Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

One day in May No.1

2024-05-31 | PEANUT SCALE MODELS





格納庫に長く居座った14bis兄弟も完成して個室マンションに引っ越しました。これでやっと空室になるのか?と思えばそうでもありません。作りかけの機体の残骸や機種不明のスパッツや切り出したリブ、タイヤ用バルサのストック、製作途中のプロペラブレードのなど優良&不良パーツが色々転がっています。





そんな格納庫のお掃除をして次にクローゼットから飛び出した状態で足元にあるキット類も一緒に整理しました。まあコレの時間のかかること! もちろん箱を開けて中を眺めなきゃ早いんでしょうが・・・ ついつい開いてしまいます。キット内の材料を整理し図面を元に戻したら一瞬だけ完成したかのような気分を味わい再度封印します。たまには衝動的に作り始めることもありますが、途中で電池が切れてしまうと箱の中に納まっていたものが入らず余計な荷物となって新しい「不良債権」が出来上がります。ここは慎重に判断して出来ることなら作り始めないよう?にブレーキをかけながら楽しむことが求められます。





しかし今回、最後に手に取った「悪魔の赤い箱」・・・これはマイクロX社のキットですが手から離れません!
何か不思議な感じで人を引き寄せる赤い箱を開くと出てきたのは丸まった図面と変色したバルサの角材が数本のみ、プリントされたシートバルサや紙、そしてプロペラなどの小物パーツが入っていません。「不良キット」という事で即ゴミ箱へ処分してしまうのも可哀想です、作ることはないけど一応手元に置いてそのまま数日間放置してありました。機会があれば暇つぶしになるかもとも思いますが・・・





しかしこの赤い箱、目が合うたびに何かを訴えるような・・・13インチのピーナッツからすれば22インチなんてデカイから邪魔だし、図面にはSimplified version(簡略化された仕様)とかになってますから恐らく日の目を見ることもないと思っていました。丸まった図面だけでも「くせ」を直して保管しようと逆に巻いたりアイロンかけたり机の上にテープで止めたりしているうちに何だか愛着が沸いて来てしまい、パーツなんか簡単に作れそうだし特別に必要な物もありませんから「箪笥の肥やし」になる前にこれも何かの縁です、机の上で図面のくせ直してる間に作れそうな気がしてきました。余計な荷物が増えること承知で最後まで完成させることにしました。いや、まだ完成してませんから未来の「お荷物」に変わりありません。このキット製作は次回の製作ネタとしておきます。
そしてまだまだ出てくる整理品・・・





東邦のドープやシンナーが姿を消してから、パクトラのドープを使っている身としては正直困っていました。ドープがきれいに溶けてくれるシンナーが無ければ使えません。ある日釣り道具屋へ行った時(わたくし魚が苦手で釣りが全く出来ません!)重心合わせに使う「おもり」やモーター・ペグ用のパイプなんかを買って帰る時、釣り竿の自作コーナーでTOHO,inc.製の「薄め液」を発見。ウレタン用塗料の薄め液ですから当然ドープにも使えると思い2本購入しました。早速使ってみると問題なく使えました、これでドープが無くなるまでは安泰、しかしそのドープも底をつきました。現在ではプレシュリンク後の紙の表面ケバ取り作業用の塗料はクレオスのクリアーを使っています。ところでこのトーホー製「"EX"塗料共通うすめ液」はとんでもなく高価です。今まで1/2リッター缶を使っていましたが、それに比べると同じ量で約4倍以上します。これを売りたいがために昔の缶入りシンナーは廃止にしたとか?





同じく放置してあった小さな箱の中身はサンディング・ブロック。これはベースとなる「ハレパネ」が名古屋栄の東急ハンズ閉店時に破格の値段で放出されていましたので購入。そのままでは邪魔なのでタミヤのサンディング・ペーパーを切らずにそのまま貼り付けて作ったものでした。イザという時に必要ですが1枚だけ作るのも面倒ですからいつも一度に大量生産です。総数50枚ほど・・・





そんなに使うのか?と思いますが意外と早くなくなります。使いたい時には好みのサイズに切ってそのまま使い捨てですから消費量が多いのかもしれません、ところで何番が一番早く無くなるか?ですが「320番」です。





バルサも良いものが見つかると次期戦闘機の何処かに・・・とか妄想しながら近場に置いておきますが、製作開始時には必ず忘れます! これもコシがあって軽い素敵な1枚ですから行方不明にならないように図面と一緒のケースに入れてありましたがその図面に挟まれて雲隠れしていました。





こんなのが出てきました。ケブラーの糸です。今までプロペラ製作時に使用していましたケブラーの糸は非常に細くて巻きやすく瞬間の染み込みも良く少量で効果絶大でした。今回購入したケブラー糸ですが0.4mmと歌っていますが太い!1mmくらいありそうな雰囲気です。3本の糸が寄ってありますのでそれをほぐして三等分してもなお太い!
どーするコレ?とか悩みましたが今度はその三等分したその1本をほぐして半分にすると丁度良い感じ。面倒ですが今後はその作業が必要となりました。もっと細いものがあればまた買ってしまいそう・・・ お値段的には文句ありませんがね。まあ台風が来た時、家の補修に使えそうな強度ですから使い道は他にあるかもしれません。





引き出しの奥から出てきた未確認パーツ。ネオジム磁石はピーナッツには使わない・・・コイルスプリングはフランスのロジェさんの依頼品予備かも。彼はコレをかたくなに双発機に使いたがっていました、どう考えても重いでしょ!プラ材料の丸棒や六角棒は何かに使えそうと購入しましたがこのサイズは太過ぎました。エンジン・シリンダーのボルトの頭やカウルの留め金、配管など色々。しかし未だに使い出せません。





剃刀の刃で輪切りにして頭を丸くしてリベット・・・とかなら他にも専用パーツが存在しますからどうしてもそちらに行ってしまいます。





出ました!100円カッター・コンパス。商品名は「コンパス・カッター」、考えればこちらの名称の方が正しいのかも。未開封のまま放置です。現在3個も活躍中ですから早急に必要なし。このコンパスを可能な限り改造して小さな円を切り出せるようにする記事を読んだのでサンプルにおひとつ・・・でも全体的に作りが頑丈で重いので相当なダイエットが必要ですね、小さな円は軽いコンパスの方が切り易い。





昨年青森県三沢市で買ったお人形・・・現在まで使い道は無し。ピーナッツにはやはり大き過ぎますので大型機を製作した時には是が非でも乗っていただきましょう。

(続く)

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 14 bis No.11 | TOP | One day in May No.2 »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | PEANUT SCALE MODELS