日本100名城紀行 鹿児島城
人吉城を出発する頃は大雨も一時期少雨となり一路、鹿児島城めざし高速に乗り鹿児島北ICで降り鹿児島城本丸跡にある鹿児島県歴史資料センター黎明館の駐車場に入った。
鹿児島城は慶長6年正月、初代薩摩藩主島津家久が上山城に行かれ城とその外まわりの家臣の家などの縄張りをさせ築城を開始したといわれている。
城が完成したのは慶長年間(1596年~1615年)または、寛永年間(1624年~1644年)初期で20年の歳月を要した。
背後にある城山山頂は、文和元・正平7年(1352年)に大分地方の上山氏が築いた中世の上山城で、はじめは上山城も鹿児島城に取り込まれていたが元和元年(1615年)一国一城令で上山城は取り壊され、その後江戸時代を通して城山は立ち入り禁止となった。
本丸の範囲は、堀に囲まれた一段と高い、現在の黎明館の敷地ではなく、黎明館と県立図書館の間にも堀が巡っていて、絵図は発掘調査の結果、本丸跡は、現在の県立図書館の一部と黎明館駐車場の半分を含む範囲となる。
鹿児島城は天守のない館造りであることが特徴で他の藩と比較すると規模も小さく防御機能はそれほど重視せず、藩内各地に113の外城をおき外部からの侵入に備えていた。「城をもって守りとせず、人をもって守りとなす」と言われるゆえんだ。
城の規模は、本丸と二ノ丸を合わせて、約12万は平方メートルで、広いようですが、熊本城の約7分の1、福岡城の2分の1でそれほど大きな規模ではない。
鹿児島城にある珍しい石垣工法を見た。県民交流センター側にある、単に直角に積み上げているのではなく、角をとるような形の造りで、これは城の北東に位置する「鬼門」の方角だから「鬼門とは陰陽道で鬼が出入りする不吉な方角で、石垣を一部欠いて災厄を除こうとしたものだそうだ。
こんな石垣工法は初めて見た。
参考資料:鹿児島県歴史資料センター黎明館
その他の散策、西郷隆盛終焉の地、西郷隆盛の銅像を見た。西郷隆盛の銅像は想像していたよりも随分と大きかった。
鹿児島城は、日本100名城第97番目の指定で、私は57番目の紀行である。
この後、明日5月24日は、飫肥城と府内城に行った。
画像は、県民交流センター側にある、単に直角に積み上げているのではなく、角をとるような形の造りで、これは城の北東に位置する「鬼門」の方角だから「鬼門とは陰陽道で鬼が出入りする不吉な方角で、石垣を一部欠いて災厄を除こうとしたものだそうだ。
人吉城を出発する頃は大雨も一時期少雨となり一路、鹿児島城めざし高速に乗り鹿児島北ICで降り鹿児島城本丸跡にある鹿児島県歴史資料センター黎明館の駐車場に入った。
鹿児島城は慶長6年正月、初代薩摩藩主島津家久が上山城に行かれ城とその外まわりの家臣の家などの縄張りをさせ築城を開始したといわれている。
城が完成したのは慶長年間(1596年~1615年)または、寛永年間(1624年~1644年)初期で20年の歳月を要した。
背後にある城山山頂は、文和元・正平7年(1352年)に大分地方の上山氏が築いた中世の上山城で、はじめは上山城も鹿児島城に取り込まれていたが元和元年(1615年)一国一城令で上山城は取り壊され、その後江戸時代を通して城山は立ち入り禁止となった。
本丸の範囲は、堀に囲まれた一段と高い、現在の黎明館の敷地ではなく、黎明館と県立図書館の間にも堀が巡っていて、絵図は発掘調査の結果、本丸跡は、現在の県立図書館の一部と黎明館駐車場の半分を含む範囲となる。
鹿児島城は天守のない館造りであることが特徴で他の藩と比較すると規模も小さく防御機能はそれほど重視せず、藩内各地に113の外城をおき外部からの侵入に備えていた。「城をもって守りとせず、人をもって守りとなす」と言われるゆえんだ。
城の規模は、本丸と二ノ丸を合わせて、約12万は平方メートルで、広いようですが、熊本城の約7分の1、福岡城の2分の1でそれほど大きな規模ではない。
鹿児島城にある珍しい石垣工法を見た。県民交流センター側にある、単に直角に積み上げているのではなく、角をとるような形の造りで、これは城の北東に位置する「鬼門」の方角だから「鬼門とは陰陽道で鬼が出入りする不吉な方角で、石垣を一部欠いて災厄を除こうとしたものだそうだ。
こんな石垣工法は初めて見た。
参考資料:鹿児島県歴史資料センター黎明館
その他の散策、西郷隆盛終焉の地、西郷隆盛の銅像を見た。西郷隆盛の銅像は想像していたよりも随分と大きかった。
鹿児島城は、日本100名城第97番目の指定で、私は57番目の紀行である。
この後、明日5月24日は、飫肥城と府内城に行った。
画像は、県民交流センター側にある、単に直角に積み上げているのではなく、角をとるような形の造りで、これは城の北東に位置する「鬼門」の方角だから「鬼門とは陰陽道で鬼が出入りする不吉な方角で、石垣を一部欠いて災厄を除こうとしたものだそうだ。
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