kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

ゲーム株乱舞その行く先は

2013-12-11 07:12:29 | 日記
ミクシィ株の人気が続いています。10日も1500円のストップ高で終値は9060円
という人気ぶりです。ミクシィ人気が他のゲーム株にも波及して一部市場のエイ
チームは9日、10日と二日連続でストップ高、そして10日には物色銘柄が横に
広がりSNSゲームの元祖であるディ・エヌ・エーが一部市場の売買代金1位で
大幅上昇、グリーもKLabもストップ高という人気でした。まさにゲーム関連銘柄
オンパレードの様相です。目先の短期売買で新興市場に資金をシフトしている
個人投資家と指数売買のヘッジファンドというようにマネーが分散していること
が円安にも拘わらず主力株が鳴かず飛ばずという東京市場の現状を表してい
ます。

ミクシィ株に関してはあまりの急騰ぶりから反動安を警戒する市場の声をネット
ニュースは伝えています。まあ材料株相場は行き着くところまでいかなければ
治まらず市場が警戒している間はしばらく続くというケースもありました。宴の後
を心配するような投資家なら初めから参加しないでしょう。リスクは覚悟の投機
資金相場もまた市場の姿の一面です。

まあ新興市場で火が付いたゲーム関連銘柄の異常な人気も一部市場の主力株
が円安にも関わらず一向に冴えない展開を続けている裏返しです。日経平均が
1万6000円を狙うにしては市場の熱気は一向に伝わってきません。不思議な相場
です。外国人投資家が参戦していてこの状況ですからクリスマス休暇に入ったら
ますます主力株は動けない状況になるのでしょうか。それとも予想外の流れが
今後あるのでしょうか。

今週のメジャーSQを通過すれば先物主導の相場から米国景気回復や円安を
材料とした業績相場に流れが向かうのでしょうか。正直年内の期待値はかなり
低下しているようです。このまま材料株物色が年内は続くこともあり得るかもし
れません。もっとも足の速い資金中心の材料株相場では撤退が殊の外難しい
作業です。ここから先は腕の覚えのある方限定の相場です。深追いは禁物とい
う言葉を忘れてはいけません。
コメント
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