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松山市の最後の観桜

2014年04月17日 | 伊予松山歴史散策
いま、松山では、全国でも街路樹としては珍しい八重桜が満開です。
場所は、松山市三番町、市内の通りで二番目に長い町筋で、松山市役所・日本銀行松山支店・中央郵便局・各銀行・旅行代理店・証券会社、等々のオフィス街であります。
以前、ここには街路樹として、プラタナスがありましたが、老木化が激しく、平成16年松山市が古くなった街路樹「プラタナス」に変えて市民の要望により、里桜の一種「一葉・イチヨウ」と「関山・カンザン」桜を310本植栽しましたと地元新聞に記事が掲載されました。
実際に私が確認してみました結果は、並木通りの南側歩道に151本 北側に134本 計285本でありました・・25本は何らかの関係で欠如したのでしょう。
今年の松山は、4月に入り寒暖の差の激しい日々が続いていましたが、やっと例年の気温となりました。一葉桜・関山桜も開花は例年通りの開花となり今満開であります。
この通りは、大型自動車はあまり通行しない通りでして、現在車はハイブッリト化されていますので排ガスの害も少なくなり長寿になるのでは??10年もすれば素晴らしい桜並木となり、松山市の新たな桜名所になると思います。
沿線の人達は、花が散り始めると、花吹雪になり花の絨緞になります。綺麗ですが後の清掃が大変だそうです。
来年も桜の開花を楽しみに一年間元気で過ごしたいものです。

註:植物には知識の疎いものだから資料を紐解いてみました。
「里桜」とは、山桜に対して人が里で交配により改造を行い変異により生まれた園芸品種の総称の事で、大島桜をもとにし改良した大島桜系のものが多い。代表品種が「一葉桜・関山桜」で、花と葉が同時期に開き、これが染井吉野桜との大きな違いである・・・・と説明がありました。

画像は、4月17日、松山市三番町通りにある「一葉桜」・「関山桜」です。


松山市内の通りで二番目に長い町筋「三番町通り」で、東西に長い通りです。
向かって右側が南、左が北方向です。この通りに、里桜の一種「一葉桜」と「関山桜」が街路樹として植栽されています。いま(4月17日)が満開で見頃であり、歩道を歩く人たちは写真を撮っていました。「一葉桜」の花は白い色だが、薄緑色、ピンクが薄く掛かったものもあります。


三番町通りの日本銀行松山支店前に植栽されている「一葉桜」です。花と葉が同時に出て来るので多くの人が桜とは気が付かず見過ごしてしまう人も稀にあります。写真を撮っていましたら、これは何の樹ですか?と尋ねて来る人がいました。


「一葉桜」です。


「一葉桜」をアップで撮ってみました。・・白い花と緑の葉っぱが混じりあい全体で見ると薄緑色の桜に見えます。


「一葉桜」をアップで撮ってみた・・白い花と緑の葉っぱが混じりあい全体で見ると薄緑色の桜に見えるものと、薄いピンク色も咲いておりました。


「関桜」で色は濃いピンク色、陽光桜の色とよく似ています。


「関桜」をアップで撮ってみました。・・葉っぱの色も一葉桜と違ってピンク系統です。


「関桜」をアップで撮ってみました。・・成木になり開花すると街全体がピンク色の街になるかもです。??


平成24年(2012)、三番町通りに、里桜(一葉桜と・関山桜)を街路樹として植栽した事に対して、松山市は、「松山市都市景観賞・きらめき奨励賞」を授与し、その名盤が通りの緑地帯に掲示してありました。気を付けてよく見ないと見過ごしてしまいます。

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