庭のサクラはもう散ってしまいました・・・
最後にペラを作ります。過去に作ったブレードのテンプレートからお好みのサイズとカタチを選び、それを参考にして描いてみます、こんな感じかな?
ブレードに使うバルサの選択肢は色々ですが、1.5mm-2mm程度の硬めのシートから作ります。一番重要なことは2枚のブレードが同じ重さと硬さでバランスが取れている事です。
同じ木目の部分を選んで1セットにします。もちろん基準線は両面に必ず入れておきます。
折角だから次期戦闘機用に使えそうなので一緒に切り出しておきます。同じ木目と硬さで3枚、1枚は予備として3セット・・・
切り出したら一応3枚の重さを測っておきます、僅差なら大丈夫、誤差は少ない方が良いです。
3枚を合わせてピンで止めたらアウトラインを整形します。
ブレードの表面をサンディングします。薄く基準線が残る程度、消えそうなら薄くもう一度引いておきます。
裏面にエサキの白を一緒にサンドイッチしてからスプレー缶に巻き付けて1日乾燥。
いつもはグルーイットを使ってましたが、無くなったので代打アクアピット君、それでもかなり硬くなります。
基準線に沿って溝を掘り、竹ひごのプロペラ・ハブを挟んだら簡易治具に乗せ、水性ボンドで微調整しながら仮止めします。
0.5mmのプロペラ・シャフトはプロペラ・ハブに瞬間で仮付けしておきます。角度が正確に決まったら竹ひごに沿って薄手の瞬間を流します。
ペラの先端がブレていないか? ピッチは大丈夫?
ペラ生地完でーす!
最後に木目薄紙を貼って、バランスを取ります。
以前作ったアーケオ君のペラと比べると一回り大きいですね。
スピンナーつけてノーズ・ソケットに取り付けたら・・・ 最終アッセンブリー出来ますかね!
http://www.lmii.com/products/finishing/adhesives/instrument-makers-glue
ペラって実はスケール機で最も作者の個性が出るんじゃないかと思っています。Jiroさんのは雑誌写真で見ると名前を見つけるより先に気付きます。
さて、どうやって手に入れるか? 海外駐在員に手を回しましょうか・・・
ペラが製作者の「性格」まで表したら? とってもコワイです。個性だけにしてもらいたいです。
売ってるとこ少なそうですね。このメーカーサイトから直接購入するにしても1本だけ宅配で買うのもな~と私は躊躇。
もし入手したらレポートお願いします。もちろん「違うじゃ~ん!」の場合でも。