ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

老人割合が高くても青年会を育てたい

2016年03月08日 | Weblog
私の町は都市部にあり、人口2000人ぐらいです。
都市部にあるにもかかわらず、最寄りの駅からバスで15分ぐらいかかるため、また商店が充実していないため、次第に老人割合が増え、現在では45%ぐらいになっています。
町内会がありますが、役員に成り手がいません。
そこで1年交代当番制でやっていますが、当番に当たった人は、しょうがない1年間は頑張るというのではなく、役員会議で町の仕事をやりたいくないと合唱しています。
町内会長は、行政や町の人からあれをやってくれ、これをやってくれと言われます。
しかし役員会議で役員が自分の仕事を増やしたくないと合唱するので町内会長は手も足も出ません。

見るに見かねてボランティアが協力していますが、役員はボランティアに感謝しません。
ボランティアがあれこれやるから役員の仕事が増えるとボランティアに反感を持つ人が現れる始末です。
ボランティアも手も足も出せなくなります。
役員の仕事を増やさない範囲でボランティア活動をやるしかありません。
これでは町内会が重要な問題を処理することはできません。

町内会に老人会があります。
かつては老人会は町内会長メーカーと言われており、自治会を支配していました。
今は老人会のような町内会の老人会ですから超老人会です。
町内会長も出せません。
80歳ぐらいの老人ができることは限界があります。
部活動などは衰退する一方です。
かつては40名以上の部員がいた芸術系の部が今月3月をもって消えます。
そのほか10以上の部がありますが、発展性のある部は一つもありません。
どの部も消えそうです。
上部団体の老人会連合会からあれをやってくれこれをやってくれと連絡が来ますが、担当する人がいません。
しょうがないから老人会の幹部が適当に担当してお茶を濁しています。
連合会自身も高齢化して、調査企画実行力がなくなっています。
ご老人の連合会長がひとり元気を振り絞って「元気を出しましょう」と精神論を言っているだけで、新しい対策を考えることができません。

町内会を何とかボランティアが支える構造を考えてきましたが、これも限界があると痛感しています。

私の町で概して機能しているボランティア組織は防災関係です。
30名以上の会員がいますが、10名ぐらいが現役の若い人です。
防災というと若い人も関心を持ってくれるようで組織に入ってくれます。
この10名ぐらいの若い人にできるだけ指導的役割を担当してもらうようにし、青年会的性格を持たせたいと思っています。
町に住んでいる若い人が防災活動を通して町のことに関心をもつようになる雰囲気をつくりたいと思います。

80歳ぐらいの老人ボランティアは指導的役割からは引退してもらうようにしたいと思います。
自分は経験知識があると威張るが実は調査企画実行力がないボランティアが増えています。
このような老人は、元気で、頑固で、口は達者で、若い人が発言するとそれを封じ込めるような動きをするものです。


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