旧函館区公会堂と黄葉された“イチョウ”．．．

　今朝の函館は最低気温が1.9℃とこの秋一番の冷え込み．．．。遅ればせながら道北地方のあちこちから初雪の便りも聞かれ、函館は日曜日には「雪」マーク．．．。いよいよ冬将軍が来るようだ。タイヤ交換の予約は来週末、遅かったかな？．．．。

　
　昨日、七飯町軍川のお寺でイチョウの黄葉を見て、函館市内のお寺や神社にもイチョウはあるはずと車を走らせたが、その途中、元町の旧函館区公会堂の庭にあるイチョウが目に入り、車を止める．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　「旧函館区公会堂」のイチョウ．．．。残念ながら見ごろは過ぎ、どちらかというと木に付いている葉より地面に落ちている葉の方が多いが、落ちた葉の上をカサカサと音を立て歩くと、何故か気持ちが良い．．．。それにしても、公会堂の屋根より高く見事な大木．．．、葉の色づきは壁の色にピッタリで逆光に一段とその輝くが増す．．．。 　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　公会堂は明治43年（1910年）に完成、すでに100年を超えている。このイチョウの樹齢はどの程度か分からないが、それに近い間公会堂を見守ってきたのかも知れない。このイチョウも防火対策として植えられたんだろうか．．．。


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寺院や神社を守る“イチョウ”．．．

　所用で鹿部町へ．．．。車で走るので常に天気が気になるが、朝空を覆っていた雲もなくなり絶好のドライブ日和でルンルン気分で下海岸経由で鹿部町を目指す．．．。ところが、途中寄り道をしながら午後鹿部町にはいると突然の雨．．．、所用を終えて晩秋の大沼を一回りも計画だけで終わってしまった．．．。

　
　鹿部町の帰り七飯町軍川から七飯の中心街に抜ける城岱スカイラインを走ることにしたが、その入口に黄葉された大きなイチョウの木を持つ寺院がある．．．。イチョウは寺院の屋根よりも高く見事な大木で、黄葉された葉はかなり落ちているが、まだまだ見応えがある．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　境内にはイチョウに囲まれるように鐘撞堂と親鸞聖人御像があり、眺めていると何とも心休まる気持ちにさせられる．．．。

　
　ところで、イチョウの木は寺院ばかりではなく神社にもよく見られる。今日も車で走っていると黄葉された大きな木の下には間違いなくといっていいほど寺院や神社だった。以前、イチョウの木は燃えにくいことから火事になってもイチョウは火の手を遮ってくれるからだと聞いたことがある。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　雨の城岱スカイライン．．．。今日、駒ヶ岳で初冠雪が観測されたとのことで、ちょっとして見えるかもと期待をしたが、残念駒ヶ岳は雲の中．．．。それでも城岱牧場の展望台から今年最後の大野平野の眺望．．．、城岱スカイラインは18日（日）から来年春まで全面通行止め．．．。


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怪しげな“夕焼け雲”．．．

　昨夜から明け方にかけての強風．．．。我が家にはそれほど高くはないがアマチュア無線のアンテナが立っていることもあって、飛ばされて落ち通行している人や車に当たったらという心配が頭をよぎる．．．。簡単には落ちないといってはもらっているが、高いところにあるので落ちる危険は常にあるはず．．．。

　
　その風も朝には治まったが、今度は朝から雨の一日．．．。この強い風と雨で、恐らく色づいていた葉っぱは散ってしまい、今年の紅葉は今日限りかも知れない．．．。それでも、夕方には、雲の切れ間から太陽が覗き西の空を赤く染めた．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　ところが、太陽が沈むと上空にあった厚い雲が一気に赤く染まり、今にも襲いかかってきそうな雰囲気で空を覆い始めた．．．。怪しげな“夕焼け雲”．．．、雲の中でカミナリ様が怒りに燃えて赤くなったのかも知れない。恐ろしや、恐ろしや．．．。


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青空に映える“サクラの紅葉”．．．五稜郭公園

　函館の今日の日の出は午前６時21分、日の入りは午後４時21分．．．。昼間の時間がちょうど10時間、これから12月の冬至に向けてますます昼間の時間が短くなっていくんだよなあ．．．。今朝も天気が良ければ朝日を見物にと早起きして窓を開けると、残念ながら東の空は厚く黒い雲．．．、再び布団の中に入ってしまった．．．。

　
　それでも午前中は晴れ間が広がり、気温も13℃まで上がって昨日に引き続いての清々しい天気．．．。最近ウォーキングは少しサボり気味とあって、こんな時にはと五稜郭公園に向かった．．．。公園の壕を取り巻くサクラの紅葉が見ごろを迎え、黄色やオレンジに染まった葉が青空に映える．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　15,6人のアマチュアカメラマンのグループが、サクラの紅葉に向かい一心にファインダーを覘きシャッターを押している．．．。確かに絵になる光景が転がっていそう．．．。

　
　五稜郭公園には約1,600本のサクラが植えられているが、春のサクラの花とは趣を異にする紅葉をイチョウやモミジ、ナナカマドなどの紅葉と比べながら散策する市民も多い．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　五稜郭タワー前のときわ通の街路樹イチョウ並木．．．。タワーを囲むように色づき、気の早い黄色い葉っぱは歩道を埋め尽くしている．．．。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　天気予報では明日からは「雨」．．．、一気に散ってしまいそうな気もするが、地面に落ちたサクラやイチョウの葉を踏みしめて歩くのも晩秋の風情を感じられるかも．．．。


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鮮やかで、幻想的な“香雪園の紅葉”．．．

　今年の紅葉は残暑の影響で遅れている．．．。といわれていたが、紅葉が始まるとあちこちの紅葉スポットが一気に見ごろを迎え、ついていくのが大変だ．．．。今日は久し振りの秋晴れ、紅葉狩りに最高．．．、遊びに来た孫娘を連れて見晴公園・香雪園に紅葉見物．．．。

　
　この秋晴れに香雪園は紅葉狩りを楽しむ市民・観光客で大賑わい．．．。駐車場がどこも一杯であちこち探し求めどうにか下の駐車場に押し込める。ピークは過ぎたのかも知れないが、それでもヤマモミジやイタヤカエデなどが赤や黄色に染まり鮮やかさを競っている．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　“香雪園”は、明治時代に呉服商の岩船氏により築かれた純和風庭園「旧岩船氏庭園（香雪園）」で平成13年(2001)に名勝の指定を受けた北海道唯一の国指定文化財庭園．．．。

　
　青空に映える紅葉を眺めながらゆったり散策をする人、紅葉を前にお弁当を広げ家族団らんを楽しむ人．．．、それぞれ思い思いに季節の移ろいを感じているようだ．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　一方、午後４時からは夜の庭園の美しさを知ってもらおうと香雪園（見晴公園）のライトアップ．．．、今年も「はこだてMOMI-G(もみじ)フェスタ」に合わせて点灯が行われている。

　
　ライトアップはカエデ通りの他、園亭と温室、園内の橋も行われている．．．。日中見る建物とライトアップされた建物では全くと言っていいほど雰囲気が異なる。特に園亭は、静けさの中に幻想的な美しさを見ることが出来る。

　　　　　　
　香雪園の紅葉．．．、昼は鮮やかさを夜は幻想的な輝きを見せてくれ、同じ紅葉でも別なところで見ている感じにさせてくれ、自然が作り出す短い季節の光景を楽しんできた．．．。ちなみに、香雪園のライトアップは明日が最終日．．．。

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“函館山”は晩秋の装い．．．

　冬の始まりといわれる「立冬」．．．。函館では朝の最低気温が平年より8℃も高い11.5℃と暖かく立冬には相応しくない気温．．．。それでも晴れたり、曇ったり、そして時折雨が降るなど変わりやすい天気に悩まされる．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　函館山も気が付けば木々が色づき深まりゆく秋を感じさせ、すでに晩秋の装い．．．。雨を降らせた低気圧が過ぎると冬型の気圧配置に変わり、来週は一気に冷え込みそうだという．．．。そろそろ冬支度に取りかからないと．．．。


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今日のランチは“こだわりのレストラン”で．．．

　友人との月に一度の情報交換を兼ねての昼食会．．．。「前回は何時だったっけ．．．。」と思うほどご無沙汰になってしまったが、お互い「大して忙しくないのにね。」といいながらも、日中の昼食時間となるとそれが不思議に日程の調整が難しく、一月半振りの昼食会．．．。

　
　今回案内されたところは白鳥町にある小さなレストラン．．．。あれ!!、以前パン屋さんだったところでないかなあ．．．。正午少し前とあって店の前にある終車場もバッチリ空いている．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　店内はそれほど広くはないが小綺麗で心地良く、オープンキッチンでシェフが料理をしているところを眺めることができる．．．。早速メニューをみると、ランチはランチメニューＡとＢ、ステーキランチ、びっくりランチ（松花堂弁当）の４種類．．．、「びっくりランチも楽しそうだけど．．．。」といいながらも、オーソドックスに「ランチメニューＡ」をオーダー．．．。

　　　
　シェフは、函館市内の高校を卒業後東京やパリの三つ星レストランや有名ホテルで腕を磨き、函館では地場産の新鮮な食材にこだわったアイデア料理を提供しているそうだ．．．。前菜には戸井産のブリとサンマをメーンに．．．。パンは、玄米パンとバケット、どっても美味しく「パンのおかわりは如何ですか？」といわれて二つ返事でいただいたのですが、ここでほぼ満腹．．．。

　　　
　続いて、スープ．．．。シェフにいわせるとこれもこだわりで地元産のキノコ、ボリボリなどで作ったというスープ．．．、ほんのりとキノコの香りが漂ってくる。メーンは、パスタ料理．．．。ちょっと酸味があって訪ねると「イタリアから仕入れた乾燥完熟トマトを戻して調理したものを入れている．．．。」そうだ。好き嫌いがあるようだが、パスタに絡んで旨かったなあ．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　最後に、ケーキとコーヒー．．．。シェフはとても気さくで、人柄も良く料理を一つ一つ丁寧に説明してくれ、なによりキッチンでの無駄のない動きが見ていても楽しく、気が付いたら時間オーバー．．．。今回もタップリといただき大満足．．．。

　
　ところで、いろいろ話しているとシェフが「２階にペライベートルームがあるんですよ、見ませんか？」と案内される。20人ほど入れる部屋は南フランスをイメージした内装に仕上げたとのことで、何か友達の家にでも招待されたような気持ちにさせられる。家族の記念日やクリスマスパーティ、職場での忘年会や新年会にも最適といわれていたが、そんな機会に恵まれるかなあ．．．。是非、機会を作って贅沢をしてみたいもんだけどね．．．。

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紅葉された“サクラのトンネル”．．．松前藩戸切地陣屋跡

　ここ２，３日天気が続いたと思ったら、明日から週末にかけて低気圧の影響で荒れそうだという．．．。折角の紅葉も荒れ模様の天気に勝てず終わっちゃうかも知れない。そんなこともあって、所用での北斗市からの帰り道“松前藩戸切地陣屋跡”にちょっとだけ寄り道を．．．。

　
　ここは、春はサクラの名所として知られているが、秋の紅葉だって負けてはいない．．．。期待どおり、陣屋へと続く約1kmのサクラ並木の葉が色づき、春のサクラとは違った雰囲気を見せてくれる。落ち葉を集めている近くの農家の方は「朝早く来ると道路一面に葉っぱが落ちていて、凄いんだで．．．。」と話してくれたが、それも面白そう．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　陣屋跡入口前の土手に幾本かのモミジの木が赤や黄色に染まっているが、もう少し鮮やかに紅葉になるかも知れない．．．。

　　
“松前藩戸切地陣屋跡”は「サクラ」のイメージだが、郭内にはサクラの他にも紅葉する木々が多く、鮮やかな彩りを見せる紅葉は意外な感じで、隠れた紅葉スポットといえそう．．．。それにしても木々のざわめきもなく、小鳥たちの囀りも聞こえず静寂そのもの．．．。郭内にはいると刀を持った武士が飛び出してきそうな雰囲気．．．。


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冬の使者“オオハクチョウ”大沼に飛来．．．

　「大沼公園の紅葉、見ごろは過ぎたらしいけど．．．。」とちょっぴり早起きをして大沼に車を走らせた．．．。期待の天候は．．．、駒ヶ岳の山頂は雲の中、しかも青空は覘くものの時折雨が落ちてくるといった生憎の天気．．．。

　
　島巡りの散策コースへ歩み出すと、「グウア、グウア．．．」と鳥の鳴き声が聞こえる。「オオハクチョウが来ているのかも知れない．．．。」と急ぎ駒ヶ岳登山口近くの宿野辺川河口付近へ向かうと40～50羽の“オオハクチョウ”の群れが旅の疲れを癒すように羽を休めている．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　どうも越冬のために大沼に来たものではなく、さらに南の越冬地を目指しているオオハクチョウの群れが、休憩のための立ち寄ったようだ。群れの中には体が灰色に毛で覆われている幼鳥もおり、親に寄り添うようにゆっくりと泳ぎながら餌をついばんでいる．．．。こんな幼鳥たちも何千キロもの旅をするんだろうなあ．．．。

　
　冬の使者ともいわれる“オオハクチョウ”の飛来．．．。まもなく大沼公園は越冬する水鳥で賑わう季節がやってくる．．．。

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　ところで、大沼の紅葉は．．．。見ごろは過ぎたようだがまだまだ鮮やかな色合いを見せている木々も多い．．．。日曜日とあって観光客も多く、紅葉を眺めながら散策を楽しんでいるが、時折吹きつける冷たい風にコートや手袋を着用して歩く姿も見られる．．．。大沼の紅葉も、後４，５日かな．．．。



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日本シリーズ第５戦 勝ったのは“ジャイアンツ”．．．

　折角札幌にいるんだから．．．、日本シリーズを戦っている愛する“ジャイアンツ”を応援しなくっちゃ．．．。札幌で知人を誘い、何とか一塁側内野指定席をゲットしたのだが、彼はファイターズのフアンだという。「今日一日ジャイアンツのファンになって．．．。」と説得し、札幌ドームに向かう．．．。

　
　会議が予定より遅れたこともあって、地下鉄に乗ったのが６時少し前、地下鉄福住駅で下車して雨の中を15分余り歩き、札幌ドームに着いた時はすでに試合も始まり、２回表ジャイアンツの攻撃中．．．。「どっこいしょ!!．．．」と席についてグランドに目をやると７番ボウカーの２ランホームランが飛び出し、一気にテンションが上がる．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　外野席のジャイアンツ応援席は大旗を振りかざし盛り上がっているが、一塁側は少し雰囲気が違う．．．。「一塁側はジャイアンツの応援席でないの。」と回りをグルッと見渡すと、なんとほとんどがファイターズのユニフォームを着た敵のファンばかり．．．。オレンジのハンカチを振りかざし、大声でジャイアンツを応援出来る状況にはない．．．。

　
　一塁側がこんな状況なのだから推して知るべし．．．。球場全体がファイターズフアンで埋められている。「稲葉ジャンプ」はテレビでは見ていたが、実際球場で体感するとドーム全体が振動するど迫力の応援だ．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　４回表「疑惑のジャッジ」とされた９番加藤へのデッドボール．．．。確かに見ていた時はファールチップのようにも見えたが、一番近くで見ていた球審の判定だから信じるよりない．．．。危険球で退場された多田野投手には気の毒だったが、５回表に再び加藤を迎えた場面でスタンドからの大ブーイングが飛ぶ異様な雰囲気．．．。しかし、そんな中で集中力を切らさずレフトオーバーの２点タイムリーツーベースを打った加藤は大したもんだ．．．。

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　結局、ジャイアンツが15安打10得点の猛攻で第５戦を勝ち取り、日本一に王手をかけた．．．。ここまで来たら、東京に帰っての第６戦で日本一を決めてほしい。それにしても、プロ野球観戦は東京ドーム以来10年ぶり、札幌ドームは初めてだし、日本シリーズの観戦も初めて．．．。そんな試合を猛攻で打ち勝ち、安心して応援出来る試合運びに大満足．．．。ホテルに戻り近くの居酒屋で「祝勝会」．．．、遅くまで知人に付き合ってもらった．．．。



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