JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

静寂の森に“赤紫のじゅうたん”...

2013-04-29 23:09:07 | 北斗市
 北斗市・木地挽山中腹にある「匠の森公園」...。「カタクリ」の群生地として知られ、今年は開花が遅れているとは聞いていたが、この時期になるともう咲いているはず...、と車を走らせた。

 
 カタクリが群生しているのは「匠の森研修センター」裏手にある散策路沿い...。静寂の中、樹木の間を縫うように枯れ葉押しのけ赤紫の花がじゅうたんを敷きしめたように咲き誇っている。まさに今が見ごろ...。
                             
 下向きに咲く艶やかな花の姿はカメラマンにとっては絶好の被写体で、「きれいだ!!、見事!!...」といいながらあちこちで寝そべって下から可憐な花にレンズを向けている...。花びらを反り返るように広げ、柔らかい春の光を浴びてそよ風に揺れている姿は「春の妖精」と言われる所以かも知れない...。皆さんと一緒で、つい見とれてしまう...。

 
 カタクリは、「ユリ科カタクリ属の多年草の植物で、発芽後、花が咲くまで7,8年という長い年月を要し、花の後は2ヵ月ほどで枯れ、来年の春まで長い眠りに入るが、寿命は20年近くある。」(「匠の森」パンフレットから)

                              
 数年前、群生地に入り込み踏みつぶされたことから花が咲かなくなったということがあり、立入禁止のロープが張られたことがある。その後不届き者の話は聞かれなくなったこともあってか、特に今年は鮮やかに咲き揃っている感じがする...。この「カタクリ」は北斗市の宝物、何時までも大切にしないと...。

    
 ところによっては、フクジュソウとのコラボレーションも見ることが出来る。赤紫と黄金色の組合せに春を満喫出来る...。カタクリが終わる頃には、薄紫の大きな花を咲かせるシラネアオイが咲き始める...、これも楽しみ...。


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