ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

東北地方太平洋側の復興には事故原発処理が最重要

2014年03月11日 | Weblog
根本匠復興大臣・福島原発事故再生総括担当が、世界のモデルとなる「新しい東北」を創造する視点で問題に取り組むと述べました。
地震津波が来る条件の厳しい地方であっても根本大臣の意気込みで町づくりに当たることはいいことだと思います。
理想を追求して初めて比較的いい町づくりができると思います。
最初から駄目だ、出来ないと言って現実に流されていたら悪い町になってしまいます。

根本大臣は福島県出身です。
事故原発周辺の復興については特に厳しいものを感じていると思います。
世界のモデルとなると言っても事故原発が存在していること、放射能漏洩が続いていることそのことが周辺復興の障害です。
今も事故原発から出ている放射性物質や、周辺に降った放射性物質が川や地下水に混じって海に流出し、広く海洋放射能汚染の原因になっています。
福島県沖のみならず、宮城県沖、茨城県沖も気になります。
政府の言う安全基準以下なら安全ということはありません。
放射能は低ければ低い方がいいと思います。

安倍晋三総理が、福島県産のご飯を食べたり、福島県沖の魚を食べたりして福島県産の安全を強調していますが、彼はたまに食べるからまだいいのであって安全基準以下であっても毎日食べる人は体内に放射性物質を蓄積することになり、放射能障害発生の恐れが高くなります。

汚染地は除染が必要ですが、除染の信頼性がどの程度かわかりません。
下に放射性物質を透さないシートを敷き、その上に放射能汚染を受けていない土壌か人工土壌を入れ、栽培を行うようにしてみてはどうでしょうか。
地下水や川の水を使う場合は水質管理が必須です。
放射能があっても政府の安全基準以下なら使うという考えでは農産物は信用されないと思います。
現在は空から放射性物質が降ることはないと思います。

魚は水槽で水質管理された水で養殖するなら安心ですが、川や海でとれたものは不安です。
川や海を除染と言ってもこれは不可能です。
自然浄化を待つしかないと思います。
事故原発からの放射能漏洩を防ぐことが一番大事と思います。
漏洩防止には原発を建設するときのような巨大土木工事が必要と思いますが、莫大なお金が必要ということで政府も東京電力も完全に腰が引けています。
わざともらしているのではないかと疑いたくなりますが、放射能汚染水の漏洩が続いています。
これでは川や海は安全になりません。

原発問題は原子力規制委員会が最高責任を持っている印象を受けますが、委員会は原子力を稼働させることを目的としています。
どうしても安全基準を甘くする方向で努力します。
問題は安倍総理ですが、彼の言動を見ていると彼は原子力ムラの村長です。
原発問題の最高責任者の資格はありません。

原発問題の最高責任者は私達人々だと思います。
私達が責任感をもって原発廃止を決めないと日本を放射能汚染から守ることはできないと思います。
新聞テレビは原発の危険性に関する情報を流さなくなりました。
政府から復興の邪魔になると言われて報道制限を受けていると思います。
復興を進めるという政府の発表が目立っています。
一方、インターネットでは政府に反するような情報が流れています。
原発事故で苦しんでいる人々、安全環境を重視する人々、原子力ムラから独立している学者達の情報が流れています。
インターネット情報は真実も虚偽も入り混じったもので判断がむずかしいのですが、新聞テレビを信用しているよりは情報の真偽判断で苦しんでいた方が私達は賢くなるのではないでしょうか。