ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

政治を改善するのは政治家ではなく、人々

2015年09月28日 | Weblog
もの・サービスについては外国製と比べて日本製はよくできていると思います。
日本の消費者が厳しいからです。

スーパーや量販店に行くと安物がたくさんありますからつい買ってしまいますが、使ってみるとだいたいしまったと思います。
スーパーなどは通常安く大量に売りたいと考えます。
したがってスーパーなどで買う場合は、値下げしないものは概してものがいいかもしれません。

問題は政治ですが、どうも人々は政治に甘いと思います。
もの・サービスは供給過剰ですから消費者が上から目線で厳しく選択します。
ところが政治となると御上のやることという昔からの意識が体に染みついていて、主権在民が身についていません。
政治に不満がある、しかし御上のやることはしょうがないと甘くなってしまいます。

安倍晋三内閣は天皇など皇室の人をよく使います。
新聞テレビも安倍内閣に同調して皇室に関する記事を載せます。
皇室の人について最上の敬語を用いて記事を書きます。
自民党はその憲法改正案で天皇を日本の元首としています。
皇室を使って内閣は皇室近くの殿上であって、人々ははるかに下に位置するという意識を人々に植え付けています。
大臣は殿上人、国会議員は権力者ということでしょう。

この自民党がやっていることに抵抗しないと、本当に人々は内閣、さらには政府のはるか下に位置すると意識するようになると思います。
これは民主主義の危機です。

選挙は国家公務員を代えることはできませんが、国家公務員の人事や仕事に影響を与える大臣や国会議員を代えることができます。
選挙権は民主主義を守る有力な手段です。

人々は政治について学問し、非常に厳しい上から目線で政党や政治家を選ぶべきです。
政治家を殿上人、権力者と思ってはいけません。
政治に関する自分の考えをちゃんと代弁しているか調べるべきです。
大臣がうちの町から出たと言って喜んでいるようなレベルの低い市民であってはいけません。
うちの町から出た大臣であっても、人々のためにならないような政治家だったら容赦なく次の選挙では落とす厳しい有権者であるべきです。