モニュメント“OYAKO”．．．

　今日５日は「啓蟄」．．．。春の暖かさを感じて、冬ごもりしていた虫が外に這い出てくるころのことだが、今年のこの寒さでは虫も春の暖かさをまだ感じていないかもしれない。今朝も最低気温は-6.6℃、まだまだ厳しい寒さは帰らないようだ．．．。

　
　夕方、所用で函館駅に．．．。広いはずの駅前広場も雪に覆われ、行き交う人は狭い通路を譲り合いながら歩いている．．．。それにしても、駅舎から漏れる明かりは意外といったら失礼だが、白い雪に映えきれいだ．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　駅舎の前には平成16年函館駅前土地区画整理事業の完成を記念して設置されたモニュメントがある。赤色の目立つモニュメントだが、夜、明かりをバックに眺めると昼に観るのとまた違った趣を持っている．．．。
　モニュメントは、広場のシンボルとして、また、新しい函館の顔として、多くの人に愛され親しまれるものを、と公募しこのモニュメントが決定された。タイトルは“OYAKO”．．．。親子でブリッジや腕立て伏せをしている姿にも見えるが、親が子供を守っている姿と見ると．．．。

　ところで、函館駅前土地区画整理事業」は、函館の玄関口である函館駅前を函館の顔に相応しい街づくりを進め活性化させようと、平成10年から７年の歳月をかけ約86億円の事業費を投入し施行された。この事業によって、ＪＲ函館駅が新しくなり、駅前広場も緑豊かな潤いのある広場に生まれ変わった。ただ、当初は北海道新幹線がこの新装なった函館駅に入って来るという構想だったはずなのだが．．．。


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