JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

“早春の函館山”を駆けめぐる...

2015-04-08 22:08:26 | 函館公園、函館山
 山登りの先輩に案内されての近所の山巡り...。昨年の春、その先輩が体調を崩し「体調が戻るまで...」と1年間休んだが、先日「完全とまでには行かないが、冬山を何度か登りトレーニングも積んだから、今年は月一度のペースで案内でぞ!!...」と頼もしい言葉で誘いがあった...。

                            
 先輩はトレーニングを欠かさないというが、こっちは五稜郭公園をカメラ片手のウォーキング程度...。とても山登りはと思いつつも、「それじゃ、手始めに函館山へ...」と快晴の今日、春の花を探しながらならと“早春の函館山”を目指した

     
 函館山ふれあいセンター前の駐車場に車を入れ、歩き出すと淡い紫色のカタクリが見ごろとなっている...。カメラを向けていた方と「こんなに早く春が来ると、今年の冬が早いんでないかと心配になりますよね」と冗談を言いながらシャッターを押す...。

                              
 函館山の登山道には散策や歴史、植物観察、体力鍛錬など目的別に11のコースが作られている。今回は、比較的歩きやすい旧山道コースから千畳敷を目指し、帰りは、函館山で春一番早く花を楽しめるという「宮ノ森コース」を選ぶ...。

  
 函館山は標高334m、周囲9kmの小さな山だが、温暖な気候に恵まれ約600種類の植物が生育しているといわれている。200年ほど前に植林されたといわれている杉の人工林、木漏れ日が素晴らしい光景を見せてくれる。

                              
 途中、休憩場所の千畳敷戦闘司令所跡から市街地を望む...。横津連峰、駒ヶ岳もまだ雪に覆われているが、春の光を浴び輝いて見える...。先輩曰く「向かいの山々が手招きしているなあ...。雪が消えた頃に行かなくっちゃ...」だって。

      
 戻りの「宮ノ森コース」...。函館八幡宮裏手の杉木立周辺に「清浄にお願いします」の看板も目にしたが、辺り一面にキクザキイチリンソウやエゾエンゴサク、コジマエイレンソウ、タチツボスミレ、ヤマネコノメソウなど春の花々が咲き乱れ、つい「凄い!!、綺麗だ!!...」と大きな声も出る...。

               
 お花畑のように可憐な花々が春を知らせている様は、これまでもこの時期何度か歩いたがこんな光景は初めて...。

 カメラを向けながら万歩計で約10,400歩、距離にして6.8kmを約2時間半かけて“早春の函館山”を駆けめぐる...。登山口での気温は3℃とヒンヤリした空気だったが、それが清々しさを醸しだし、風もなく気持ちの良い山歩きとなった。今回は途中での息切れもなく歩き続けられたが、明日の朝は多分筋肉痛に悩まされているかも知れない...。来月の山歩きを楽しみに、明日からウォーキングで足腰を鍛えなくっちゃ...。



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