たまには塾の話。
算数などで特にはっきりと現れますが
完璧に出来ているのに実は何も分かっていない
ということを、案外と多く見かけます。
式は?・・・・・正しい
説明させると・・完璧にできる
外から見れば文句のつけ様がない、
ところが実は分かっていない。
この場合生徒本人も「分かっているつもり」ですから
扱いが難しいのです。
説明もできて、式もきちんと書けて、答えがマル
これで文句はないだろ、ってね。
○
多くの生徒は、そのときに分かっていなくても
いずれ分かるようになりますから問題はありません。
途中、テストの点が伸びないおそれは大ですが
長いスパンでみれば人間としては大丈夫です。
ん~、例えば十進法の意味が分からなくても使えれば
良いし、六十進法や二進法との違いが認識できれば
それでもう大丈夫でしょうから。
割合だって、きちんと分かる方がすごい。
○
ところが、いずれ分かるであろうと希望的観測をして
放っておいたら、途中で混乱が大きくなり
投げ出してしまう生徒が出てくる場合があります。
そこまでいかなくても、入試勉強などで「分からない!」と
挑戦を諦めてしまったりします。
そうならないように、本当に分かっているかをチェックし
必要があれば手をうつ仕事が塾の役目。
注意していれば「これはリスクが高い」と分かってきます。
簡単には、応用問題をやらせれば、分かっていないことが
明白にチェックできます。
(これも、根本が分かっていないのか、枝葉なのか
気をつける必要はありますね)
とはいえ常に難しい応用題を分かってるか、と与え続けるのも
現実的ではありません。
強くない子は参ってしまいます。
場合によっては、分かっていなくてもOKを出して次へと言う
加減も必要ですね。
あとあとフォローしなければなりませんが。
○
さて、では「実は分かろうとしない」子をどのように
成長してもらうか。
どこかに「マルになればそれでいいや」という気持ちがあります。
どうすれば「分かる」レベルになるのか。
少なくとも(分かっていないと自己認識)でき
「それではいけないんだ、なんとかしなきゃ」となるか。
難しいんですよね。
一つ言えるのは、大概、長いスパンを必要とする、と
いうことです。
一律に(ナニナニ方式で解決)ともいかないでしょう。
個別が有効な方式になりますね。
本人の成長を見ながら気長にアプローチします。
急いで付け加えますが全国チェーンで形式だけが個別
アルバイトが教えまくるってのでは難しいハズです。
○
ご家庭で保護者や兄弟が教えるときに、長いスパンで
フォローできるかということが一番不安です。
教えた、出来た、・・・しばらくして
「あれ、この前出来たのに。もう忘れてる」と
また教えて済ます。
忘れてるんじゃなくハナから分かっていなかった・・・
それを繰り返すと「この子は苦手みたい」
そうではなくて、あなたが苦手にした。。。
算数などで特にはっきりと現れますが
完璧に出来ているのに実は何も分かっていない
ということを、案外と多く見かけます。
式は?・・・・・正しい
説明させると・・完璧にできる
外から見れば文句のつけ様がない、
ところが実は分かっていない。
この場合生徒本人も「分かっているつもり」ですから
扱いが難しいのです。
説明もできて、式もきちんと書けて、答えがマル
これで文句はないだろ、ってね。
○
多くの生徒は、そのときに分かっていなくても
いずれ分かるようになりますから問題はありません。
途中、テストの点が伸びないおそれは大ですが
長いスパンでみれば人間としては大丈夫です。
ん~、例えば十進法の意味が分からなくても使えれば
良いし、六十進法や二進法との違いが認識できれば
それでもう大丈夫でしょうから。
割合だって、きちんと分かる方がすごい。
○
ところが、いずれ分かるであろうと希望的観測をして
放っておいたら、途中で混乱が大きくなり
投げ出してしまう生徒が出てくる場合があります。
そこまでいかなくても、入試勉強などで「分からない!」と
挑戦を諦めてしまったりします。
そうならないように、本当に分かっているかをチェックし
必要があれば手をうつ仕事が塾の役目。
注意していれば「これはリスクが高い」と分かってきます。
簡単には、応用問題をやらせれば、分かっていないことが
明白にチェックできます。
(これも、根本が分かっていないのか、枝葉なのか
気をつける必要はありますね)
とはいえ常に難しい応用題を分かってるか、と与え続けるのも
現実的ではありません。
強くない子は参ってしまいます。
場合によっては、分かっていなくてもOKを出して次へと言う
加減も必要ですね。
あとあとフォローしなければなりませんが。
○
さて、では「実は分かろうとしない」子をどのように
成長してもらうか。
どこかに「マルになればそれでいいや」という気持ちがあります。
どうすれば「分かる」レベルになるのか。
少なくとも(分かっていないと自己認識)でき
「それではいけないんだ、なんとかしなきゃ」となるか。
難しいんですよね。
一つ言えるのは、大概、長いスパンを必要とする、と
いうことです。
一律に(ナニナニ方式で解決)ともいかないでしょう。
個別が有効な方式になりますね。
本人の成長を見ながら気長にアプローチします。
急いで付け加えますが全国チェーンで形式だけが個別
アルバイトが教えまくるってのでは難しいハズです。
○
ご家庭で保護者や兄弟が教えるときに、長いスパンで
フォローできるかということが一番不安です。
教えた、出来た、・・・しばらくして
「あれ、この前出来たのに。もう忘れてる」と
また教えて済ます。
忘れてるんじゃなくハナから分かっていなかった・・・
それを繰り返すと「この子は苦手みたい」
そうではなくて、あなたが苦手にした。。。
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