JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

豊かな海の恵みに感謝...、ひろめ舟まつり

2009-06-13 23:01:41 | 椴法華・南茅部
 週末になると天気が崩れる....、ここ何週間かのパターン。ご多分に漏れず今朝も明け方雨が降り、その雨が今にも降り出しそうなドンヨリとした曇り空...。今日は南茅部・臼尻漁港で開かれる「ひろめ舟祭り」に出かける予定をしていたが、この天気に足止めを食らった感じ...、しかし、雰囲気だけでも掴んでこようかと雨具を持って昼少し前に出発...。

                 
 会場の臼尻漁港は、少し冷たい風はあるものの青空も覘く、まずまずの祭り日和。メーンの舟こぎ競争は終わり、期待をしていた1杯100円の「浜なべ」も売り切れ...、地域の皆さんが飾り付けた漁船の前でビールを飲みながらバーベキューをしているのを羨ましそうに眺めだけ...。


 地元の各地区からちょうちんや大漁旗で飾られた漁船を1隻ずつ出し、港内を進む「漁火(いさりび)パレード」、勇壮な姿に岸壁から拍手がわき起こっていた。

                


 特設ステージ前では、地元小中学校単位でソーラン踊りが披露されたが、全校生徒が一体となって力強く踊る姿は感動もの...。また、保存会による「安浦駒踊り」などの郷土芸能を発表、隣で見ていたお母さんから「子供が少なくなって、続けるのも大変なんだよ...。」と話してくれた。

                     
 歌謡ショーは、TAKIOのソーラン節でおなじみの伊藤多喜雄のステージ...、巧妙な語りで会場を盛り上げ、歌に合わせて観客がステージ前で踊りだす若者に、歌に負けない拍手をもらっていた。
 この祭りは、豊かな海の恵みに感謝し、豊漁を祈願するイベントで今年は24回目を数える。南茅部の知人と会い話を聞くと「今年は、今朝の雨もあって昨年より少ないが、それでも4千人ほどが来てくれた。来年は、朝から来て名物の舟こぎ競争を応援して...。」だって....。

            
 それでも、歴史ある郷土芸能を織り交ぜながら、活気ある祭りに結局最後の花火まで付き合ってしまった。悔いは「浜なべ」を食べられなかったことかな....、来年は是非...。
コメント
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