日本シリーズ第５戦 勝ったのは“ジャイアンツ”．．．

　折角札幌にいるんだから．．．、日本シリーズを戦っている愛する“ジャイアンツ”を応援しなくっちゃ．．．。札幌で知人を誘い、何とか一塁側内野指定席をゲットしたのだが、彼はファイターズのフアンだという。「今日一日ジャイアンツのファンになって．．．。」と説得し、札幌ドームに向かう．．．。

　
　会議が予定より遅れたこともあって、地下鉄に乗ったのが６時少し前、地下鉄福住駅で下車して雨の中を15分余り歩き、札幌ドームに着いた時はすでに試合も始まり、２回表ジャイアンツの攻撃中．．．。「どっこいしょ!!．．．」と席についてグランドに目をやると７番ボウカーの２ランホームランが飛び出し、一気にテンションが上がる．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　外野席のジャイアンツ応援席は大旗を振りかざし盛り上がっているが、一塁側は少し雰囲気が違う．．．。「一塁側はジャイアンツの応援席でないの。」と回りをグルッと見渡すと、なんとほとんどがファイターズのユニフォームを着た敵のファンばかり．．．。オレンジのハンカチを振りかざし、大声でジャイアンツを応援出来る状況にはない．．．。

　
　一塁側がこんな状況なのだから推して知るべし．．．。球場全体がファイターズフアンで埋められている。「稲葉ジャンプ」はテレビでは見ていたが、実際球場で体感するとドーム全体が振動するど迫力の応援だ．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　４回表「疑惑のジャッジ」とされた９番加藤へのデッドボール．．．。確かに見ていた時はファールチップのようにも見えたが、一番近くで見ていた球審の判定だから信じるよりない．．．。危険球で退場された多田野投手には気の毒だったが、５回表に再び加藤を迎えた場面でスタンドからの大ブーイングが飛ぶ異様な雰囲気．．．。しかし、そんな中で集中力を切らさずレフトオーバーの２点タイムリーツーベースを打った加藤は大したもんだ．．．。

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　結局、ジャイアンツが15安打10得点の猛攻で第５戦を勝ち取り、日本一に王手をかけた．．．。ここまで来たら、東京に帰っての第６戦で日本一を決めてほしい。それにしても、プロ野球観戦は東京ドーム以来10年ぶり、札幌ドームは初めてだし、日本シリーズの観戦も初めて．．．。そんな試合を猛攻で打ち勝ち、安心して応援出来る試合運びに大満足．．．。ホテルに戻り近くの居酒屋で「祝勝会」．．．、遅くまで知人に付き合ってもらった．．．。



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“黄金色のアーチ”見ごろを迎える．．．

　昨日から２泊３日で札幌へ．．．。毎度のことながら交通機関で悩む。今回も途中で紅葉を楽しみながら車にしようか．．．、天気が優れないので飛行機で．．．、たまにはノンビリＪＲでも．．．。今朝まで悩んだが、天気が優れなくとも雪になる心配はなさそうだし、と車で札幌に向かった．．．。

　　
　期待の紅葉は、中山峠や定山渓温泉付近は紅葉も色あせ見ごろは過ぎたが、札幌市内の公園は今が見ごろ．．．。午前中、打合せ会議の前にタクシーを飛ばし、北海道大学構内のイチョウ並木を見学．．．。薄日が溢れる中、市民や観光客が黄色く色づき、鮮やかな“黄金色のアーチ”を見上げ散策を楽しんでいる．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　この並木は、北13条門から北大構内に向かって約400mの両側に樹齢7,80年のイチョウ70本ほどがアーチを作っている。守衛の方は「いつもだと11月3日に一斉に落葉し見事なんだけど、今年は少し遅れそう．．．。」とのこと。

　　　
　幼稚園の子供たちも散歩に訪れ、かわいい手で落ち葉を拾い自分の手と比べ楽しんでいる。最後は並木の側にある赤いカエデの下で記念撮影．．．、仲間に入れてもらい一枚撮らせてもらった．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　構内にある「大野池」．．．。池の整備に尽力された工学部の大野和雄教授たちの名にちなんで名付けられた池（池の側にあった説明板から）で、四季折々に花が人々の目を楽しませ、多数の野鳥の姿も見られるそうだ．．．。今は鮮やかな紅葉が学生や観光客の目を楽しませてくれる．．．。



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