EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

新伊予松山紀行 伊豫13佛霊場めぐり 第6番 極楽寺

2013年01月28日 | 伊予松山歴史散策
伊豫13佛霊場発願寺2番霊場「浄土寺」を参拝し、第6番極楽寺に向かった。
浄土寺から3分程のところにある。
ご本尊は、弥勒菩薩で、鎌倉の作で「慈悲菩薩」とも呼ばれ、至上の慈と至上の愛、私達衆生を深く憐れんで苦を除き、楽を授けてくださると考えられている。

13佛は、人が亡くなると、その人の冥福を祈り来世徳楽を念願、遺族達は33回忌まで13の法要を行う。亡くなってから49日間には7日目毎に初七日、27日、37日、47日、57日、67日、77日と7回の忌日があり、この7回と100ヶ日、1周忌、3周忌、7回忌、13回忌、33回忌、の6回の年忌を合わせた13回の法要が行われる。

この13回の法要に、13の佛菩薩を割り当て配したものが13佛で、それぞれの佛菩薩が回忌を掌ると考えられている。亡くなった人の「追善供養」だけでなく、自身の死後の法事を生前に修する「逆修供養」にも13佛は信仰された。・・とある。

以上のような教えを念頭におきながら巡拝をし、次の霊場に向かった。


極楽寺山門に伊予13佛霊場の大きな案内板が設置してあった。


いよいよ山門に向かい伊境内に入る。この近くには、小学校、中学時代の同級生が居り、この寺にも遊びに来た。
当時から比べると随分と整備され綺麗になった。


山門に「伊豫13佛霊場第六番札所」と書かれている。


いざ山門を潜り本堂でお参りをしよう。境内も綺麗に整備されている。


本堂で、何時頃建て直したのか新しい。


鐘楼堂横から撮った。


左に少し見える建物に納経所があり、庫裏もある。


山門前に、大きな石碑がある。「お遍路や 極楽浄土 疑わず」の句碑で、旧温泉郡重信町牛渕出身(現、東温市)の元高野山真言宗管長、森寛紹(白象)大僧正の句である。
我が家にも、高野山真言宗管長現職時代、森管長さんに揮毫して頂いた色紙がある。


句碑裏面。
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