昨日、街路樹の八重桜を探し車を走らせたが、我が家の近くを走る市道の街路樹“ナナカマド”も気が付けば青々とした葉が茂り、葉の先に満開の白い花を見ることができる...。
ついこの前雪の降る中を、赤く萎んだ実を小鳥たちが啄む姿を見たような気がするが、いつの間にか葉が芽吹き茂り花を咲かせている。いつも月日の流れの速いのには驚かされているが、季節の早さにはさらに驚く...。この“ナナカマド”の花は、小さく可憐ではあるが、密集して一つの固まりのように咲いているので、ちょっと迫力を感じる...。
函館市内の街路樹のうち“ナナカマド”は約4,200本とプラタナスに次いで多いという...。春に咲く花は迫力ある光景を作り、夏は青々とした葉が涼しさを、秋の鮮やかな紅葉は街に彩りを、冬雪の中に赤い実を残す...、こうして“ナナカマド”は1年中楽しませてくれ好きな街路樹の一つ...。
ところで、“ナナカマド”は燃えにくく、「七度竃(かまど)に入れても燃えない。」ということからその名が付いたとされている。 備長炭の材料として火力も強く火持ちも良いので、ナナカマドで作られた炭は極上品なんだって...。
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