ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

乱暴な政府に甘いと人々はひどい目にあう

2014年03月20日 | Weblog
東京電力が福島第一原発で使っている放射能汚染水処理装置「ALPS」は技術者の常識から言うと信じられないほど欠陥装置です。
非常によく故障するだけでなく、機能しているかいないか常時観測する装置がついていません。
処理された水の放射能測定を週3回しかやっていなかったというから呆れます。
放射性物質を特定するような測定を常時行うことはむずかしいと思いますが、マクロな放射能測定は常時できます。
これができていません。

放射能汚染水を急いで処理しなければならないということで東電は未完成技術を導入したと思います。
つまり日本は放射能汚染水処理技術もないまま原発を稼働してきました。
事故原発処理技術も、寿命が来た原発処理技術も、放射性廃棄物処理技術も、放射性廃棄物永久保管技術もありません。

政府は原発を稼働すると言いますが、実は原発安全技術は未完成です。
安全技術がないまま、電気のために原発を稼働すると言うのですから政府は乱暴です。
こんな乱暴な政府に政治を任せて人々は命を守れるでしょうか。
守れません。

第二次世界大戦で日本は壊滅状態になりましたが、政府が乱暴だったからです。
乱暴な政府に人々が甘かったからです。

今政府は乱暴になっています。
危険なまま原発を稼働するというのも乱暴です。
景気がよくなったと人々は喜んでいますが、金融緩和、財政出動も実は乱暴な金融政策です。
経済の根幹の不調は金融緩和では解決しません。
金融緩和で日銀の信用、政府の信用は低下し、経済は悪化します。
憲法を合法的に改正せず、憲法解釈を変えて集団的自衛権を持つとか、戦争することができるようにするとか、武器を輸出することができるようにするとか、これも乱暴な政治です。
憲法を無価値にします。
解釈で黒を白と言うのですから日本語を乱します。

政府も問題ですが、乱暴な政府に甘い人々も問題です。
結局ひどい目にあうは人々だと思います。