夜道ゴキブリ

夜ＪＲ駅の近くを歩くことがありました。
自宅で仕事をするようになり夜の外出が減りました。
久しぶりで却って新鮮な感じです。

駅近くのにぎやかな地域では路面もある程度明るく
私のような目でも異物を見分けることができます。
歩いて眺めるだけだからおよその話ですがね。

体型と動きからゴキブリはわかり易いですね。
おっ、とか思ってしまいます。

ザムザ氏だったらいけないので退治しないで
こちらが遠回りして逃げます。

食料も豊富で暖かいしゴキちゃんには天国かも
しれないけれど晩年駅近くの路上をふらふら・・
どこかのオジサンみたいです。

かれらも大きな生命体の分身だと考えれば
一個一個の死は新陳代謝の一部かもしれません。

駅近くには高層マンションも多い。
一軒に十匹いるかなあ、なんて思いビル全体の
生息数を計算します。
気づかないだけで案外多くいるかもしれません。
いるところにはいらっしゃいますからねえ。

外から入ってくることもあるので完璧なシャット
アウトは無理ですしね。

一目でとらえる空間でン万匹・・

あちらは数億年前から地球に生きるベテラン。
ホモサピエンスがアフリカを出発して200万年と
思えば頭が上がりませんよね。

若い頃、ボロアパートに住んでいてたまにゴキが
FLYING IN
このときも頭が上がらなかった・・ちがう？

一度我が家の娘共に対面させたいですね。
跳んで逃げるでしょう。

季重なりを
『ゴキブリのチドリ足なる夜の秋』

（昨日の話、明日続きを書きます）