昼前、茨城の知人から「これから飛行機に乗るけど、函館は雪積もってる?...」とメールが入った...。彼は、茨城県にある北浦三育中学校の「エンジェルス・ベルコワイヤー」の顧問で、今夜函館でのハンドベルコンサートに出演のため羽田から飛行機に乗った...。
「雪は積もってないけど、寒いぞー!!...」と、メールを返したが、午後から雪が降り出し一面の銀世界...。恐らく函館空港に降りたときに、函館の寒さと雪に驚いたかも知れない...。それでも、午後6時、芸術ホールで開催された「三育クリスマス2016」にメンバー16名が元気な演奏を聴かせてくれた...。
北浦三育中学校ハンドベル部「エンジェルス・ベルクワイヤー」は、今年で結成36年を数え東日本各地の協会や施設で演奏活動を続けているほか、韓国や中国でも演奏を披露しているという。今回は今日から1週間の予定で旭川、札幌、苫小牧などに演奏旅行中、函館は道内最初の演奏会...。
北海道への演奏旅行は3年ぶりで、16名のメンバーはテーブルに並べられている50個以上のベルを巧みに操り調和のとれた音色を響かせる...。ベルは子供たちの頭の大きさのあるものから、鈴のような小さなものまでと様々で、一人で4個から5個を担当し、時によっては2個を指の間に挟み手首を素早く返すなどして演奏する...。
今回のコンサートは、姉妹校の函館三育小学校の児童と遺愛女子中学校ハンドベルクワイアの生徒も参加...。それぞれが練習を重ねてきたというハンドベルや合唱でクリスマスソングを披露、大勢の観客を楽しませてせている...。
最後に、函館三育小学校、北浦三育中学校、遺愛女子中学校合同で「もろびとこぞりて」を演奏...。一緒に練習することなく本番とあって、最初は緊張気味の児童達も曲が進むにつれて堂々とした演奏を見せている。3年前に北浦三育中学校の演奏を聴かせてもらった時、顧問である彼は「ハンドベルは、ピアノの鍵盤をベルがそれぞれ担当しているので、演奏者の息が合わないときれいな音にならない。」と解説していたが、まさに息があった時の音が“天使の響き”に変わるのかも知れない...。
芸術ホールでの演奏を終えて、北浦三育中学校の生徒達は旭川市に向かった...。多分、雪と寒さの驚いていると思われるが、皆さんの“天使の響き”を一足早いクリスマスプレゼントとして北海道に置いていって...。
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