昔、私の叔父に「団塊の世代は若い人たちからは
働き過ぎだと文句を言われます」とこぼしたところ
何を言ってるんだ、という顔をされました。
今の団塊世代など昔に比べたらずいぶん楽をしている、と。
労働の質や生産性は比較が難しいでしょうが
労働時間や、精神的負担などを考えると、確かに
叔父の言う通り、昔の方が大変であったに違いありません。
私が社会に出たころはまだ昔の名残があり、諸先輩を見つつ
「ああは出来ねー」と思いましたから。
逆に今の人たちは楽だと言いきることもできません。
高度な技術、要求される仕事の質の高さ、国際的競争・・
これらは昔の比ではありませんから。
いつの世も大変だということでしょう。
(今だけが大変というわけではない)
○
高齢者が金融資産を沢山持っているという統計があります。
少子高齢化社会で若者の負担が大きいのに
トシヨリは金持ってて、けしからん、と言われちゃいます。
私のように「日本経済のために」若い頃から収入に見合わぬ
支出を繰り返し、現在も資産が少ない人間もいますけれど
多くはしっかりと生活設計をされていますから
高齢者やそれに近づく人が資産を持つのは当然でしょう。
若くして金融資産が多いなんて、ありえませんよね。
まだ働いて収入を得た期間が短いのですから。
人間はみんな、何十年も働いて老後に備えるのです。
そうしていたら「年寄りが金持ってるのは、けしからん。
年金貰って優雅に海外旅行とは!」と文句の嵐。
なんちゅー品のない国になったのでしょうかね。
それなりに労働をし、経済大国にしてきたのに
経済大国の恩恵を受けて育った世代からお荷物視です。
もっとも、そんなバカ者を育てたのは高齢者ですから
自業自得なのですが。
○
消費税を上げ、インフレにもっていき、というのは
団塊以上の世代の「眠っている資産」の価値を減らし
社会へ還元しようという意味合いが強いものです。
しかしそうであればあるほど年寄りは財布のひもを
閉めますね。
こんな国、こんな若者が信用できるとは思えない。
できるだけ防衛しなければ。
なにしろ自分やカミサンが幾つ迄生きるか分からない。
60なのか80か、それとも100まで生きるか、
ン十年もの開きがあるのですから、いくら貯金があっても
足りそうもありません。
大きな病気になるかもしれませんし介護を長期間受ける
かもしれないのです。
インフレで資産が目減りすることが分かっていても
おいそれとは使えませんね。
2010年現在で65歳以上の人口が国の23%
来年には昭和24年生まれが65歳になりますから
確実に人口の四分の一は高齢者です。
3%税が上がれば出費を10%減らすでしょう。
増税の効果がでるどころか・・かもしれません。
(現在高齢者世帯で平均20万円の支出ですから
多少の税収増になるのかなあ)
○
自分たちで苦労して得た資産を死後次世代へ相続させるのも
アホくさいですね。
「早く死ね」とばかり大事にされないのだもの。
海外への資産流出も増えるのではないですかね。
国内で支出すれば若者に金が回りますから。
相続もアフリカのどこかへ寄付しちゃうか。
そんな高齢者ばかりでもないでしょうが、若者よ
あまり相続に期待しない方がよろしい。
インフレでどんどん目減りするのですから。
働き過ぎだと文句を言われます」とこぼしたところ
何を言ってるんだ、という顔をされました。
今の団塊世代など昔に比べたらずいぶん楽をしている、と。
労働の質や生産性は比較が難しいでしょうが
労働時間や、精神的負担などを考えると、確かに
叔父の言う通り、昔の方が大変であったに違いありません。
私が社会に出たころはまだ昔の名残があり、諸先輩を見つつ
「ああは出来ねー」と思いましたから。
逆に今の人たちは楽だと言いきることもできません。
高度な技術、要求される仕事の質の高さ、国際的競争・・
これらは昔の比ではありませんから。
いつの世も大変だということでしょう。
(今だけが大変というわけではない)
○
高齢者が金融資産を沢山持っているという統計があります。
少子高齢化社会で若者の負担が大きいのに
トシヨリは金持ってて、けしからん、と言われちゃいます。
私のように「日本経済のために」若い頃から収入に見合わぬ
支出を繰り返し、現在も資産が少ない人間もいますけれど
多くはしっかりと生活設計をされていますから
高齢者やそれに近づく人が資産を持つのは当然でしょう。
若くして金融資産が多いなんて、ありえませんよね。
まだ働いて収入を得た期間が短いのですから。
人間はみんな、何十年も働いて老後に備えるのです。
そうしていたら「年寄りが金持ってるのは、けしからん。
年金貰って優雅に海外旅行とは!」と文句の嵐。
なんちゅー品のない国になったのでしょうかね。
それなりに労働をし、経済大国にしてきたのに
経済大国の恩恵を受けて育った世代からお荷物視です。
もっとも、そんなバカ者を育てたのは高齢者ですから
自業自得なのですが。
○
消費税を上げ、インフレにもっていき、というのは
団塊以上の世代の「眠っている資産」の価値を減らし
社会へ還元しようという意味合いが強いものです。
しかしそうであればあるほど年寄りは財布のひもを
閉めますね。
こんな国、こんな若者が信用できるとは思えない。
できるだけ防衛しなければ。
なにしろ自分やカミサンが幾つ迄生きるか分からない。
60なのか80か、それとも100まで生きるか、
ン十年もの開きがあるのですから、いくら貯金があっても
足りそうもありません。
大きな病気になるかもしれませんし介護を長期間受ける
かもしれないのです。
インフレで資産が目減りすることが分かっていても
おいそれとは使えませんね。
2010年現在で65歳以上の人口が国の23%
来年には昭和24年生まれが65歳になりますから
確実に人口の四分の一は高齢者です。
3%税が上がれば出費を10%減らすでしょう。
増税の効果がでるどころか・・かもしれません。
(現在高齢者世帯で平均20万円の支出ですから
多少の税収増になるのかなあ)
○
自分たちで苦労して得た資産を死後次世代へ相続させるのも
アホくさいですね。
「早く死ね」とばかり大事にされないのだもの。
海外への資産流出も増えるのではないですかね。
国内で支出すれば若者に金が回りますから。
相続もアフリカのどこかへ寄付しちゃうか。
そんな高齢者ばかりでもないでしょうが、若者よ
あまり相続に期待しない方がよろしい。
インフレでどんどん目減りするのですから。
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