連続テロ

2015-01-24 17:47:32 | 塾あれこれ
フランスの連続テロ、日本では世論のスタンスがほぼ見えてきました。

言論の自由は認めよう、
ただし無制限の自由ではなく、限度があるかもしれない。
どこでその線を引くかは個人の感覚。

以上のようですかね。

「肖像画は下品だ」「いや、あれなら許される」

まとめればこんなところでしょうか。
最後は人のハートの問題、もしくは条件の差

日本に関係する風刺画なら反応が違うかもしれません。


キリスト教VSイスラム教の部分は、日本は「部外者」

少なくともそれで戦ったことがないので、分からない。

また、異文化交流も欧州ほどさかんでないので
ピンとこない面もありそうです。

異文化排斥も人間のサガみたいなところがあります。


日本でもっとも異論が無いのが
「テロはいけない」

一人の人間の感性として当然すぎることです。

ただあえて思考はしておくべきでしょう。

「なぜ、テロはいけないのか」

たとえば第二次大戦中のヒトラー暗殺計画
この「テロ」はどうでしょう。

多くの人間を苦しめる、強大な権力の暴走。
これを止めるには弱小勢力は至難の技。

テロがもっとも可能性があったのではないですか。
(現実には失敗したけれど)

翻って現代のイスラム過激主義
「強大かつ極悪の米帝国には正面からでは負けます。
 ならばヒトラーを狙うようにテロも許される」

彼らがこう思いこんでいたらどう論破できます?

「おれはテロは好まない」では説得できません。


私だって無理な話です。
ただ人道的な感覚のほかに「テロは成功しない」
ということぐらいでしょうか。

力対力の戦いになった時はテロ側は負けます。
負けそうだからテロに走るのですからね。

一般人もテロを感覚として否定します。
強大な悪の政権は、時間が掛かるけれど
民主主義的な交代がもっとも正しい方法です。

「急がば回れ」


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