ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

国際社会に理解されないのは誰か

2015年09月24日 | Weblog
着実に沖縄本島のアメリカ軍基地が縮小しているなら沖縄県は国に反対しないと思いますが、縮小が遅すぎます。
アメリカ軍普天間飛行場については廃止なら問題ないと思いますが、沖縄本島内の辺野古へ移設するのでは国は沖縄県に配慮したとは言えません。
沖縄県知事がアメリカや国連にまで行って沖縄県の苦悩を訴えているのに、菅義偉内閣官房長官が、県知事の言動は「国際社会では理解されない」と批判するとは情けないことです。

今回成立した安保法制では集団的自衛権の行使に道が開かれています。
在日アメリカ軍基地縮小の考えはありません。
アメリカとの同盟強化の方向ですから、在日アメリカ軍基地は継続ということだと思います。
菅官房長官は「沖縄の基地負担軽減に全力をかけている」と言いますが、全力をかけていません。
反対に、基地継続に全力をかけています。

安倍内閣はよく国際社会という言葉を使いますが、国際社会とは何でしょうか。
日本軍の従軍慰安婦問題で、サンフランシスコ市議会が従軍慰安婦のモニュメント設置を支持する決議案を全会一致で採択したなどと聞くと、沖縄県知事ではなく、安倍内閣が国際社会では理解されていないのではないかと思います。

菅官房長官は安倍内閣の官房長官ですから安倍内閣の問題点を言わないようにしていますが、逆によく言いすぎると思います。
つまり悪いのにいいとうそを言っていると思います。

安倍内閣は地方を重視すると言いますが、地方の自主性を認めていないと思います。
国の考えで地方を動かそうとしていると思います。
昔からの中央集権であることに変わりはありません。

これでは地方再生はおぼつかないと思います。
本気で地方再生を考えるなら税の地方への配分を大幅に増やすなど地方の企画の自由度を上げることが大事です。