今日、JARL渡島檜山支部では、函館市役所を基地局として「非常通信情報伝達訓練」を実施した。これは、災害時に通信手段が寸断された状況の中でアマチュア無線の果たす役割を想定し、被災状況を迅速かつ性格に行政に伝達するための訓練を毎年行っているもので、今年もJA8YUPとJR8YFWの協力を得て行った。
今年の訓練は、基地局との交信感度の把握をすることを目的として、函館市役所の屋上(地上高65m)に3段GPのアンテナを設置し、信号強度、移動場所、機器、アンテナ、出力、道路等の周囲の状況を交え、函館市内はもとより静内、八雲、知内など約30局と1時間にわたり交信をした。