猫も食わない

2015-09-29 10:30:03 | 食べる
祖父母の家に住んでたのが小3,4です。
父母と離れていました。

昔の家ですから開放的です。
対ネズミ用に飼われていた猫も出入り自由。
賢いネコでした。真っ白でね。

何でも捕まえて食ってたようです。
それくらいじゃないとネズミ用になりません。

秋になると家の中でコウロギが鳴いていました。
それを捕まえるのです。

ところがこれは食わない。
よほど不味いのかもしれません。

捕まえては遊んでいます。

そのコオロギたるや、鳴き声と似ても似つかぬ姿
怖いというか、気持ち悪いと言うか、

「そんなもの食わないで、トクも偉い」
(トクという名前でした)


大人になり就職したてのころです。

会社の先輩が長野からのお土産でイナゴを
下さいました。
箱にびっしり。

それを見たときにコオロギを思い出しましたね。
トクに習わなくても食えませんでした。

ただの「慣れ」なんでしょうけれども手が出ません。


日本人は豚の頭が苦手、西洋人は魚の目玉が苦手。

海老だって蟹だって、私が慣れているだけで、ジツは
怖いご面相。
ナマコだって一匹貰ったらどうします・・?

しかし、命ある物を食べるのが動物の宿命ですね。

カリカリしか食べない我家の娘は偉い!!


何て事を言いながら、魚も海老もアタマがついてなきゃ
買わない私です。
ヘンですねえ。


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