近郊の山々を始め道内各地の山岳登山を楽しんでいる友人に、山登りのお供をお願いしていたが、ついに今日実現した。行き先は函館市域最高峰の袴腰岳(1108m)、学生時代に同じサークルで活動した仲間5人での登山だ。雨の降る心配はなさそうだが、下から見る袴腰岳はガスが掛かっていて山頂が見えない、大丈夫かなあ~.....。
袴腰岳への登山道は、新中野ダムの奥から登るコースと横津岳から縦走できるコースがあるが、今回は新中野ダムの奥からの登る。彼らは何度も登っていて「自分の庭みたいなもの。」といいながら、「途中に何カ所かある壁はきついよなあ。」とプレッシャーをかけてくる。
しかし、ここまで来て戻るつもりもないので、覚悟を決めて午前9時30分緑に茂る樹木の間を歩き出した。木々の香りが鼻を突き、気持ちが良い、そして、ウグイスの声が「頑張れ、頑張れ!」と聞こえてくるから不思議だ。ところが、登山道の真ん中に「クマの糞」がある。それも頂上に行くまで4カ所、しかもすべてが新しいものばかりで、一斉に笛を吹き、クマたちに「人間が通るぞう~」と、知らせる。なにも、登山道の真ん中にしなくてもいいと思うのだが、彼らにもそれなりの理由があるのかもしれない....。
いよいよ壁だ。これまで山登りといえば函館山(334m)程度より経験のないものにとっては、覚悟はしていたものの正直きつい。山登りというより四つん這いになって階段を登るという感じ、しかし、これを制服してこそ登山の醍醐味を味わうことができるのだと励まされながらすすみ、やがて三角山(889m)へ到着。少しガスに霞んでいるものの、眼下に広がる函館市街地や津軽海峡を見下ろしながら休憩、これで行程の半分は過ぎているという。
ここまで来ると高木は少なく先の見通しも利き山頂が目の前だ。しかし、山頂を目の前にしてはだかる急勾配の山道、最後の踏ん張りだ。登山口を歩き始めて途中休憩を挟みながら約2時間の道のりで、ついに「袴腰岳」に初登頂。
途中の険しい山あり、谷ありの道のりを極めたという気持ちで、頂上に立ったときは「天下を取った」という感じがする。多分、戦国武将が「天下を取る」ということは、例えが違うかもしれないが、気持ちが通じるものがあると勝手に思いこんでしまった....。
この頂上からは、駒ヶ岳や横津岳のある北側の景観が見えないので、横津側の岩場に案内された。やっぱり急勾配の道を降りては登っていったが、岩場からは横津岳山頂と駒ヶ岳が見ることができ、その絶景を堪能できたが、これもここでなければ味わうことのできない光景だ。しかし、もう少しくっきりしていれば羊蹄山や室蘭の白鳥大橋も見えるばずだが......。
( ハクサンチドリ ) ( コケイラン )
頂上で1時間ほど過ごし、いよいよ下山。しかし、この急勾配は、登りより降りの方がもっときついといわれていたが、その通り。足の指先が靴にめり込む感じで大変だ....。しかし、登りほどの緊張感はなく、途中は草花を探し、楽しみながらの下山、午後2時30分無事登山口に到着......。
「袴腰岳」の初登山も無事終了。不思議なものであの急勾配を「山登りは、今回で終わりだなあ....。」と自分に言い聞かせながら登っていたが、何故か「次はどこの山を、案内してくれるの...。」と口走っているではないか....。どうなってるんだろう。
そこで、次回は、秋口に「大千軒岳(1071m)」か「毛無山(750m)」とのこと。さて、明日からキャンプを張って体力づくりに取り組むぞう~。ちなみに、今回の登山は高低差約550m、万歩計で往復15,000歩、歩いた距離は約10kmだった。
袴腰岳への登山道は、新中野ダムの奥から登るコースと横津岳から縦走できるコースがあるが、今回は新中野ダムの奥からの登る。彼らは何度も登っていて「自分の庭みたいなもの。」といいながら、「途中に何カ所かある壁はきついよなあ。」とプレッシャーをかけてくる。
しかし、ここまで来て戻るつもりもないので、覚悟を決めて午前9時30分緑に茂る樹木の間を歩き出した。木々の香りが鼻を突き、気持ちが良い、そして、ウグイスの声が「頑張れ、頑張れ!」と聞こえてくるから不思議だ。ところが、登山道の真ん中に「クマの糞」がある。それも頂上に行くまで4カ所、しかもすべてが新しいものばかりで、一斉に笛を吹き、クマたちに「人間が通るぞう~」と、知らせる。なにも、登山道の真ん中にしなくてもいいと思うのだが、彼らにもそれなりの理由があるのかもしれない....。
いよいよ壁だ。これまで山登りといえば函館山(334m)程度より経験のないものにとっては、覚悟はしていたものの正直きつい。山登りというより四つん這いになって階段を登るという感じ、しかし、これを制服してこそ登山の醍醐味を味わうことができるのだと励まされながらすすみ、やがて三角山(889m)へ到着。少しガスに霞んでいるものの、眼下に広がる函館市街地や津軽海峡を見下ろしながら休憩、これで行程の半分は過ぎているという。
ここまで来ると高木は少なく先の見通しも利き山頂が目の前だ。しかし、山頂を目の前にしてはだかる急勾配の山道、最後の踏ん張りだ。登山口を歩き始めて途中休憩を挟みながら約2時間の道のりで、ついに「袴腰岳」に初登頂。
途中の険しい山あり、谷ありの道のりを極めたという気持ちで、頂上に立ったときは「天下を取った」という感じがする。多分、戦国武将が「天下を取る」ということは、例えが違うかもしれないが、気持ちが通じるものがあると勝手に思いこんでしまった....。
この頂上からは、駒ヶ岳や横津岳のある北側の景観が見えないので、横津側の岩場に案内された。やっぱり急勾配の道を降りては登っていったが、岩場からは横津岳山頂と駒ヶ岳が見ることができ、その絶景を堪能できたが、これもここでなければ味わうことのできない光景だ。しかし、もう少しくっきりしていれば羊蹄山や室蘭の白鳥大橋も見えるばずだが......。
( ハクサンチドリ ) ( コケイラン )
頂上で1時間ほど過ごし、いよいよ下山。しかし、この急勾配は、登りより降りの方がもっときついといわれていたが、その通り。足の指先が靴にめり込む感じで大変だ....。しかし、登りほどの緊張感はなく、途中は草花を探し、楽しみながらの下山、午後2時30分無事登山口に到着......。
「袴腰岳」の初登山も無事終了。不思議なものであの急勾配を「山登りは、今回で終わりだなあ....。」と自分に言い聞かせながら登っていたが、何故か「次はどこの山を、案内してくれるの...。」と口走っているではないか....。どうなってるんだろう。
そこで、次回は、秋口に「大千軒岳(1071m)」か「毛無山(750m)」とのこと。さて、明日からキャンプを張って体力づくりに取り組むぞう~。ちなみに、今回の登山は高低差約550m、万歩計で往復15,000歩、歩いた距離は約10kmだった。
これが0から出発して2,3年の成果です。毎週植物研究会の講師と一緒に登っている割には出来の悪い生徒です。
最後の壁はきつかった。もう山登りはこの老体には無理と思っていたのですが、ブログを作りながら、次の登山の構想を考えてしまいました。山登りの魅力にとりつかれそうです。
それと、花の名前。いやいや、よく知っているのには驚きましたよ。探した花の名がわかればまた山登りの楽しみも増えますね。私はゼロではなくマイナスからの出発になりますが、近郊の野や山で咲く花の名前を一つでも多く覚えていきたいと思ってま~す。頑張るぞう~....。