空を飛ぶ

2009-02-08 12:11:56 | 塾あれこれ
鳥インフルエンザとかサルモネラ菌の中毒とか
何かとブッソウな話題の多い鳥たちですが
見る分には素適ですね。
大空を飛べるのはうらやましい限りです。

鳥かごはいけません。野鳥に限ります。
近くで見ると顔もキツイし。
(飼っている人、ごめんなさい)

以前、とある女性が鳥は嫌いだと言われました。
何より目が嫌い、クチバシも鋭いし、
恐竜とか爬虫類をイメージさせるから。
近年になって鳥は恐竜の子孫と言われるのですが
嫌いな人は直感で言い当てていたのです。

でも見ようによっては小さな黒い目は可愛いもの
です。

先日公園で、ヒヨドリが人の手が届くほどの枝に
とまり、びーと啼いていました。
口を大きく開けて何か言いたげにビー。

冬ですから余り逃げません。
私が前を歩いても、びーびー。
小さな瞳が、歩いてる私を「横目で」追っています。
まるで犬と同じ。

ふふん、ヒヨドリですら結構可愛い。
(ただし本当に目で追っていたか?それは・・)

いや、鴉だって愛想があります。
大都会では人間などとバトルが厳しいからすっかり
悪者でしょうがこの辺りではノンビリとしています。

ほぼ馴染みになってきた個体もいますよ。
(カラスの目は「意思」がありありと漲っています)


大昔から世界中の人があこがれた鳥たち。

村から出ることなく生涯を終える人も大勢いた時代に
見る間に山の向こうへ飛んで行ける鳥は自由の象徴で
あったに違いありません。

日本では水辺の鳥に人気があるようです。

絵画でも、水墨画、狩野派、琳派などなど。
文学では登場しない方が少ないでしょう、特に昔は。

工芸その他でも様々に愛でられています。

水辺ですから鳥を観察しやすいし、向こうも比較的
警戒心を持たないですむようです。

空も水も行けるなんて素晴らしい鳥たち。


渡り鳥、旅がらす、など演歌にまで登場します。
日本文化になじみが深い証拠です。

「はばたく」・・ステキな言葉ですね。


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