今週は日本市場が明日は祝日のため休場、米国市場が25日(金)がやはり祝日のため
休場で動きにくいところです。ましてCPI発表後に株価が急騰しさらに一段高するには
新たな支援材料が必要ですが、今週はFOMCの議事録以外これと言って大きなイベント
はありません。
ワールドカップカタール大会も開幕しました。世界的なスポーツイベントが開催中は
市場参加者も相場に集中できないという見方もあるかもしれません。米国はサンクス
の後は年末商戦がスタートしますが、売り上げは昨年の二桁から一桁に低下するという
のが市場のコンセサスです。景気減速懸念もありGDPの7割を占めると言われる個人
消費の行方が気になります。
波乱の多かった2022年相場も残すところ1ヶ月ちょっととなりました。日経平均の年末
予想では多くの市場関係者が3万円以上という見方が多かったようですが、どうやら3万
円回復はかなり厳しい状況になってきたようです。
多くの予想が外れたのはここまでインフレ率が高くなりFRBの利上げが通常の利上げ幅
の3倍で11月まで4会合連続になったことです。最も影響を受けたのはグロース株が多い
ナスダック市場でした。日本では一方的な円安になり1月には115円前後だった円相場は
10月には一時150円を突破しました。
11月には円は138円台まで急落しました。先週は140円で推移しています。10月に150円を
超えた時点では155円或いは160円までこのまま円安が進むという見通しもありました。為
替相場も含めて先行きを正確に予想することが如何に難しいかを体験した投資家も多かっ
たでしょう。
とにかく為替も株式市場も今年は予想が大きく外れました。ロシアのウクライナ侵攻でエ
ネルギー価格や穀物価格の上昇がインフレに拍車をかけたのは間違いないでしょうが、や
はり大元の原因はコロナ禍で世界の中央銀行が超金融緩和政策を推し進めインフレへの警
戒心が希薄だったために金融引き締めが後手に回ったことかもしれません。
金利高、ドル高、株安だった今年の年末相場はどんな展開になるのでしょうか。少し気は
早いですが、来年は利上げ停止で金利低下、円高、そして不景気の株高なって予想もある
ようですが、年末相場では来年に繋がる動きがあるのでしょうか。それともまだまだ今年
の流れである金利高、ドル高、株安は続くのでしょうか。
休場で動きにくいところです。ましてCPI発表後に株価が急騰しさらに一段高するには
新たな支援材料が必要ですが、今週はFOMCの議事録以外これと言って大きなイベント
はありません。
ワールドカップカタール大会も開幕しました。世界的なスポーツイベントが開催中は
市場参加者も相場に集中できないという見方もあるかもしれません。米国はサンクス
の後は年末商戦がスタートしますが、売り上げは昨年の二桁から一桁に低下するという
のが市場のコンセサスです。景気減速懸念もありGDPの7割を占めると言われる個人
消費の行方が気になります。
波乱の多かった2022年相場も残すところ1ヶ月ちょっととなりました。日経平均の年末
予想では多くの市場関係者が3万円以上という見方が多かったようですが、どうやら3万
円回復はかなり厳しい状況になってきたようです。
多くの予想が外れたのはここまでインフレ率が高くなりFRBの利上げが通常の利上げ幅
の3倍で11月まで4会合連続になったことです。最も影響を受けたのはグロース株が多い
ナスダック市場でした。日本では一方的な円安になり1月には115円前後だった円相場は
10月には一時150円を突破しました。
11月には円は138円台まで急落しました。先週は140円で推移しています。10月に150円を
超えた時点では155円或いは160円までこのまま円安が進むという見通しもありました。為
替相場も含めて先行きを正確に予想することが如何に難しいかを体験した投資家も多かっ
たでしょう。
とにかく為替も株式市場も今年は予想が大きく外れました。ロシアのウクライナ侵攻でエ
ネルギー価格や穀物価格の上昇がインフレに拍車をかけたのは間違いないでしょうが、や
はり大元の原因はコロナ禍で世界の中央銀行が超金融緩和政策を推し進めインフレへの警
戒心が希薄だったために金融引き締めが後手に回ったことかもしれません。
金利高、ドル高、株安だった今年の年末相場はどんな展開になるのでしょうか。少し気は
早いですが、来年は利上げ停止で金利低下、円高、そして不景気の株高なって予想もある
ようですが、年末相場では来年に繋がる動きがあるのでしょうか。それともまだまだ今年
の流れである金利高、ドル高、株安は続くのでしょうか。