ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

密集行動の危険性

2015年09月26日 | Weblog
メッカの近くの石投げ悪魔祓い霊場で700人以上のイスラム教信者がどうにも止まらない人の流れで踏み殺されたり圧死したりしました。
同様の事件は日本でも初詣などで起こりました。
警察などによる厳重な交通整理をやっていても変な思いに惑わされて人々が暴走することは起こりえます。

現代は多様化の時代と言われていますが、初詣のように三日間で数百万人が一か所に集まってくるという一様の行動があります。
このような一様の行動の中に危険が潜んでいます。

一様の行動をとる人々が目標施設の近くでさらに一様の密集行動をとる訳ですから危険度は高くなります。
自分が焦ればその焦りは隣に伝わり、隣も焦るというように小さな異常が一気に大きな異常に発展します。

ところで日本ですが、狭い国土に1億3千万人が住んでいますが、その人々が都市に集中するという一様の行動をとっています。
そして都市部でさらに一様に住宅密集地をつくって生活しています。
これは危険な行動ではないでしょうか。

住宅密集地は効率的と思いますが、一様な行動が要求され、自由がなくなってきます。
偶発的に起こる異常に弱いという問題点を持っています。

何でも政府や業者に依存するのではなく、人々が自分で分散の必要性(危険)を感じて住宅密集地から脱出することを考えることも必要ではないでしょうか。