JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

浦臼神社の「エゾリス」に会ってきました

2007-05-01 23:59:40 | 旅行
 「薄紫の花畑 リス隠れんぼ」の見出しで新聞に報道されたエゾエンゴサクの花畑に現れるエゾリスの写真を見て、天気も良さそうだし、ということで突然、昨日から1泊2日の日程で空知管内浦臼町に車で出掛けてしまった。



 夕方、下見をかねて目的地の浦臼神社に出掛けたが、境内にあるエゾエンゴサクとカタクリの花が新聞報道の通り、今が見頃と咲き乱れ遠くからの観光客で賑わいを見せていた。
 地元の人にいわせると「新聞に出たお陰で見物客が増えた。リスは朝が早いし、早起きしないと写真の取る場所もなくなるよ。」との、アドバイスを受けたが、これが逆にプレッシャーにもなった。

          
               浦臼神社と境内に咲くエゾエンゴサクノ

               
                エゾエンゴサクはケシ科の多年草とのこと。
                カタクリの花とのツーショットも見事です。

 翌朝、朝5時に出掛けたが24、5台ぐらい止められる駐車場は既に満杯状態。車も札幌から帯広、釧路、北見、旭川など北海道各地の他、大阪ナンバーもある。カメラの三脚もざっと数えて70台ほどにもなっていたが、それでもいつもより少ないそうだ。待つこと3時間余り、何処からともなく現れたエゾリス2匹が花畑で餌を探し始めると、待ちかまえたカメラマンのシャッターが鳴り響く。しかし、エゾリスは動じることなく、餌を食べその間20分ほどだったが、愛くるしい姿で楽しませてくれた。


   黙々と餌を探し口に運んでいたが、突然のカラスの鳴き声で木の上の小鳥の巣に飛び込み、小鳥たちはパニックに陥った。
   しかし、地元の人の話では、この巣は元々はエゾリスのものだったとか....。


        時々あたりが気になるのか、頭を持ち上げ見回すしぐさを見せる

          
               エゾリスの来るのをひたすら待っているカメラマン達

 昨日、浦臼町に向かう途中、羊蹄山(1898m)の残雪と青空のコントラストが素晴らしい眺めを見せてくれた。浦臼神社に早く着きたい気持ちが強かったが、この景色もすっかり気に入り何度も車を止めシャッターを切った。


               羊蹄山をバックに草を食む牧場の競走馬


      羊蹄山の麓を農作業で慌ただしく走り回るトラクター

         
             中山峠のドライブインからもパチリと1枚

 そして、定山渓温泉では豊平川の上空に350匹ほどの鯉のぼりが温泉街の空をゆったりと泳いでいた。これは、市民に家庭で不要となった鯉のぼりの提供を広く求め、毎年4月上旬から5月10日まで、子供の日にちなみ掲揚しているそうだ。この日も青空によく映え、元気よく泳ぎ回っている姿に心弾む思いを感じさせられた。



 帰りに、美唄市の宮島沼に立ち寄ったが、鳥たちはほとんど見られなかった。管理の方に訪ねたら「今は早朝に出掛け、夕方に戻る。」のだそうだ。何処に遊びに行くのやら.......。
 僅か1泊2日、走行距離で往復約700kmだったが、天候にも恵まれ結構楽しい旅だった。また、新聞記事を頼りに出掛けてみようと思っている。
コメント (2)
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