Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Piper Vagabond そこから入るか!No.5

2012-03-30 | PEANUT SCALE MODELS

ダラダラともう5回目・・・バルサとのお付き合いが続きます。紙を貼ったり塗装をする作業と比べるとピーナッツを作っていく行程で一番楽しい部分ではありますが、もう少し暖かくなればサンディングも心地よく屋外でする事が出来ます。部屋でこれをすると辺り一面白っぽくなりますし呼吸困難な状況は健康にも良くありません・・・ま、やってますが!

「最後の砦」主翼を作ります。全体の重量バランスから当然1グラム以内で、リブはインドア機用のコンプレッション・リブ、下面は同じ厚みの角材を使いますが、上面より軽い物を選びます。材料が出揃ったら図面上で組み立てます。左右の翼を単独で製作し、中央部分に上反角を付けてそれを接着します。2夜もあれば完成しますが、材料に使うバルサの選択で時間を浪費?リブは試験的に切り出したバルサで強度試験し、それに見合った前縁&後縁材を使います。翼下面に支柱が付いている実機の場合、それがある程度強度の助けになりますから、スパーや前・後縁材を軽量化出来ます。

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てなことで早速リブから・・・テンプレートは大昔の遺物を流用、そのキャンバーに合わせてスパーの高さを決めたら使用バルサを調達します。一度重量チェック、素材で1グラムオーバーでも前・後縁材の重量は半分近くになりますから、一応これ位の範囲で我慢しましょ。理想は0.5グラムあたりで始めるとよろしいのですが、そんな良いバルサ持ってません!

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いつもの流儀で後縁材を基準に下面の角材を接着後、定規を乗せて前縁に合わせカットしたら前縁を接着します。図面ではスパーが2本入っていますがこれを1本に省略(トーマスさんゴメンナサイ)、前縁から30%あたりに接着します。それが終わったら上面のリブを接着して終了。この作業を2回(左右)悶々と行います。

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「そこからはいるか!」のバルサ3枚ラミネート尾翼で始まったこのバカボンドですから、この際翼端も同じ手法で作らないと洒落になりません。ここは面倒ですが捨ててしまったボール紙をゴミ箱から探してテンプレートを作ります。同じ物2個作っても大丈夫ですね、裏返せば・・・

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翼端部分を接着したら重量チェック、0.36の2倍プラス中央部分マイナスサンディングで0.7あたりでしょうか・・・

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そして左右を合体する前にサンディングしちゃいます。1枚翼にしてからでも良いのですが、この方が壊す確率は少ないのです。中央部分を既に完成している胴体幅に合わせて長さをチェック、翼端を上反角分のカイモノに乗せ合体、補強の三角材を接着して終了。

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そして想定内で完成しました。贅沢を言えば0.5、持った感じはまだ強度オーバー、もう一度削るかスパーに軽め穴開けてもせいぜい0.05程度、でも壊すから止めましょ。

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そうして今までに完成したブツを全部載せると・・・あとタイヤでしょ、プロペラでしょ、生地完3グラムの夢は見られるか?

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