかなかいい。いやいや、なかなかいいのはわかるけど、どう考えても興味のある人は限られている。しかもその限られた人が興味を示してくれたとしても市販のスティックの倍以上の値段のものを一体誰が買うねん。



と思ったらこれがけっこういらっしゃることがわかりました。いやいや、「けっこういらっしゃる」というのは語弊がある。「思ったほど少なくない。」と言うほうが正しいです。
スティック自体よりも木の木目が引き付けるのかもしれない。特に欅(ケヤキ)の木目などは美しいものです。



市販のスティックはほぼ全て外材で、ヒッコリー(クルミの仲間)が最も一般的です。硬くて粘りがあって適度な重みがある。それに比べると日本の胡桃(クルミ)は少し軽いような気がします。桜、欅(ケヤキ)も硬さやねばりは文句なしですが、やはりヒッコリーに比べると少し軽い。適度な重みという点でいかにヒッコリーがスティックに適しているか、ということを国産材で作ってみて改めて実感しました。ちなみに重さをお求めの方には樫(カシ)がお薦めです。(1枚目の写真の右から2番目)

「自分で作ったスティックを自分で使うなんて素敵ですね!」と言ってくれる方がいますが、実は私は市販のヒッコリー製ばかり使っています。自分で作ったものはもったいなくて使えない…。
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杉テーブルセット納品

2019年10月14日 22時18分18秒 | オーダーもの
先方様のご都合で延び延びになっていたテーブルセットの納品がやっとできました。

脚に天板が乗った姿もやっとお目見え。この天板は長期間屋外に平積みしてあった板のようで、「耳」の部分は虫喰い穴や傷、変色がかなりあったので年輪1年分木肌を削りました。虫喰い穴はどうにもなりませんが、傷や変色はほぼ無くなっています。



おそろいのベンチとセットで。一枚板をそのまま使っているのでベンチとしては少々幅が広すぎるくらいですが、これくらいあれば昼寝もできそうです。

元の材料がいい板だったのでなかなか豪快なものができたのではないかと。

ありがとうございました!
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奥深い長靴形ペン立て

2019年09月24日 22時45分21秒 | 新作
以前からお取引させていただいている某協会様より「クリスマスモチーフのグッズを何か考えてもらえませんか?」と言われ、ひねり出したのがこれ。木彫りの長靴です。
形は実際に世に出回っているものとはちょっと違う、イソップやグリムの童話に出てくる小人が履いている長靴のようなイメージです。



木彫りといっても刃物は全く使っていません。外側はグラインダーで形を作ってランダムサンダーと手磨きで仕上げています。杉なので削りやすい。
穴は直径5cm、深さ10cm。普通のドリルでこんな太いものは無いし、あったとしてもそんなものをギリギリねじ込んだらおそらく木が割れてしまうでしょう。なのでこれ用にボアビットという専用のドリルビットを買いました。それでもこれだけ奥の深い穴をあけるのはけっこう大変。



ところで、奥深いといえば、最近テレビなどのアナウンサーがこの言葉を「おくぶかい」と発音するのが以前から気になっていました。私は生まれてこの方ずっと「おくふかい」と言ってきたので。
そこでこのたび調べてみました。

それによると、従来からどちらの読みも使われてきているとのことでどちらも間違いではないのだそう。年代別にどちらの読み方をする人が多いか調べたデータもあり、なんと「おくふかい」と読む人は60代以上に最も多かったらしい。なるほど、そーゆーことだったのか…。不本意ながら妙に納得。

また、「奥深い」という言葉はたとえば洞窟などの「奥が深い」という場合と、物語などの意味が「深遠である」という場合の2通りの使い方があるが、どちらかといえば「奥が深い」ときは「おくふかい」、「深遠である」ときは「おくぶかい」と表現することが多いのではないか、とのことでした。
勉強になりました。
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今後の出展予定

2019年09月04日 20時28分29秒 | 告知!
秋のイベント多発季が近づいてきました。久々に出展予定を。

◎ 9月22日(日)~23日(月) ツクル森    右京区京北 あうる京北(京都府立ゼミナールハウス)
   音楽ライブとクラフトのイベント。去年に続き2回目です。私は民族楽器「チャラパルタ」のワークショップなどにも参加予定。

◎ 10月20日(日)   奈良アートクラフトフェア   奈良100年会館 時の広場
   奈良のクラフトイベントは久しく途絶えていたという印象ですが、復活したようです。

◎ 11月1日(金)~5日(火)  ロハスフェスタ   万博記念公園
   どんどん増殖を続けるロハスですが、今年はとうとう前後半併せて8日間開催!私は前半の5日間のみ参加します。

◎ 12月7日(土)~8日(日) イガデハク   三重県伊賀市 ゆめドームうえの
   3年ぶりの参加。冬場は屋内のイベントがありがたいです。


写真は昨日仕事場に現れた見慣れない虫です。調べた結果ベッコウヒラタシデムシではないかと。



しばらくじっとしていましたが、そのうちブーンと飛んでいきました。  
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ものづくり天満宮

2019年08月31日 21時44分48秒 | イベント報告
北野天満宮です。
小さい頃から慣れ親しんだ「天神さん」で手づくり市が始まると知って迷わず応募しました。この春に続いて2回目の開催です。新しいイベントにも関わらずアウェー感が全くない。駐車場も近いし、快適な出展環境と言えます。お店の数はまだ少なめですが、徐々に増えていくでしょう。

ここでの目玉のひとつは猿回しでしょう。プロの(あたり前か)猿回しが太鼓に合わせて見事な曲芸を披露しています。
これほど褒めておきながら写真の一枚も撮っていないのには理由があります。我々田舎の住民は常々畑の野菜を荒らしに来るサルに痛い目に遭わされているので、サルの曲芸など見たくもないのです。
見事な演技を繰り広げるサル君と、時には優しく時には厳しく見事にサルをあやつる猿回しのお姉さんには全く何の罪もないので逆恨みも甚だしいのですが、我々にもそれなりの事情があることをこの場でそーっとつぶやいておきたい。



雨の予報に反して絶好の天候で出展できたこと、そして多くのご来店をいただいたことに感謝します。
ありがとうございました。
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これがテーブルになります。

2019年06月30日 00時25分52秒 | オーダーもの
杉一枚板のテーブルができました。
天板の耳は長期間皮がついたままだったので無数の虫食い穴があいていますがこれはやむをえないです。今はもう虫はいないです。大丈夫。



脚も完成。
この脚にあの天板が乗った写真はないのか?というご質問が聞こえてきそうですが、ありません。あの天板はわりとしっかり重いのでついつい面倒になってしまって…。納品のときに撮りたいと思います。

ところで今日の記事のタイトルですが、「これがテーブルになります。」これはこの状況をそのまま表わす言葉として何らおかしなところはないと思いますが、最近ではちゃんと完成したものを指しても「これがテーブルになります。」という言い方を日本中で当たり前にするようになってしまってます。

「右手に見えますのが京都タワーになります。」この言い方に違和感を感じる人はほとんどいないのかもしれませんが、私は未だにこれに馴染むことができません。「京都タワーです。」でいいじゃないかと。
「え?これから京都タワーになるの?じゃあ今見えてるあれは一体何なん?京都タワーの幼虫ですか?」などという嫌味のようなことを言いたくなる。

数年前にコンビニなどでお金を払ったときに「1,000円からお預かりします。」という言い方が日本中を席巻したことがありますが、これも「1,000円お預かりします。」になんでわざわざ「から」を付けんねん?という話。私はこれを聞くたびに「1,000円からどこまでお預かりするんですか?」と腹の中でつぶやいたものですが、今ではこの「〇〇から」を耳にすることはほとんど無くなりました。

「〇〇になります。」もそれと同じようにいずれ姿を消すのか、それとも普通の日本語として定着するのか見守りたいと思います。

新しいものに適応できないおっさんの愚痴でした。
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