Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Lacey M-10 No.3

2023-05-15 | PEANUT SCALE MODELS





紙貼りを始めます、今回はスプレーボンドで紙貼りします、まずは裏側から。
全面を一度に貼るのは出来ないこともないけど、差し込みの4本が邪魔になりますから片側ずつ。貼る面だけを残してマスキングしたら貼りつけます。
通常は貼る紙の四方をテーブルにテープでとめてから翼をその上にそっと乗せます。しかし今回は裏側に出っ張りがありますからその分の厚みが必要、板の切れ端に紙を乗せて貼りつけました。
表側を貼る時にもスプレーボンドを吹き付けますが吹くところはアウトラインとリブすべて。そこでマットの右側に準備してあるコピー紙をリブの間に挟んでからスプレーします。このコピー紙の幅は実際のリブ間隔を測って切り出してあります。





こんなに簡単なの? まあ角胴機ですから悩むようなところは一切ありません。





側板の両面に紙を貼り終わったら平坦になってるかどうかチェックします。紙のテンションで凹んだ状態になることがあります。安心の助っ人を追加してありますから平面を保っています。





大丈夫そうですから上面を貼ります。ブラシで白を吹きますから窓の部分も含めてすべて貼ってしまいます。そして最後に下側を貼ります。これで完全密封になりました。主翼と一緒にプラカラーの薄い白を吹きます。





白の塗装が終わったらもう一度マスキングして赤を吹きますがベタの面積の広い部分だけにします。胴体のナンバーやストライプなんかは貼りつけた方が美しくできそうですから直接吹き付けしません。最初は塗料の濃さや色の雰囲気を見ながら垂直を試し吹きして、問題なければ水平も一緒に吹きます。





主翼はマスキングの面積が広くて面倒ですが一気に進めます。





赤の吹付をする時、A4サイズの木枠に貼りつけた同じ紙を用意してそれも一緒に吹いておきます。その紙を使ってナンバーやストライプを切り出します。こんな面倒なことはしないでマスキングシートを切り抜いて胴体に貼りつけてから赤を吹き付ければ一瞬で出来上がるのですが、細かな部分で色が隙間から入り込んだりすると、下地の白塗装の上ですからシンナーで拭き取る作業が出来ないしマスキングもかなり神経を使いますのでいつも安全なこの方法です。





白塗装が終わったので窓の部分を切り取ります。





赤のストライプを貼りつけるためのガイドライン(黄色のテープ)を貼りつけます。両サイドをピッタリ合わせるにはちょっと時間が必要です。





貼り終わってマスキングを剥がします。細い紙に水性の糊を使うとどうしても紙が伸びてきます。それを直線にするためもっと引っ張ることになりますと貼り終わって乾燥した後ベースの紙との収縮率が違うので醜い皺が出来ることがあります。ですからストライプの紙は極力引っ張らない、水を付けた状態で時間をおかないことです。最初に両端を濃い目の糊で止め乾燥したら残りの部分に極薄の糊(ほぼ水状態)を筆に染み込ませ赤の紙の上からそっと押さえます。水がついた瞬間は波打ちますが乾燥すれば問題ありません、筆で必要以上に紙を動かしたりすると直線が乱れますから紙の間に糊を染み込ませることだけに集中します。





ナンバーを貼りつけたら赤の作業は終了です。



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