函館どつくで新造船の“進水式”が行われる...。時間は午後0時40分、何度も見学させてもらっているが、こんな時間も珍しい。多分、「昼休みを利用して多くの市民の皆さん見学を!!...」ということではないかと判断し、それこそ昼休み時間を延長してもらい函館どつくのある弁天町へ向けて車を走らせる...。
駐車場はほぼ満杯...、函館どつくの正門前には“進水式”会場に向かう市民が列をなしている...。平日にもかかわらず大勢の見学者が押し寄せ、全長180mという巨大な船体を見上げ驚きの声を上げている...。その巨大船体、これまで赤や黒系統の色を多く見てきたが、今回は青と赤のツートンカラーで新鮮さを感じる...。
式が始まる前に、隣で見ていた函館どつくの若い社員の方と話ができた。彼は入社13年目でずっと新造船の建造に携わり、「年6隻平均だが多いときで1年8隻の時もあったので通算80隻を超えている」と、自分の手掛けた船が世界の海を走ることに誇りにしているようだ。「記念の100隻目の“進水式”には、お祝いに駆けつけるから...」といってきたが、2年後ぐらいかな...。
そんな話をしていると事前確認作業が手際よく進められ、準備完了...。「支綱切断!!」の指示が飛ぶと、船体につなぎ止められていた綱を切断すると船首に吊されたシャンパンが割れ、大音響の軍艦マーチとサイレンの音とともにくす玉からは鳩と風船、五色の紙テープが飛び出し、船体は勢いよく海に滑り出す...。
その迫力に圧倒されながらも見学者から歓声と拍手が湧き起こる...。いつもながらの“進水式”風景だが、あの感動が忘れられずにまた来たくなる。次は7月29日、また巨大船体の下でファインダーを覗いているかも知れない。いや、きっと覗いている...。
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