JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

ひかりの中に...「旧函館区公会堂」

2008-02-07 23:51:58 | Weblog
 「光に包まれた愛の街・函館」をテーマに、西部地区の町並みや坂道をイルミネーションで飾り、函館の夜に彩りを添える「はこだて冬フェスティバル」。光の回廊を雪の降るときにでもカメラに.....、と、思っていたが、どうしたことか2月になってなかなか雪が降らない。


 そのうちに、イルミネーションも終わってしまうぞう~....。取りあえず「旧函館区公会堂」に出掛けた。目映い光に照らされる元町公園から黄昏の空に一際映える公会堂。何処か違った場所に来ているような感覚でシャッターを押した。


 函館区公会堂は、1910年(明治43年)に建てられた左右対称のイギリスのコロニアル様式を取り入れたブルーとイエローの色が特徴的な美しい建物で、1974年(昭和49年)に国の重要文化財に指定されている。



             
 この建物は、豪商 相馬哲平氏が58,000円の建設費のうち50,000円を寄付して建てられ、当時としては最もモダンな建物で、明治44年には大正天皇が皇太子殿下として行啓の際宿舎として使用されて、館内はその宿泊所として使用した貴賓室や130坪の大広間など当時の華やかな雰囲気をそのままに残している。

    
 公会堂は今なお基坂の下から見上げる姿は元町のランドマークと呼ばれている。

   
 また、2Fのバルコニーから眺める函館港の眺めもすばらしい。もちろん夜間は入館できないので、この日は、公会堂前から元町公園越しに函館の市街地を収めた。旧青函連絡船「摩周丸」や「五稜郭タワー」も見ることが出来る。

コメント
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