『あさが来た』

久しぶり、朝ドラに真面目なものが
登場してきました。

子役が済んだら終わりか、と思っていたのが
どっこい、なかなか見せてくれます。

役者も良いし、ホン、演出・・まずまず出来が良いようで
世間の評判も鰻上りのようですね。

私は全部を見るまでには、いっていません。
三分の一、見るくらいですかね。
ほとんど見ないで済ませていた朝ドラで
これでも面白いと思っている証拠です。

新聞ばかり見ていたのでは話が分からない・・
よく出来ている朝ドラということでしょう。

○
演出の話ですが
奥の座敷で家族が話などをしているとき
画面の向こうに中庭が見えます。
そのもう一つ画面奥が通りに面した店の間、
そこで雇われ人が働いているのが小さく見えます。

筋と直接関係が無いこんな細かいところまで、
というのは良い演出である証拠でしょう。

○
けれども、朝ドラってのは雑になる処があり
今一つ惹きつけない場合があります。

落ちぶれて農家に拾ってもらっている義母が
爪にマニキュアをしてたらいけませんよね。

ベテラン女優さんなんだから、自分で気づかないと。
○
その息子が人生を破壊すべく賭場に入り浸り
ぼろぼろになっていました。

その人の服の襟が小奇麗、それはないでしょ。

カットが変わって、本来のよれよれの姿になってました。
これも大俳優の息子にしっかりとしてもらいたいね。

○
じいっと見て、あらさがしをすればまだまだあるでしょう。

ただね、朝ドラって長い時間の撮影だから仕方がない
のかもしれません。
大河の２倍、放映しなけりゃならないって、すごい。

誉めてるんだか何だか、分からなくなりそうです。
続きは、また。