湯の川温泉の守り神であり薬師如来が祀ってある湯倉神社...。その湯倉神社で、市民に神社は身近な存在にあることを感じてもらおうと始められたというイベント「湯倉の杜」が今夕開催された。“キャンドルアート”が見られるとの話を聞き、夕食後カメラ片手に車を走らせる...。
到着は午後7時前、まだ陽があるが既に境内にはキャンドルが灯され、本殿の前では函館で結成され今や海外でも活躍している「ひのき屋」の奉納ライブが行われている。最前列に陣取る小学生達が演奏に合わせ掛け声よろしくノリノリで踊り出す...。
参道への20段の石段に1,000個を超えるキャンドルが並べられ、これだけでも通りすがりの市民は「綺麗だね!!...」と感嘆の声を上げて行くが、そのキャンドルを氏子の方達が図面を見ながら一つずつ消していく...。
「何が出来るの?...」と隣でカメラを手にしたマスコミの方に訪ねると、「前にある『くまもと』キャンドル文字がヒントらしい...」と教えてくれた。徐々に姿を現すアートに、子ども達が「あっ!!『くまモン』だ...」と歓声を上げる...。
間違いない!!、“キャンドルアート”で『くまモン』の完成...。4月14日熊本地方を襲った震度7の地震により甚大な被害をもたらしたが、一日も早い復興を願いを現地に届けようと熊本県のキャラクター『くまモン』を浮かび上がらせたそうだ。
徐々に日が暮れるにつれて、境内に置かれたキャンドルの仄かな灯りは訪れた人の足を止め見入っている姿も...。このイベント、今回は7回目で“キャンドルアート”は今年が初めてとのことだが、幻想的な輝きを十分堪能させてもらった...。ひのき屋さんも子ども達に「いいか、来年も演奏を聴きに来るんだぞ!!...」と声をかけていたが、大人達も聴きに行くかも知れない...。
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