JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

“エゾノリュウキンカ”咲き始める...厚沢部町

2015-04-12 21:10:44 | 乙部町・厚沢部町
 今年は雪解けが早かったこともあって、フクジュソウから始まる春の花々の開花が異常と思えるほど早い...。今日発表された気象会社のサクラの開花予想も函館は4月19日...、何、今度の日曜日でしょう!!...。これまでの最速の開花が4月18日で、ちょっとするとこの記録を更新するかも知れないという...。

 
 ならば、「春の花に事欠かない太鼓山の麓の湿地も、咲き始めたかも知れない」と少し早起きをして厚沢部町へお花見に...、と車を走らせた。ここは、厚沢部町の市街地から少し入った太鼓山の麓にある農業用水溜池の湿原。車を降りて湿地へ向かうと幅20mほどの沢に小振りの“エゾノリュウキンカ”が「咲き始めました...」といわんばかり...。
                            
 確かに昨年の見事さには負けてはいるが、それでも朝露を乗せた“エゾノリュウキンカ”とミズバショウの咲き比べも見応えがある...。例年より開花は10日以上も早いようだが、ここでの見ごろは1週間後あたりかな...。

       
 “エゾノリュウキンカ(蝦夷立金花)”はキンポウゲ科に属し、湿地に生え茎が立っているいて黄金色の花を付けることから「立金花」の名が付いたとのこと。“エゾノリュウキンカ”は、山菜としてお浸しなどで食べられ、葉の形がフキに似ていることから「ヤチブキ(谷地蕗)」とも呼ばれている。以前に山菜採りに来ていた地元の方から「味噌汁に入れたり、和え物や炒めて食べる。」という話も聞いたが、きっと花の咲き始めの今頃が美味しいのかも知れない。しかし、この美しい花を見ると食べることには些か抵抗も感じる...。

                            

        
 “エゾノリュウキンカ”の見ごろには少し早かったようだが、沢を囲む山肌にはカタクリ、エゾエンゴサク、エイレンソウ、イチゲなどの花々が咲き乱れ、こちらはちょうど今が見ごろでまさに山の中の花屋さん...。あちこちから聞こえてくるウグイスなどの小鳥の声と小川のせせらぎを聞きながら、この花々をファインダーから眺めていると心癒される...。
                             
 「折角ここまで来たのだから、美味しいものでも...」と上ノ国町にある道の駅「もんじゅ」のレストランまで足を延ばした。目指すはウニかアワビ...、と勇んでレストランにはいると団体客がおり時間が掛かるとの話で、早いほうの「うにとじ定食」を...。

       
 ほどなくしてトレーが運ばれてくる。土鍋に入った「うにとじ」...、大粒のウニがゴロゴロ入っているのがみえる。小丼にご飯を移しその上に乗せて「うにとじ丼」にして口の中へ...。ウニ独特の磯の香りが鼻を付き旨い!!...。

 ちょっと早起きをして厚沢部町から上ノ国町まで車を走らせて来たが、この見事な“お花畑”と美味しいランチに疲れも吹っ飛んでしまった...。


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コメント (2)
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