JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

かつての“函館”は...

2015-11-15 20:09:15 | Weblog
 先日、五稜郭にある函館市中央図書館の視聴覚ホールで「開港地函館に見る芸術・文化~かつての函館はアートの最先端だった~」と題して開催された講演会に足を運んだ...。
        
 講師は、函館美術館主任学芸員の大下智一氏で、函館生まれの大下さんは明治時代から描かれた複数の画家の風景画をスライドで紹介しながら、函館港に聳えるドックのクレーンや教会などの建築物から「函館は当時から絵になる街」と解説...。その原点が、ペリー提督の渡来により日本最初の貿易港として栄えた函館の文化的土壌の豊かさにあったとも解説されていた。

                                  
 また、幕末の函館に伝わった写真術、洋画に始まり、ハリストス正教会とイコン、明治・大正期の建築物など国際色豊かだった幕末から戦前期にかけての函館の芸術・文化について、写真家田本研三やイコン画家山下りん、文学・美術のジャンルでそれぞれ才能を発揮した長谷川4兄弟などを次々と取りあげながら、「紹介したとおり、かつての“函館”はアートの最先端だったんですよ...」と締め、講演会は終わる...。

     
 久し振りに参加した講演会...。この講演会を聞き、改めて先人達が独特の芸術・文化を掘り起こし、異国情緒漂う街函館を創りだしたのかも知れないと感じてきたが、恐らく聴取されていた100名ほどの皆さんも同じ思いだったんではないだろうか...。

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コメント (1)
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