EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

第18回全国高等学校俳句選手権大会 決勝戦

2015年08月25日 | 伊予松山歴史散策
松山俳句甲子園は、全国127チームが23都道府県の各地方大会を勝ち抜いた高等学校36校が参加、予選リーグを戦い、予選で敗退した33チームが前日敗者復活戦用に創作した句を審査員13名で審査し、作品点の合計数上位6チームを発表し、6チームの代表(各チーム2名)と審査員とがそれぞれ質疑応答を行いその内容によって審査する。敗者復活戦の勝ち抜いたチームは1チームとして準決勝・決勝戦に挑んだ。
結果、優勝は、愛知県の名古屋高等学校、準優勝は、北海道の旭川東高等学校、第3位は、愛媛県の済美平成中等教育学校と東京の開成高等学校等Aであった。
個人最優秀句には、愛媛県宇和島東高等学校3年生、兵頭輝さんの「号砲や飛び出す一塊の日焼」が選ばれた。


第18回松山俳句甲子園決勝戦は兼題「待」で戦われた。


第18回松山俳句甲子園決勝戦は、兼題「待」で、愛知県の名古屋高等学校と北海道の旭川東高等学校、両校とも初の決勝戦出場で接戦が繰り広げられた。旭川東高校が2点先行したが、名古屋高等学校が後半頑張り2対2の同点で迎え大将戦で「洗濯を待ちたるあひだ素裸」の旭川東高等学校に対し、「さらはれるために亀の子波を待つ」で対抗、軍配は名古屋高等校にあがり初優勝を勝ち取った。


決勝戦で詠まれた俳句の出だしの言葉が奇しくも「流星」で会場がどよめいた。
審査の先生方も松山俳句甲子園18年続いているがこれは初めての出来事、ビックリしました。と言われまた会場がわいた。


名古屋高等学校初優勝の瞬間抱き合って喜びを分かち合った。


名古屋高等学校初優勝の瞬間抱き合って喜びを分かち合った。優勝おめでとう。


初優勝の名古屋高等学校主将、長谷川凜太郎君は、「厳しい戦いでしたが優勝できて嬉しいです。ここまで来れたのは多くの人の支えがあっての事、これまでの人生で一番嬉しい日です。」と涙しながら語った。


戦いを終えた両校の選手たちは互いに検討を称え舞台を後にした。


次に表彰式に移った。
初優勝の名古屋高等学校主将に表彰状が授与された。






そして優勝旗が松山俳句甲子園実行委員長から授与。


日本航空のフライトアテンダント(客室乗務員)さんからは、国内線航空券がプレゼントされた。


沢山の賞品を手にした名古屋高等学校の生徒さんたち、嬉しさが込み上げて来て涙が止まらず。インタビューを受けるが言葉にならない。


準優勝の旭川東高等学校にも沢山の記念品が贈られた。
旭川東高等学校にもの申す・・まず一つは、準決勝で開成高校に勝った時に壇上で大きなガッツポーズをした。この行為が頂けない来年からは止めて貰いたい。二つ目は、私服で参加している。旭川東高等学校に制服が制定されてなく、私服で登校しているのか否かですが、もし制服がないのであれば、襟のある白のシャツかを着て参加すべきであると私は考えた。開成高校を目標とするのであれば服装も考えるべきである。


決勝戦には進出出来なかったが、第3位の表彰を受け場内から大きな拍手が送られた。左が愛媛県の済美平成中等教育学校、右が東京都の開成高等学校Aの皆さん。


第18回大会から新しく設けられた特別優秀校。
惜しくも準決勝には出れなかったが健闘をした5校に特別賞が贈られた。


いよいよ個人賞、優秀賞が発表された。今年から審査をした13名の先生方が選んだ優秀句13句が発表され壇上に上がった生徒さんたち。


優秀句を選句した審査員の先生が、おめでとうの祝福を送りそれを受けて壇上にあがる生徒たち、この風景が素晴らしいく会場から沢山の拍手が送られた。
私もカメラを通してこの光景を撮りながら見ましたが涙の出る素晴らしい光景でした。


第18回松山俳句甲子園個人最優秀句の発表。
大会実行委員委員長が紹介する。


第18回松山俳句甲子園個人最優秀句は会場から大きな声援を受けて披露された。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第18回全国高等学校俳句選... | トップ | 第18回全国高等学校俳句選... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

伊予松山歴史散策」カテゴリの最新記事